【北辰物産D-station】スタッフの声

北辰物産オンライントレードスタッフによるブログ。取引画面の便利な利用方法の紹介など様々な角度から情報発信致します。

金地金と消費税率

2017-09-21 23:03:37 | Weblog

商品先物取引のリスクについて


今日は全国的にも秋晴れで気持ちのいい天気の所が多かったようです。
最高気温も東京では28度まで上がり昼間は夏の様な日差しがまだ残っておりますが、
朝夕は秋の涼しさを感じる季節になっております。

日本一の山、富士山では早くも冬の準備に入っているようでして、
昨日は6月以来、およそ三カ月ぶりに一日を通して氷点下の気温となり、
8月6日に今年一番の最高気温16.5度から日ごとに気温が下がっていき、
この秋一番の低い最高気温となったそうです。

富士山の初冠雪は平年は9月末ということですので、
もうじき初冠雪の観測も聞かれるのではないでしょうか。
標高の高い山では、秋を過ぎて一足先に氷と雪の季節が近づいているようです。


さて、今月に入り一時4700円を超えて騰勢を強めている金ですが、
本日は金に纏わる少し気になるお話を。。

実は、2014年に消費税が8%に引き上げられたことをきっかけに
年々、金地金の密輸事件が急増しているのだそうです。

消費増税以後、平成27事務年度(2015年7-16年6月)の地金による
脱税額は前事務年度に比べて約2.6倍のおよそ6億円強と過去最高を記録したとのことで、
経済産業省や警察庁、財務省が地金業者などに水際の対策を呼びかけているようです。

金地金の売買は、実際に売買されたことのある方は勿論、
商品先物取引で現物の受渡しをされた経験がある方などもお分かりかもしれませんが、
買い付ける際は消費税分を支払い、逆に売り付ける際は消費税分を受け取ることが出来ます。

ですので、海外で税金が掛からずに購入した金地金を日本国内で売却した場合、
消費税分が利益になるという計算になります。

1キロ470万円としても消費税で376,000円になる訳ですから、
結構な金額になる為、そこを狙われているみたいですね。
実際、密輸の仕出し地の割合では、消費税の課税がない香港からの地金が
実に46%と最大となったそうです。

日本国内では5%から8%に消費税が引き上げられた際に、
全国的にも5%時に地金が駆け込み的に買われ、増税後に売却が増えた話を
耳にしております。
金の相場に与える影響は微々たるものかもしれませんが、
今後、8%から10%へと増税される際にも、
金地金市場では同じような動向が見られるかもしれませんね。

それでは、また。


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