10ヶ月後

2017-07-31 08:28:24 | だって私は涼風真世が好き
男爵夫人が動いてるっ(感動

2018年版「モーツァルト!」のPVが公開されましたん。



瞳に光が入った瞬間をキャッチ

ばっさーーーーー!(マントの達人

涼風男爵夫人の星金のドレス、これだったよねー♪ 素晴らしく似合ってたよねー♪

でも、ウィーンでは新演出版が発表されたということで、来年はどうなるんですかね。
向こうの映像だとヴァルトシュテッテンの衣装も随分と違うテイストになってたけども。

それとヴォルフガングもこのままダブルでいくのかな。
もう一人、隠し球とかいないの?
いっそ未経験でもいいから、ありえない声を持った人が入ったら楽しいと思うんだけど。
当時のウィーンの人がモーツァルトの登場に驚いたように、帝劇で私も驚きたい。

とりあえず、通う準備はできてます。
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怪盗グルーのミニオン大脱走

2017-07-31 00:56:49 | 映画感想
「怪盗グルーのミニオン大脱走」


はー面白かった。和む。

主役はドルーです(断言
グルーの双子の弟ドルーの活躍がミニオンを食う勢い。

そして敵キャラ・ブラットの80年代推しが過ぎる(笑)
クライマックスの“Dance Fight”で飲んでたはずのアイスコーヒーが口から出てたよね。
80年代を経験したことのある人は、ブラットの場面は常に笑うことになるので注意して。

そして、アグネスのユニコーンLOVE。これが先人の言う「ぐうかわ」というものか。

今回はほんとにミニオンの出番が少なくてね。
メルの反抗だけなんだよね、要素が。
予告では刑務所の中が中心みたいになってるけど、実際5分ぐらいじゃなかった?

それでもやっぱり面白い。
グルーがどんどん善人になってるけど(笑)

朝焼けさんがNY留学中のため一緒に見られなかったのが残念だなあ・・・

ちなみに、ミニオンは常に字幕派です。吹き替え版がなんかしっくりこなくて。
それに、グルーのお母さん役は天下のジュリー・アンドリュース様ですから。

公式サイト


【声の出演】
グルー:スティーヴ・カレル
ドルー:スティーヴ・カレル
ルーシー:クリステン・ウィグ
アグネス:ネヴ・シャレル
マーゴ:ミランダ・コスグローヴ
イディス:デイナ・ゲイアー
グルーの母:ジュリー・アンドリュース
バルタザール・ブラット:トレイ・パーカー
ヴァレリー:ジェニー・スレイト
ミニオンズ:ピエール・コフィン
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七月大歌舞伎〔昼〕 7/21

2017-07-30 23:48:48 | 歌舞伎事
「七月大歌舞伎」 7/21(金) 昼の部 at歌舞伎座


時代は移り変わるもの。できることなら新しい約束事を受け入れてほしい。ご老人の方々。

分かる。昔は歌舞伎の客席は食べたり飲んだり喋ったり自由に過ごしてよかったんでしょ?
でも今は違うと思うの。上演中のお話し声は周りのお客様のご迷惑になりますので。

とりあえずこの日の私が言いたかったのは、
ご老人方がうるさすぎて舞台に集中できねえんだわ!ってことです。

好きな役者が出てきて「キャッ」みたいなのはいいし、「素敵」とか「いいわぁ」とか
そういう心の黄色い声がうっかり漏れちゃった系は別にどうぞどうぞってなもんですよ。
でもさ、自分たちの近況とか、役者のプライベートとか、それ今話す必要あるの!?
喋るぐらいなら頼むから寝てくれと思えばイビキが始まるし、お友達がイビキかいてるのに
何で隣にいてフォローしてあげないんだろうと思って振り返ったら一列みんな寝てたとか。
それならいっそ昼の部が終わるまでずっと静かに寝ててほしかったんだけど、
連獅子の後シテの直前、鼓だけが聞こえる静寂の時間にバッグごそごそごそごそ・・・・・
扇子を探してたみたいだけど、自分がどれだけの音を立ててるか何で分からないんだろう。

一度、静かにしてもらえないかと声をかけたんだけど、その5秒後にお喋り再開で絶望。
1階の二等ってそんな席?魔窟?

