こんにちは!
明日で11月の取引は終わり。
来週からは12月師走入りですね!
あっという間に2025年を迎えそうです。
何かと忙しくなる時期ですので、お身体に気を付けてお過ごしくださいませ。
さて、国内金先物相場の話です。
本日28日付の取引では、先物10月限の終値が12913円となり前日比90円安と
大幅下落しました。4日続落で一時は25日高値から700円超の下落となるなど、
ここ最近の波乱相場が継続中との印象です。
最近までの金相場は、欧米など主要各国でのインフレ鈍化によって、金利引
き下げ観測が根強いため、金利を生まない金にとっては保有・投資ともに妙味
が増すとの見方や、中東やウクライナなど地政学リスクの長期化を警戒して
安全資産としての金需要が高まったことが先高期待を強め、10月31日には
13819円の史上最高値を付けました。
因みに10月1日の安値は12112円でしたので、10月だけで最大1700円超の急騰
相場となった格好です。
ところが、今月に入ると米大統領選でトランプ氏が制したことで、市場ではトラ
ンプ氏が掲げる関税や減税政策によりインフレが再加速すると、結果的にFRBの
利下げペースが鈍化する、或いは利下げは停止されるとの思惑から、一時1000円
超急落したかと思えば、ロシアとウクライナの戦闘激化懸念から800円超の急反発
で高値更新へ向かうかと思わせておいて、一転して700円超急反落するという
大波乱の様相です。
一日の変動幅が100円や200円は日常茶飯事となりつつある印象です。
足元では、米国とフランスが仲介し、イスラエルとヒズボラはレバノンで60日間の
一時停戦に入ったほか、米仏は今回の合意を恒久停戦につなげたい考えを示してい
るだけに、中東情勢の緊張が和らいだとして安全資産の金が売られた模様です。
また、ドル円相場がドル安円高へ進行したことも国内金価格の下押し圧力となった
ようです。
本日の米金融市場は感謝祭に伴い休場となるため、既に休暇入りしている市場参加
者も多く、流動性は低下していたとされる中で、大統領選以降に膨らんだドルの買い
持ちの解消に伴う円買い・ドル売りが活発化したようです。
また、昨夜の米経済指標では、耐久財受注は予想を下回り、失業保険申請件数は
ほぼ予想の範囲となった一方で、GDPは個人消費が下方修正されたものの全体的には
概ね米経済は堅調であると示したほか、PCEデフレータはコア指数ともに前年比が
前回から加速するなどインフレ鈍化の停滞が示唆され強弱まちまち。
そのため、市場では来月のFRBによる利下げ観測を大きく後退させるほどではない
との見方もドル売り要因となった印象もあります。
とはいえ、ドル円相場は26日までは154円台でしたが、本日には一時150円台半ば
まで大幅に円高進行したものの、既に米感謝祭休暇に入ったため、その前に活発化
したドルの買い持ち解消は一巡したとの見方もできるかもしれません。
そう考えると、再び買い戻しから反発へ転じる可能性もありますが、感謝祭休暇で
も弱地合いが継続する可能性も否定できず、予断を許さない状況かもしれません。
上にも下にも振れ幅が大きくなっているだけに、金相場の行方は悩ましいと考えて
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