ハムレット 4/8・27

2017-06-29 00:17:41 | 舞台感想
「ハムレット」 4/8(土)・27(木) at東京芸術劇場プレイハウス




和ムレット。着物を意識した衣裳や、竹の棒を使った決闘、尺八の生演奏。
紅茶がおいしいと評判のお店に行ったら抹茶フェアやってたみたいな戸惑いはありつつも、
男性陣の熱演、照明の美しさ、一瞬で役が変わるのも面白かったなあ。

内野さんの年齢のせいもあるかもしれないけど、よくある傷つきやすい王子像ではなく、
ちょっと軽い面もある親しみやすいハムレットだったのが意外で面白かったのと、
國村さんのクローディアスも同じ目線の高さにいるというか、威厳と弱さが絶妙な加減で
この叔父と甥(父と息子)が舞台をぐいぐい引っ張っていくのが気持ちよかった。

そして北村さんのホレイショーね。この作品において、ホレイショーが要だわ。
時に空気のようにそこにいて、時にすべての中心にあるように存在してた。

ベテラン二人にも楽しませていただいたけど、私はやっぱり馬木也さんが好きらしい。
城の警備兵バナードーと、裏切りを企てて逆に裏切られる哀れなローゼンクランツ。
演じ分けるのに肩に力が入ってないし、何より立ち姿に気品があってかっこいい。
個人的にはもともとのハムレットのイメージって馬木也さんが近かったりします。

そして和樹氏が!これだけの面子に囲まれて堂々と!若干、弟風味のレアティーズ。
心が壊れてしまった妹に寄り添って歌う場面に胸がいっぱいになってしまったよね。
決闘の途中、徐々に心が揺れてくる様子もうまかった。
このまま良いお仕事をたくさんし続けてほしい。
若手の俳優さんの中では断トツに作品に恵まれてる人だと思うので。

冒頭、亡霊の登場、ラストに、照明がまるで大地が揺れるような空間を生み出していて
プレビューは2階で観たんだけど、床に落ちる光が本当にきれいでした。
この世界と客席をつなぐホレイショーが、中央に静かに居るのもよかったなあ。
立ち去るハムレットが彼の肩にそっと触れて、ホレイショーの“伝える”という苦行を
労ってくれているようだった・・・あの演出、いい。

あとは、もうちょっと女優陣が、なんか、もっと。。。
浅野さんのガートルードは見た目も声も素敵だけど、内野さんと親子には見えない。
貫地谷さんはオフィーリアはともかく、何でオズリック?よりによって何で?
脳天気な道化キャラを敵意むき出しの嫌みキャラに変えたのはひとまず置いておいて
最後にレアティーズがオフィーリアに抱かれているように見せるために配置しました
というのが透けて見えて微妙な・・・オズリック役もいまひとつ伝わってこないし。

それと今回、衣裳があんまり好みじゃなかったことを正直に書いておきます。
亡霊の装束とか、役者たちの無国籍感とか、単純にいいなと思うものもあったんだけど
全体的に役者さんたちの等身に合ってないというか、スタイルを殺してる気がしました。
もっとみんなシュッと見えるとよかったのではないかと。

もう一つだけこぼさせてもらうと、セリフもちょっと気になったかな。
亡霊の「覚えておけ」が何となくしっくりこなかったんだよね・・・
定番の「忘れるな」じゃダメだったの?
ほかにも日本語ユーザーとして違和感のあるセリフがちらほら。思い出せないけど。←

今までいくつかのハムレットを観てきて、劇団四季版のノーブルな雰囲気も好きだし、
蜷川版(1998年)の迫力も好きだし、レデツキー版の思い切った感も好きなんだけど
今回、個人的に一番面白かったのは、やっぱりハムレットとフォーティンブラスを
同じ役者が演じた(しかも鎧と仮面だけで)ことですかね。
舞台だからこそできる演出だし、演じ分ける内野さんもさすがだなって。

抹茶フェアとか言いながら、お茶が美味しいことには変わりないわ。

ロビーには舞台の模型も。


8日のプレビューでは、セリフを噛んだり飛ばしたりした人もいるにはいたけど(笑)
さすがに後半はかっちりと整って、テンポもよくなってた印象でした。
来月NHKで放送されるらしいので、自分の観た回と比較するのも楽しいかも。


