こんにちは。
先日米アカデミー賞のノミネート作品が発表されましたね。
昨年日本でも大ヒットとなった『トップガンマーヴェリック』や、
公開からおよそ一か月で世界興行収入が20億ドルを突破している
『アバター ウェイ・オブ・ウォーター』など、今年も多くの作品が
ノミネートされているようですが、なんといっても注目は歌曲賞(主題歌賞)に
ノミネートされた『RRR』ではないでしょうか!
『RRR』、すでにご存じの方も多いとは思いますが、
昨年公開されたS・S・ラージャマウリ監督によるインドの映画で、
同国で実在した独立運動の指導者2人を主人公としたフィクションの物語となっています。
今回ノミネートされた楽曲「NAATU NAATU(ナートゥ・ナートゥ)」は劇中に登場する
ダンスナンバーで、2人の激しくも息の合ったダンスが話題を呼び、映画のワンシーンを
そのまま使用したミュージックビデオのテルグ語バージョンはyoutubeで1億再生を突破。
今年に入ってからもその勢いは止まず、
今月10日に発表された米ゴールデングローブ賞でも楽曲賞を受賞しています。
映画自体は約3時間という長さもあって万人におすすめ!とまでは言えないのですが、
まずはミュージックビデオを見て"ナートゥをご存じに"なったうえで、興味が沸いた方は
是非とも一度劇場で体験してほしいなと思います。
さて、インドといえば先日、
昨年末時点で人口が中国を抜いて世界一となった可能性が高いとの報道がありましたね。
インドは人口の半分が30歳未満であるため、世界で最も急成長を遂げる大国に
なっていくと見込まれており、国際通貨基金(IMF)の世界経済見通しによると、
2027年にはGDPで日本を抜いて世界3位になると言われています。
金市場においては昔から、インドと中国の宝飾品需要が金全体の需要の多くを占めており、
その2国の経済状況は価格に影響を与えやすいと教科書的に言われています。
数十年前と比べて金を取り巻く環境は複雑化しているためそう単純な話ではありませんが、
長期的な視点でみると今後同国の存在感はより増していくかもしれませんね。
本日はOがお届けいたしました。
それではまた。