という事情なので、まともな感想は特にないんだけど。

「矢の根」は面白かったです。お正月感全開。注)7月
毎回“馬貸せー!”で笑う。わがままか(笑)
装置も曽我五郎の拵えも、途中で大襷を締め直すのも含めて、ビジュアルが派手で楽しい。
現代の芝居でこういう色遣いを見せる舞台ってないよね。そこも面白いなって思いました。
古いものから新しい魅力を見つけ出すことを繰り返すのが伝統芸能の味わいの一つかなと。

成田屋の担当月に右團次さんが出て、そこに澤瀉屋の笑也さんが出るのが何かいいなあって。
一門とか名跡とかの細かいことは分かりませんけど、何かいいなあと思ったり。
でも、笑也さん一瞬すぎた・・・ほかの幕でも観たかった・・・

お馬さんの中の人たち、大根背負ってたはずなのに気付けば五郎。真夏にお疲れさまでした。

続いて、「加賀鳶」。
本来はこれを観たくてチケット取ったようなものです。
冒頭のツラネがかっこいい。中でも市蔵さんと秀調さんの口跡がよくて幕開きからわくわく。

だけど、このあとがちょっと・・・
隣や背後の私語攻撃のせいもあるんだけど、梅吉のセリフがよく聞こえなかったんだよね。
道玄の場に入ってからはさらに聞こえなくて、伊勢屋に移ってからようやくという感じ。
最後のだんまりもゆるゆる間延びした感じになってしまって、海老蔵さんの良いところを
あまり感じられなかったのがもったいないなと。

1階後方って声が届きにくい構造なのかな。だからちょっとだけ安いの?
こうして痛い思いをしながら新しい劇場の構造をお勉強させていただくわけですよね、観客は。

ともかく、加賀鳶で一番いいなと思ったのは実は中車さんであります。
ドラマに映画、カマキリ先生と本当に忙しいはずなのに、ちゃんと歌舞伎の人になってる!
という言い方も失礼かもしれないけど、それだけ日々お稽古を積まれてるってことですよね。

で、「連獅子」。
客席の大部分がこれ目当てで来てるんじゃないかと思うぐらいの熱気!
その熱気に当てられて、逆に私は冷静に見つめちゃいましたけど。

あの・・・巳之助さんのほうがうまいよね。(気を遣って極小フォント)

毛振りって腰で回さないといけないんじゃないんでしたっけ。
首で回す人に、腰で回す人がタイミング合わせなきゃいけないのって大変だと思う。

4月にシネマ歌舞伎で見たものが恋しい (´・ω・`)

聞きたいものがあまり聞こえず、聞きたくないものはよく聞こえる1階二等席。
よほどのことがない限り、もう座りたくないかも。


【配役】
「歌舞伎十八番の内 矢の根」
曽我五郎:右團次
大薩摩文太夫:九團次
馬士畑右衛門:弘太郎
曽我十郎:笑也

「盲長屋梅加賀鳶」
-本郷木戸前勢揃いより赤門捕物まで-
天神町梅吉/竹垣道玄:海老蔵
日蔭町松蔵:中車
春木町巳之助:右團次
魁勇次:男女蔵
虎屋竹五郎:亀鶴
昼ッ子尾之吉:巳之助
磐石石松:廣松
お朝:児太郎
数珠玉房吉:男寅
御守殿門次:九團次
道玄女房おせつ:笑三郎
金助町兼五郎:市蔵
妻恋音吉:権十郎
天狗杉松:秀調
伊勢屋与兵衛:家橘
御神輿弥太郎:團蔵
女按摩お兼:右之助改め齊入
雷五郎次:左團次

「連獅子」
狂言師右近後に親獅子の精:海老蔵
狂言師左近後に仔獅子の精:巳之助
僧蓮念:男女蔵
僧遍念:市蔵
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子午線の祀り 7/15

