智慧の世界を照らしだそう

今日は久しぶりの休日、家の所用を済ませて、近くのお寺さんに散策、庭園には梅がちらほら咲き始めています、心地よい日差しの中のんびり過ごして明日への英気を養いました。
大雪で大変な思いをされている日本海側の皆さんには信じられないことでしょう、つめたい冬を耐えて待つ春は楽しい、この鞍馬の日めくりの言葉を何度も書いてしまいます。

本殿で灯明をさせていただきながら、礼拝をして智慧という世界を考えてみました。

私のブログによく登場していただく岩槻大師弥勒密寺の上村先生は一口法話の中で智慧の話をされています。
六波羅蜜と六種供はほとけさまと一つになる大切な歩みです。
布施（水）持戒（塗香）忍辱（花）精進（供養）そして智慧（灯明）この六つ、一つでもいいから実践したものです。
私の愛読する「生きているっていいな」の著書で智慧についてこのように書かれていました。

白いからだを　燃やし続け　闇を照らす　智慧のあかり　ローソク　真実の道を　さし示して　くれる灯明　見つめてごらん
あったかな　あかり　み佛さまの智慧を　私たちの　心にともし　無知の暗（やみ）を照らす
あなたがいると　どうしてこんなにあかるい　あなたがいると　どうしてこんなにうれしい　　
あなたがいることに　よって　しみじみ　幸せを知る　そんな人に　みんなでなろう

皆さんとともに智慧の世界を照らしだせる存在となれるよう日々精進して参りましょう。