【キャスト】
内野聖陽:ハムレット/フォーティンブラス
貫地谷しほり:オフィーリア/オズリック
北村有起哉:ホレイショー
加藤和樹:レアティーズ/役者(ルシアーナス)
山口馬木也:ローゼンクランツ/バナードー/役者/イギリス使節
今 拓哉:ギルデンスターン/マーセラス/役者/イギリス使節
大重わたる:フランシスコー/レナルドー/役者/牧師
村岡哲至:ヴォルティマンド/役者/水夫
内堀律子:貴婦人/役者
深見由真:役者(王妃)/水夫
壌 晴彦:ポローニアス/墓堀の相棒
村井國夫:墓堀り/役者(王)/コーネリアス/隊長
浅野ゆう子:ガートルード
國村 隼:クローディアス/亡霊

【スタッフ】
作:ウィリアム・シェイクスピア
翻訳:松岡和子
上演台本:ジョン・ケアード/今井麻緒子
演出:ジョン・ケアード
音楽・演奏:藤原道三

美術:堀尾幸男
照明:中川隆一
音響:井上正弘
衣裳:宮本宣子
ヘアメイク:宮内宏明
振付:井手茂太
アクションムーブメント:山口馬木也
通訳:今井麻緒子
演出助手:田中麻衣子
舞台監督:今野健一/徳永泰子
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フェードル 4/23

2017-06-23 00:24:29 | 舞台感想
「フェードル」 4/23(日) atシアターコクーン


面白かった。ピンと張り詰めたり、うねるようだったり。

ギリシャ悲劇そのものより、それらを下敷きに書かれた戯曲のほうが好きかも。
とはいえ17世紀ですか、最初に上演されたの。4世紀以上だって。すごいよね。

フェードルの愛が、周囲を濁流のように飲み込んでいくのが恐ろしい。。。
乳母に心を打ち明けたときの紅さ、相手が受け入れないと知ったときの蒼さ。
本当に顔色が変わるのが、すごい。

公式サイトで衣装や照明の美しさを振り返れるのもありがたいことでございます。

栗山演出+二村美術+前田衣装=黒と赤と硬さ、みたいな構図があると思うんだけど
私、この感じが大好きなんですよ。全体から受ける印象が。

フェードルとエノーヌ、イッポリットとテラメーヌという、二組の主従の対比がいいの。
大竹さんと緑子さん、平さんと谷田さんの醸すそれぞれの「絆」が自然に伝わってきて
そこに、フェードルにはない爽快さを持つアリシー、風格を纏った王テゼが加わって
なんだかものすごくバランスのいい座組だったのです。

フェードル一人のせいで全員がもれなく不幸になる、と言ってしまえばそうなんだけど
巻き込むだけ巻き込んで最後は自分の手で始末をつけるあたり、ある意味で見事というか。
フェードルの炎が周囲を焼いて、そのうち彼女自身が炎に飲み込まれていく。
観客はただ圧倒されながら、その火を見つめている。

今年に入って久々に面白い!と思った舞台でした。

いまひとつしっくりくる舞台がなくて、ちょっと困ってたところだったからよかった。

あ、いつものやつ書かなきゃ。

コクーンの椅子、硬すぎ。


【キャスト】
フェードル:大竹しのぶ
イッポリット:平 岳大
アリシー:門脇 麦
テラメーヌ:谷田 歩
パノープ:斉藤まりえ
イスメーヌ:藤井咲有里
エノーヌ:キムラ緑子
テゼ:今井清隆

【スタッフ】
作:ジャン・ラシーヌ
翻訳:岩切正一郎
演出:栗山民也
音楽:金子飛鳥
美術:二村周作
照明:服部 基
音響:山本浩一
衣装:前田文子
ヘアメイク:佐藤裕子
舞台監督:加藤 高
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紳士のための愛と殺人の手引き 4/22

2017-06-21 02:07:35 | 舞台感想
「紳士のための愛と殺人の手引き」 4/22(土) at日生劇場


気楽(笑)