2017-07-28 02:20:29 | 舞台感想
「子午線の祀り」 7/15(土) at世田谷パブリックシアター


1時間50分+1時間45分って、我ながら忍耐強くなったなって感心しちゃいましたよね。
上演時間を聞いたときは逃げようかと思ったけど、見始めると意外と見れちゃうから不思議。

平家物語って中学校の国語の教科書以来でした。
いかに文章が美しいかを先生が力説していたことのほうが記憶に濃いという。(先生罪深い)
平家物語の群読が確かに気持ちいい。もともと語られて広まったものだからかな。

知盛を囲むように群読の声があって、その頭上の遥か遠くに子午線が走ってる。
群読ってまるでギリシャ悲劇のコロスや浄瑠璃に通じるものがある・・・よね?
せっかく高い学費を払ってもらったのに、その辺の授業をもっと真面目に聞いとくんだったわ。

天の意思が満ちているようなあの空間で、知盛も、何なら義経すら無力に見えた。

それは観客が平家の行く末と、義経の将来を分かっているからそう思うのかもしれないけど
名馬を敵陣のほうへやってしまう、たったそれだけの出来事から、すでに知盛の前には
壇ノ浦の結末まで一本道しかなかったんじゃないかと思わせる切なさがある。天の箱庭感。

人が昇り詰める昂揚感もいいけど、盛者必衰、頂点から転げ落ちる哀切も演劇には合うなあと。

弁慶の星さん、宗盛の河原崎さんなどなど、平氏源氏ともに良い役者さんで固めてた。
その中でも「民部でございます」(笑)
民部重能役の村田さんが大好きになってしまうの巻。
民部の物語がすごく面白かった。あれだけでも一本作れるよねってぐらい。

中央の3人についてよりも、周囲の人々の感想が先に来るのは何でなんだろう。

平家物語として残したのは人間だけど、そのすべてを見つめてきた“天の視点”でもって
壇ノ浦までの流れを見せるというのがおもしろかった。

ただ座ってるだけなんだけど、終演後の「はぁぁぁぁぁ終わったぁぁぁ」のぐったり感が破格。
お昼ごはんをちゃんと食べていったのに、お腹グーグーでしたよね。

舞台写真を残してくれる公式サイトは貴重。


【出演】
野村萬斎:新中納言知盛
成河:九郎判官義経
河原崎國太郎:大臣殿宗盛
今井朋彦:梶原平三景時
村田雄浩:阿波民部重能
若村麻由美:影身の内侍

佐々木梅治/観世葉子/小嶋尚樹/星 智也
月崎晴夫/金子あい/円地晶子/篠本賢一
内田潤一郎/時田光洋/松浦海之介/嵐 市太郎

岩崎正寛/浦野真介/駒井健介/西原康彰/神保良介
武田 桂/遠山悠介/三原玄也/森永友基
宇田川はるか/香織/田村彩絵/吉川依吹

【スタッフ】
作:木下順二
演出:野村萬斎
音楽:武満 徹
美術:松井るみ
照明:服部 基
音響:尾崎弘征
衣裳:半田悦子
ヘアメイクプラン:川口博史
演出助手:桐山知也
舞台監督:田中直明
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レ・ミゼラブル 7/11

2017-07-25 01:15:08 | 舞台感想
ミュージカル「レ・ミゼラブル」 7/11(火)夜の部 at帝国劇場


楽日が近いこともあったとは思うけど、たぶんそれ以上に吉原バルジャンには何か起きていた。
おそらくは数日前に亡くなった大切な方に捧げるというか、観てもらっていたんじゃないかと。
よく役者の体を役が乗っ取るかのような一瞬を目撃することはあるけど、この日の舞台はその逆で、
吉原さん自身がジャン・バルジャンという男の生き方を通して何かを叫ぶようだったなあと。
独白の場面、神父様の慈悲を受けて人生が変わる衝撃をほとんど雄たけびのように吐き出してた。
(以上、個人的に感じたというだけです)

