【北辰物産D-station】スタッフの声

北辰物産オンライントレードスタッフによるブログ。取引画面の便利な利用方法の紹介など様々な角度から情報発信致します。

原油高いつまで続く!?

2021-11-05 18:41:12 | お知らせ
商品先物取引のリスクについて

こんばんは。

すっかり寒くなってきましたね。
取り敢えずスーツは夏物から冬物へチェンジしましたが、
そろそろコートも必要かと考える今日この頃です。

ようやく新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着きを
見せており、11月4日の全国の新規感染者数は158名
(前週同曜日比-116名)、東京都の感染者数は14名
まで減少しております。

新型コロナワクチンの接種状況で2回目を終えた方が
約72.8%となっている事も感染者数減少の大きな要因と
なっているようです。

ただ、これから冬本番を迎えます。また。10月25日から
行動制限も大幅に緩和されており、油断するとあっと
いう間に感染再拡大となり兼ねないので、個人個人が
最大限感染しない、させないという強い意識を持った
生活行動をとらなければならないと思います。

さて、感染拡大の落ち着きとともに、世界経済の正常化
が進んでおります。

それに伴い、天然ガスや石炭などのエネルギー物資が
高騰し、代替商品として原油が買われております。

世界の指標価格となっているWTI原油は、コロナショック
などの影響により、昨年の4月に前代未聞のマイナス価格を
示現しました。

その後、米国の感染対策や金融緩和策などにより、原油
価格も反発に転じておりましたが、今年の8月終盤から
上げ足を早めて10/25には85ドル台に突入。

なんと7年ぶりの高値水準まで駆け上がりました。

11/4には主要産油国で構成されるOPECプラスの閣僚級
会合が開催され、米国や日本など消費国の増産要請にも
拘わらず増産幅の拡大は見送られました。

ただ、これまでの急ピッチの上昇もあってWTI原油は現在、
利食い売りなどに押され調整局面となっております。

しかし、このあと冬場を迎え、ヒーティングオイルの需要
が高まる時期でもあるため、このまま世界経済の正常化が
進む中、OPECプラスからの供給が現状の緩やかな増加に
とどまれば、原油価格は一段と値上がりする可能性があり
ます。

原油は、ガソリンや灯油など燃料のほか、生活の様々な分野
において直接的或いは間接的に関りが深いため、原油価格の
高騰は家計を直撃する可能性が高く、原油供給のほとんどを
海外からの輸入に依存している日本にとっては非常に頭の痛い
問題となります。

年末に向けての原油価格の動向。投資家以外の方にとっても
注目度は高そうです。

それではまた・・・。K

【キャンペーン情報】








この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2色でできたすごいやつ | トップ | 財務省が金129トン保有し、た... »
最新の画像もっと見る