1人8役なんて正親さんにかかれば余裕すぎるし、アンサンブルのコーラスも厚いし、
殺人に次ぐ殺人でも悲壮感とか1ミリもないし、何ならちょっと心温まる話でしたよ。

亡くなった母親が実は伯爵家の血筋で、自分にも爵位につく資格があることを知ったモンティが
じゃあ他の相続候補者を殺してしまえってことで、さくさく仕事を済ませていくおはなし。
途中、一族の女性を好きになってわちゃわちゃするあたりも、全部ひっくるめて展開が安牌。
へらへら笑いながら、のんびり安心して椅子に埋まってられる舞台でした。

物語的にはモンティが主役だけど、やっぱり肝は8役を早変わり込みで演じる正親さんよ。

アダルバート・ダイスクイス卿
アスクイス・ダイスクイス・ジュニア
アスクイス・ダイスクイス・シニア
エゼキエル・ダイスクイス
バーソロミュー・ダイスクイス少佐
ヒヤシンス・ダイスクイス夫人
サロメ・ダイスクイス・パンフレー夫人
ヘンリー・ダイスクイス

ヒヤシンスには3月に同じ劇場で再会できる気がする(笑)
歯と髪が独特なエゼキエルとか、体の一部分にこだわりすぎるバーソロミューとか(笑)
美輪様の「ヨイトマケ」をアドリブでぶっこんでくるサロメとか(アドリブが高度すぎる)
ダイスクイス卿やアスクイスJr.の嫌な感じ、ヘンリーのちょっと抜けた感じまで本当に多彩。
でも、アスクイスSr.の重厚感に正親さんの素敵さが最も出てたかなと。(あと9役目にも)

冒頭で「言っとくけど怖いよ?今のうちに帰んなよ」って歌われたの生まれて初めてです(笑)
席の真正面に阿部さんがいて、声と目の圧がまあすごい。

階級社会の暗い部分や、上流階級の傲慢さも描かれてるには描かれてるけど、
まあ、気楽に観ちゃいましたよね。

ところで、感想書こうと思って公式サイトを探したら、もうないの。びっくり。
消すの早くない?つか、消すことなくない?

サイトがないとさ、数年後にはこれが上演されたことすら忘れられそうで淋しいね。

〔募集〕
何かの特典でマスクケース(黄色)をもらいました。
欲しい方がいたらご連絡ください。郵送します。


【キャスト】
ダイスクイス・ファミリー:市村正親
モンティ・ナヴァーロ:柿澤勇人
シベラ・ホルワード:シルビア・グラブ
フィービー・ダイスクイス:宮澤エマ
ミス・シングル:春風ひとみ

阿部裕/小原和彦/香取新一/神田恭兵/照井裕隆/安福毅
彩橋みゆ/折井理子/可知寛子/伽藍 琳/高谷あゆみ/RiRiKA

【スタッフ】
脚本・歌詞:ロバート・L・フリードマン
音楽・歌詞:スティーブン・ルトバク
原作:ロイ・ホーニマン
翻訳:徐 賀世子
訳詞:高橋亜子
日本版演出:寺崎秀臣
振付:広崎うらん
音楽監督:八幡 茂
装置:石原 敬
照明:日下靖順
音響:大坪正仁
衣裳:十川ヒロコ
ヘアメイク:宮内宏明
指揮:八木淳太
舞台監督:二瓶剛雄
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録画リマインダー

2017-06-19 23:33:33 | だって私は涼風真世が好き
録画予約はお済みですか? (`・∇・´)

∞----------∞
NHK Eテレ
「俳句王国がゆく」
宮城県加美町
6月25日(日) 14:30~15:30
∞----------∞

だってほら、涼風様が出ますから。

放送までの期間限定だけど、番組公式に動画が出ておりまして。



動くかなめさん、久しぶりに見た。

これだけで感慨に耽ってしまうぐらいには不足してますよね、妖分が。

早く見たい。
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エレクトラ 4/21

2017-06-19 02:13:28 | 舞台感想
「エレクトラ」 4/21(金) at世田谷パブリックシアター


デウス・エクス・マキーナ炸裂。この手法を取られたら観客は何にもできない。
とはいえ、神様が麿赤兒さんと白石加代子さんだから。アポロンとアテナだから。
そこはもう笑顔で降参しましたよね。