海宝マリと唯月エポの組み合わせを一点狙いしてよかった。
今期この1回きりだけど、十分です。もう満足。

あまりキャストにこだわらず観ていきたい作品だけど(←特に新演出版に変わって以降は)
どうしても、この先どう変化していくのか気になる方って出てきてしまいますね。

この日のキャストで新しいCD出してくれないかな・・・


【キャスト】
ジャン・バルジャン:吉原光夫
ジャベール:川口竜也
ファンテーヌ:和音美桜
エポニーヌ:唯月ふうか
マリウス:海宝直人
コゼット:小南満佑子
テナルディエ:駒田 一
マダム・テナルディエ:鈴木ほのか
アンジョルラス:上原理生

ガブローシュ:大西統眞
リトルコゼット:鈴木陽菜
リトルエポニーヌ:井手柚花

司教:増原英也
工場長:伊藤俊彦
バマタボア:溝渕俊介
グランテール:菊地まさはる
フイイ:金子大介
コンブフェール:鎌田誠樹
クールフェラック:今井 学
ジョリ:川島大典
プルベール:若松渓太
レーグル:深堀景介
バベ:町田慎之介
ブリジョン:山崎一郎
クラクスー:石飛幸治
モンパルナス:田川景一
ファクトリーガール:森 加織
買入屋:廣野有紀
かつら屋:桑原麻希
マダム:柳本奈都子
女(宿屋の女房):三森千愛
女(カフェオーナーの妻):町屋美咲
女(病気の娼婦):石田佳名子
女(鳩):木南清香
女(あばずれ):灰野優子
女(若い娼婦):五條まりな
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シネマ歌舞伎「阿弖流為」

2017-07-23 20:54:42 | 歌舞伎事
シネマ歌舞伎「歌舞伎NEXT 阿弖流為」


悔しいぐらい面白かった!
我がホームである日比谷ミュージカル界もこのぐらいの“映像作品”を残してほしい(泣

脚本は面白いし、中村屋+染五郎さんの本気が凄まじいし、全員がキャラ立ってるし。
休憩挟んで185分。あっという間でした。

阿弖流為と田村麻呂が立場は違えど結局は同じものを守ろうとしてたことにグッとくる。
朝廷と蝦夷の戦い、朝廷の中、蝦夷の中、神殺し、帝という何か───大好物です。
運命の女として二人の男を東北へ導く立烏帽子(実は***)の存在もよかったなあ。

そして!なんといっても蛮甲ね!亀蔵さん!!すんげえかっこいい!!
まさかクマ子との絆があそこまでの名場面を生むとは・・・泣きそうだったよ・・・
今まで死体とかクサヤ(からのイルカ)とか、くせの強いお役をたくさん観てきたけど
現時点で蛮甲が頂点です。最後の殺陣なんて全身が痺れたよ。

彌十郎さんも萬次郎さんもさすがの貫禄。(御霊御前は女優さんだと思ってた人←)

新感線発のいのうえ歌舞伎がNEXTに進化する。面白いよね。矢印が往ったり来たり。
演劇のメディアMIX(カテゴリMIXか)はいつの世も必要なんだなーと改めて。

年明けにBlu-rayが出るらしいです。今まで出てなかったほうが驚きだけど。
NEXT第二弾の構想もすでにあるとのことなので、そのときは生で観たい! ※取れれば

公式サイト


【キャスト】
阿弖流為:市川染五郎
坂上田村麻呂利仁:中村勘九郎
立烏帽子/鈴鹿:中村七之助
阿毛斗:坂東新悟
飛連通:大谷廣太郎
翔連通:中村鶴松
佐渡馬黒縄:市村橘太郎
無碍随鏡:澤村宗之助
蛮甲:片岡亀蔵
御霊御前:市村萬次郎
藤原稀継:坂東彌十郎

