【判決】緊縛強盗野田 彪凱（桜区）

平成３０年（わ）第９８５号

野田 彪凱（２０）　

住居侵入、強盗

【判決】
懲役４年、未決勾留日数のうち２０日をその刑に算入

【事件をざっくりと】
幼馴染のヤクザ者に誘われて「桜区の標的」に少年院時代のネットワークを通じ声を掛けて集めた共犯者（鈴 賢介、ホール 大雅 レオンほかと）と鯖威張るナイフやバールで武装して強盗に入り、風呂上がりでバスタオル一丁の被害者奥さんを含む家人を縛り上げ１５００万円を強奪しました

犯行時〜逮捕時に被告人は未成年でしたが、強取金のうち１割程を分け前として受け取っていることや、先述の平の共犯者を手配していることなどから本件実行犯５名のなかでは比較的上位の立場と言えると思われます
ですから、「犯行グループ内で従属的立場だから…」という定番の言い訳は困難だと思われます

被告人が手配した「従属的立場の共犯者」である、鈴やホールは既に成人でしたが、自分だけは未成年だから…と責任逃れ出来ると思ったのでしょうか、姑息な魂胆が透け見える様です
しかし、先の平戦闘員二名は被告人と比べて大幅に少ない一人あたり３０万円の分け前で犯行に加担したにも関わらず、被告人鈴は既に被害者に自身の受け取った分け前の１０倍の３００万円を支払い、示談の努力をしていますが、被告人は２〜３週間で分け前の１５０万円をキャバクラなどの遊興費で全額使い切ってしまい、被害弁償はおろか自身の分け前分の返還の目処も立たない様です
どのみち判決の結果、４年間は被害弁償の目処は立たない模様です

【被害者】
被害者は自身が何故、被告人等の標的になったのか不安感を拭い切れない様ですが、Facebook上の仮想通貨に関する書き込みを被告人の周辺者が金回りの良い人物と判断したと思われますが、どうでしょう