エレクトラってこんなに長い話だっけ?と思ったのと(合体版なのかな←無知)
主役の姉弟より、イピゲネイア姉さんが出てきてからのほうが面白かったのと。

なんか、エレクトラもオレステスも幼すぎて、あんまり背徳感がないっていうか
いや、幼くても背徳感は出るものだろうけど、子供が戯れてるようにしか・・・
エレクトラの常に歯を食いしばった過呼吸っぽい台詞回しで疲れたのもあるし、
オレステスはそもそも台詞を言うのでいっぱいいっぱいみたいだし。
クリュタイメストラの、母でもあるけど女です!な話のほうが魅力的だなーとか。

怒りも恨みも愛に帰る、っていうメッセージでいいんですか?
原作を読んだことがあるような、ないような。あったはず。あったと思う。
家族物って最後は母親(的な何か)が包み込んで浄化させちゃう展開多い気がする。

正直、作品の良さがよく分からなかったです(パタリ
国宝級の役者さんお二人を生で観たかったというだけで行った私が悪い。
そういう意味では面白かったんだけど、そういうことじゃいけないですよね。

衣装フェチとしては、もっと何かなかったのかなと。そこだけは強く思ったけど。

アポロンの太陽が最初、頭にヒマワリが刺さってるようにしか見えなくて戸惑ったり。

こういう芝居を楽しめるような頭脳がほしい。


【キャスト】
エレクトラ:高畑充希
オレステス:村上虹郎
イピゲネイア:中嶋朋子
アイギストス:横田栄司
クリュソテミス:仁村紗和
アガメムノン:麿 赤兒
クリュタイメストラ:白石加代子
 
【スタッフ】
演出:鵜山 仁
原作:アイスキュロス/ソポクレス/エウリピデス
上演台本:笹部博司
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王家の紋章 4/16

2017-06-18 20:53:55 | 舞台感想
ミュージカル「王家の紋章」 4/16(日) at帝国劇場




相変わらず衣装がきれい。特にメンフィス&アイシス姉弟。

去年は1回しか観てないし原作も知らないしってことで感想は保留にしたんだけど
言いにくいことながら、どうやら私、この物語にあまり惹かれてないみたいです。
(でも、天赤は全巻集めた経験ありだから、原作は好きになる要素あるんだよな)

キャロルを取り合ってエジプトとヒッタイトが戦争する、いいんですよ、別に。
実際に昔の人たちはそういうこと頻繁にやってたろうし。←

でも、別にそれを今、帝劇で観なくてもいい気がする (´・ω・`)

再演でカットされた場面・台詞などもあったようですが、如何せん1回ずつしか
観てないので細かい点まで分からず・・・テンポはよくなってたと思う。たぶん。

書くことが特になくて逆に申し訳ない。

え、映像化されるの?


【キャスト】
メンフィス:浦井健治
キャロル:新妻聖子
イズミル:宮野真守
ライアン:伊礼彼方
ミタムン:愛加あゆ
ナフテラ:出雲 綾
ルカ:矢田悠祐
ウナス:木暮真一郎
アイシス:濱田めぐみ
イムホテップ:山口祐一郎
ミヌーエ将軍:松原剛志
セチ:工藤広夢

天野朋子/熊澤沙穂/栗山絵美/小板奈央美
島田 彩/藤咲みどり/横関咲栄
青山航士/岡田 誠/輝海健太/加賀谷真聡
上條 駿/齋藤桐人/笹岡征矢/千田真司
長尾哲平/橋田 康/若泉 亮

【スタッフ】
原作:細川智栄子あんど芙~みん
脚本・作詞・演出:荻田浩一
作曲・編曲:シルヴェスター・リーヴァイ
音楽監督:鎮守めぐみ
振付:原田薫/新上裕也
美術:二村周作
照明:柏倉淳一
衣裳:前田文子
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マディソン郡の住人