【スタッフ】
作:中島かずき
演出:いのうえひでのり
美術:堀尾幸男
照明:原田 保
衣裳:堂本教子
音楽:岡崎 司
振付:尾上菊之丞
音響:井上哲司/山本能久
アクション監督:川原正嗣
立師:中村いてう
ヘアメイク:宮内宏明
舞台監督:芳谷 研
宣伝美術:河野真一
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六月大歌舞伎 〔昼〕 6/24

2017-07-19 01:56:36 | 歌舞伎事
「六月大歌舞伎」 6/24(土) 昼の部 at歌舞伎座


夜を観たら昼も観たくなるのが人情ってもんですよね。

個人的な事情により二幕目からinしました。
念願のめでたい焼も制覇。紅白の白玉が入ってかなりのボリューム。うまー。

「浮世風呂」、これ楽しかった!男振りのいい風呂屋の三助と、彼に恋するなめくじ。
───ってこの設定考えた人すごいな(笑) なめくじに好かれたら男も一人前だよね。←

種之助さんがまあ可憐。恋する乙女。注)なめくじ
ツトトトトって寄ってくるところとか、かわいくてキュンときたよね。注)なめくじ
猿之助さんの踊りも軽やかで、夜の部のお蔦さんとは全く違う明るい魅力。
3階席で観てたんですけど、幕見席は立ち見も出てすずなりの賑わいでした。

そして、これも観たかった「御所桜堀川夜討 弁慶上使」。
吉右衛門さんの弁慶。長谷川様!(違
髪型にも驚いたけど(行人包をしてるのが印象強くて元の毛量を知らないという)、
それ以上に迫力があったのが花道から登場するときの後ろ姿。西寄りの席だったので。
真っ黒な長袴で悠然と歩く、その後ろ姿だけで弁慶の強さが伝わってくるのがすごい。

肝心のあらすじは、“え、マジで?”な感じでしたけども(笑)
雀右衛門さんのおわさが難しそうなお役だなと。だけど、その分やりがいもありそう。
たった一度契った相手と17年ぶりに再会できたと思ったら、その人に娘を殺されて、
喜びと悲しみに交互に襲われ取り乱す・・・ナマの演劇だから面白い場面ですよね。
雀右衛門さんは夜の部では時姫と皐月を観たけど、このおわさが一番好きかも。

9月の秀山祭でまた吉右衛門さんが観たいなあ。

帰りに舞台写真も購入。

ほしい写真の番号を紙に書くなんて子供の頃以来で、何だかワクワクしたよね。

ちなみに買ったのは、にざ様2枚、吉右衛門さん1枚、巳之助さん1枚でした。
御所五郎蔵は足見えの1枚と、逢州さんとの1枚。我ながら趣味が一貫してるわ。


【配役】
「澤瀉十種の内 浮世風呂」
三助政吉:猿之助
なめくじ:種之助

「御所桜堀川夜討 弁慶上使」
武蔵坊弁慶:吉右衛門
侍従太郎:又五郎
卿の君/腰元しのぶ:米吉
花の井:高麗蔵
おわさ:雀右衛門
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六月大歌舞伎 〔夜〕 6/13

2017-07-18 08:18:37 | 歌舞伎事
「六月大歌舞伎」 6/13(火) 夜の部 at歌舞伎座


いつか通うときが来ると思ってたんです。いつかお金にも時間にも余裕ができて
大好きな三津五郎さんと勘三郎さんの舞台に通う日が来るって信じてたのに。

後伸ばしにしてはいけない趣味。それが観劇。

お二人が亡くなってから無意識に避けてましたよね。歌舞伎全体を。
だけど4月にシネマ歌舞伎で「らくだ/連獅子」を観て、今かなって。
今観られるものを観ておかなかったら、また後悔する日が来るかもしれないって。

というわけで早速出かけてきました。新しい歌舞伎座には初めて入ったなあ・・・

劇場に入った足でまっすぐ向かったのがここ。


危うく泣きそうになったので、売店を巡ったりイヤホンガイドを借りたり気を紛らせて
まずは最初の「鎌倉三代記」。

イヤホンガイドを借りておいてよかった(笑)
大坂冬の陣を鎌倉時代に置き換えて───聞いてなかったら絶対に分からない。
取っつきにくい話ではあるけど、長期離脱からのリハビリにはちょうどよかったなと。

