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クラシック・ジャズ・ポップスそして演歌へHEALING MUSIC

2012年07月06日 09時21分59秒 | 日記
物心がついたころノイズがひどいラジオから流れるクラシック曲を、
ラジオに耳を当てて聞いていた。東京からのAM電波は気まぐれでフェー
ディングが頻繁に起こって、ノイズなのか、音楽なのか、どちらを聞
いているのかわからないくらいだった。中学校の先生から空には電
離層というものがあって、丸い地球でも直進する電波が遠くまで届
くのは、電波が電離層と地球の間を反射しながら、遠くまで届くの
で、電離層の状態で、強くなったり弱くなったりするということを、
教えてくれたことを未だに妙に覚えている。
こうして熱中して聞いていたクラシックは、社会人になってからは、
膨大なレコードコレクションへと突き進んでいく、お気に入りはジ
ョージ・セルのクリーブランドオーケストラだった。小さな町のオ
ーケストラを世界的に有名にし大指揮者で、透明感のある音が魅力
だった。個人的には若くして売出し中だったアンドレ・ワッツが好
きで、カンパネラ、超絶技巧ソナタなどを聴きながら、人間業とは
思えない演奏技巧に感動していた。

そしてジャズへ移っていく。当時最初に手に入れたジャズのレコー
ドはモダンジャズカルテットだった。マイルス・デイビス、ジョン
・コルトレーン、ハービーマンもよく聞いた。そして極めつけは、
ディヴ・ブルーベックのテイクファイブがお気に入りだった。4分5
拍子の変わった拍子だが、それがあまり意識されないほどの名演奏
ではなかったか。ジャズは楽器のセンスがもろに出る。技量も個性
も演奏家の人間性がストレートなところが好きである。直截的な音
楽がジャズの最大の魅力だった。

ロック、ポップス、ニューミュージックなど、いわゆるイージーリ
スニング的な、情緒的であったり、明るく元気な音楽が出現してく
る。よく聞いたというより、よく耳に入ってきたというのが正直な
ところである。好きも嫌いもなく、すなおに心の琴線を奏でる曲も
たくさん生まれた。たくさんの音楽がある。それはジャンルと分類
されるが、私には解せないことのように最近は思う。何が好きとい
われ、ポップスと答える。だが、ポップス以外はどうなの?やはり
違ったジャンルの曲も好きなものがあるはず。今は音楽のカテゴリ
ーごまんとある。上げたらきりがなく、また、分類に意味はないと
思う。好きな音楽、曲がある、それでよいと考えるようになった。
歳を重ねた今は演歌をよく聞く。好きといううより、体になじむ。
日本人の心とまではは言わないが、あ、やっと歳をとり体になじむ
音楽が面白いと思うようになった。年齢とともに人の好みは変わる
ものだと思う。好きな曲を素直に聞きたいと最近は思うだけである。

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コメント
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