2017-06-16 07:52:27 | だって私は涼風真世が好き
もうね、楽しみでしかないですよね。

「マディソン郡の橋」メインキャスト発表

バド:石川 禅(フランチェスカの夫)
マリアン:彩乃かなみ(ロバートの元妻)
マイケル:石川新太(バドとフランチェスカの息子)
キャロライン:島田 彩(バドとフランチェスカの娘)
チャーリー:戸井勝海(隣人)
マージ:伊東弘美(チャーリーの妻) ※敬称略

最初に見たとき、うっかり戸井さんが夫だと思って「わーい♪」ってね。
一瞬なりましたけども、どん尻に禅さんが控えてたよね。
涼禅の夫婦役はRJ再演以来 5年ぶり5回目だそうで。

回転木馬:結婚後すぐに夫が死ぬけど妻はずっと想ってる
MA:いったんは妻が浮気しても処刑直前に絆が生まれる
エリザ:最初うまくいってるのに割と早くに妻が夫を拒絶
RJ:金のために結婚した夫への復讐で妻が不義の子を生むけど最終的に和解
橋:留守中に妻がカメラマンと不倫する ←New

こう書くと、涼禅のやってきた夫婦関係って身も蓋もないな。

でもさ、芝居でも小説でも映画でも、いわゆるエンタメ全般がそうだと思うけど
夫婦の間に不倫だの裏切りだのがなきゃドラマなんて生まれませんよ。(語弊)
普通の夫婦生活なんて、その辺に転がってるもの舞台で観たくないし。(語弊)

しかし、橋。不倫を描くと見せかけて、再び祐涼の純愛物になりそうな予感。

大好物です!

【シアター1010】*プレビュー
2018年2月24日(土)~2月16日(月)
【シアタークリエ】
2018年3月2日(金)~3月21日(水祝)

4+26=30公演。

この手堅い座組でたった30回ですよ。うかうかしてたら終わっちゃうよ。
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髑髏城の七人 花 4/15

2017-06-09 00:12:27 | 舞台感想
「髑髏城の七人 Season花」 4/15(土)夜の部 at IHI STAGE AROUND TOKYO


感想を書きたいんですけど、その前にこれだけ言っておきますね。

見えなかったの。舞台が。

うっかり主催先行に手を出したばかりに23列の下手壁横という悲しい席が来るの巻。
もともと席配置が頭おかしい上に、舞台方向に座高の高い方がお座りになっていて
どんなに動いても舞台の真ん中部分55%ぐらいが見えなかったんですよね。

で、大抵の舞台って真ん中部分55%ぐらいで進行するじゃないですか。

逆マスキングの状態で一幕90分を過ごし、もうお家に帰っちゃおうかなと思いながら
幕間に係のお姉さんに相談したら、特別にということでクッションをお借りできまして
わーい、これで見えるーと思ったのも束の間、前の方の座高と客席の設計には勝てず。

たぶんですけど、舞台は面白かったんだと思います。みんな楽しそうだったし。

席が遠い&よく見えないうえに、髑髏城自体も初めてだったので、
登場人物たちの細かい心理描写まではちょっと掴みきれなかったのが本音なんですけど
とりあえず贋鉄斎が出てきてほっとしました。あそこだけ笑った。

基本的に見えない席にいた私が一番「おぉ」と思ったのはカテコでした。←
ぐるっと一回転していくと、それぞれの場面にキャラクターがいてっていう作り。

劇場のほうは360°舞台で4つのセットを最初から作り込んであるのが画期的だなと。
ラストの一番盛り上がるところで本水をあの規模で使えるのはいいよね。
座席が回る感触も、車酔いキャリアの私でも全然余裕なレベルだったし。

でも、客席の設計をした人は、私に何か言わなきゃいけないことがあるはず(真顔

今後の鳥風月極は映画館にしようと思う。真ん中を見たいし。

 劇場ぽつーん

 看板どーん

【キャスト】
捨之介:小栗 旬
無界屋蘭兵衛:山本耕史
天魔王:成河
極楽太夫:りょう
兵庫:青木崇高
沙霧:清野菜名
三五:河野まさと
狸穴二郎衛門:近藤芳正
贋鉄斎:古田新太

【スタッフ】
作:中島かずき
演出:いのうえひでのり
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