そして!実は一番の目当てだった「曽我綉侠御所染」。

仁左衛門さんに会いたかったのです (/-\*)
最初の30秒ぐらいは花道と仮花道を交互に見てたんだけど、気付けば仮花凝視。
五郎蔵も半端ない色気だけど、子分たちまでいい男揃いで、気付けば仮花凝視。
血気逸る子分たちを押し止める目線がセクシーすぎる(震
土右衛門との扇の投げ振り「御返杯!」が凜々しすぎる(震
見得を切ったときに見える足まで美しすぎる(震
うっそ!ここで幕?続きが見たいんですけどー!までの75分、ひたすら震えましたよね。
あと、逢州さん(米吉丈)と五郎蔵の並びがもはや夢のような美しさでした。
にざ様・・・かっこいいが過ぎる・・・大奮発で3列目を取っておいてよかった・・・

完全に夢心地の中、最後は「一本刀土俵入」。

幸四郎さんが取的・・・いくつの役なんd(言うまい
とか幕開きすぐは思ってたくせに、お蔦さんとのやりとりでうっかり泣いたのは私です。
そして10年後の茂兵衛の恩返しにも、また胸がいっぱいになってしまいましたよね。
猿之助さんのお蔦、よかったなあ・・・女方のときのほうが好きかもしれない。
あと、歌六さんの儀十も鋭い迫力。渋かった。
たまにこういう人情物を見ると心のスポンジが水で満たされるみたいな感触がする。
ラ・マンチャ以来だった幸四郎さん、次は白鸚さんを襲名した時に観に行きたいです。

三作三様。御所五郎蔵を楽しみに行ったけど、それぞれ違った楽しみ方ができて満足♪

日比谷方面にしばらく用事がないので、その分を東銀座に回します。

多少お金が苦しくても観られるときに観る。それを鉄則に生きていこう。

時間だけは、どうやっても取り戻せないから。


【配役】
「鎌倉三代記 絹川村閑居の場」
佐々木高綱:幸四郎
時姫:雀右衛門
三浦之助義村:松也
阿波の局:吉弥
讃岐の局:宗之助
富田六郎:桂三
おくる:門之助
長門:秀太郎

「曽我綉侠御所染 御所五郎蔵」
御所五郎蔵:仁左衛門
傾城皐月:雀右衛門
子分 梶原平平:男女蔵
同 新貝荒蔵:歌昇
同 秩父重助:巳之助
同 二宮太郎次:種之助
同 畠山次郎三:吉之丞
花形屋吾助:松之助
傾城逢州:米吉
甲屋与五郎:歌六
星影土右衛門:左團次

「一本刀土俵入」
駒形茂兵衛:幸四郎
お蔦:猿之助
堀下根吉:松也
若船頭:巳之助
船戸の弥八:猿弥
酌婦お松:笑三郎
お君:市川右近
庄屋:寿猿
老船頭:錦吾
河岸山鬼一郎:桂三
清大工:由次郎
船印彫師辰三郎:松緑
波一里儀十:歌六
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歌舞伎鑑賞教室 毛抜 6/5

2017-07-18 02:08:14 | 歌舞伎事
歌舞伎鑑賞教室「歌舞伎十八番の内 毛抜」 6/5(月) 11時の部 at国立劇場


懐かしい・・・鑑賞教室。前に行ったのいつだっけ。随分前ということしか覚えてない。
今回隼人丈が担当した「歌舞伎のみかた」を、あの亀蔵さんがやってたんだよ。レア。

というわけで、その隼人先生。



遠目にも美形。

まさかの撮影タイムありで、花道まで出てきてくれて「はい撮ってくださーい」(笑)
感想を“#歌舞伎みたよ”で拡散せよと。なんという柔軟な発想。

劇場機構の紹介、殺陣の実演、小道具の説明、さらには毛振りまで披露する大盤振る舞い。
一つ一つに1階席から「おー」とか「わー」が聞こえて微笑ましかったです。
劇場に入るのも初めてという人、たぶんいっぱい居たよね。

鑑賞教室って痩せた土地に種を撒くことに似てる。
学生さんたちは授業の一環で強制的に連れてこられるわけだから、大半は途中陥落ですよ。
でも、その中には絶対に「歌舞伎って面白いんだ!」って目覚めてしまう若者がいるはず。
鑑賞教室はこれからもずっと続けてほしいな。「みかた」の新しい企画もね。
この金額で一幕物を観られるなら、一般客にとってもありがたいし。

さて、本編の「毛抜」。
お姫様の髪逆立ち事件といい、毛抜のくだりといい、おとぎ話のような分かりやすさ。
玄蕃を演じた彦三郎さんの堂々たる存在感と、親しみやすさを感じる錦之助さんの弾正。
私やっぱり「声」に相当こだわる体質みたい。いい声の役者に弱い。すぐお腹見せちゃう。

あと、秀太郎にちょっかいを出したくなる気持ちはよく分かる。きれいだもん。
みんな心の中で「ちょ!お父さん!自重しt」って思ってたんでしょ知ってる。

歌舞伎をナマで観ること自体がすごく久しぶりだったのもあって、
女方の所作一つ、花道での見得一つにも、むふむふしまくる楽しいひととき。

そして、ここを皮切りに数年ぶりの歌舞伎ライフが始まるのであった・・・


【配役】
粂寺弾正:錦之助
腰元巻絹:孝太郎
八剣玄蕃:彦三郎
小野春風:尾上右近
八剣数馬:廣太郎
秦秀太郎:隼人
錦の前:梅丸
忍びの者:八重之
小原万兵衛:橘三郎
秦民部:秀調
小野春道:友右衛門
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シネマ歌舞伎「やじきた」

2017-07-16 08:35:41 | 歌舞伎事
シネマ歌舞伎「東海道中膝栗毛〈やじきた〉」


これね。→公式サイト

何でもありが過ぎる(笑)

染五郎さんがドリフが大好きで、わざわざ加藤茶さんに許諾まで取って実現させたらしいです。
お父様とカトちゃんが同い年(1943年生)ってところで不思議な盛り上がりを見せる客席(笑)
(あ、初日の舞台挨拶のチケットが取れたので、後方からおとなしく見させていただきました)

旅籠の幽霊騒動とか、まんまドリフ。志村ー!うしろー!

私はドリフど真ん中世代というわけではないけど、でもこの感じはなぜかよく知ってる。
世代を越えて笑えるものがドリフにはあるのかもね。笑いという文化の集大成みたいな。

笑いのSEとか花火の映像とか、シネマ化に当たっての追加演出には首を傾げつつ。。。
それと、舛添都知事の時事ネタなんかは、たった1年しか経ってなくても既に古い。
映像作品として残ってしまうと、こういう「鮮度」は却って邪魔になることもあるよね。
今年の第二弾はその辺どんな風に盛り込んでくるんだろう。※3階席完売のため戻り待機中

獅童さんの出飛人が卑怯なぐらい面白かったけど、私は團子ちゃんが好きです(かわいい)

この手の作品が昔から相当な本数作られてきたっていうのは何となく分かる。
二人が東海道を旅するっていう基本設定さえあれば何でも「弥次喜多」だもん。

100年後も残る古典にはならないだろうけど、それは逆に強みにもなるっていうか、
その時々の旬素材をこれでもかと詰め込んだお祭り作品にできる楽しさがあるよね。

染五郎さんが「8月の第二部は、来るときも暑い、帰るときも暑い時間帯だけど
敢えてそこを選んだ。大入りにしてみせるって」と言い切っていて男前だなと。

勘三郎さんと三津五郎さんが松竹に掛け合って始まった若手のための納涼歌舞伎。

その精神がこうしてずっと続いていることが、なんか、いいなって。思いました。
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