MBSは分かってる

2015-07-31 01:33:26 | だって私は涼風真世が好き
MBSは昔から演劇ヲタに優しいよ。

ミュージカル「貴婦人の訪問 -THE VISIT-」


ゲネプロの映像なので正式なPVではないけどそれでもいい!
舞台の興奮がよみがえる-!

クレアの「あなたを絶対に許さない!」がたまらんっ(モヘの極み)

三人の愛と憎が絡み合ってるよね・・・

クリエで再び観るまでの2週間をこの映像で乗り切るわ。

MBSよ、心からありがとう。
動画の管理は気にしないで。大阪公演終了後も置きっぱでOKよ。
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SG予定楽曲

2015-07-30 13:16:46 | だって私は涼風真世が好き
貴婦人祭りの最中ではありますが、SGの披露楽曲が発表されてます。

かなめさんは「愛」! (゜∇゜〃)ゎぁ

クレアを演じた直後だからまた違った迫力で聴けるかもね♪

それと、なかなか公式に上がらないんだけど、10月23日(金)に
「さよなら日比谷公会堂 越路吹雪音楽祭」にご出演とのこと。
早く詳報を出していただきたいのココロ。

金曜日の18時半に日比谷・・・サラリーマン涙目。
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貴婦人の訪問 7/28

2015-07-29 01:44:46 | だって私は涼風真世が好き
ミュージカル「貴婦人の訪問 THE VISIT」 7/28(火) 夜の部


昨日に続いてシアター1010でプレビュー2日目を観てきました。
結末を知ってると一つ一つの場面がこんなにも違って見えるのかと。

現時点で私はただ大好きなキャストが揃ってる喜びに浸ってるだけで
作品としてどうこうというところまでは到達できてないんですよね。
涼風クレアが自分的にどんぴしゃり!なことがひたすら嬉しい状態

だけど、2回目でより強く感じたのはやっぱり「おぞましさ」だなと。
クライマックスで感じる戸惑うほどのおぞましさが強烈に記憶に残る。
ギュレンの人々への軽蔑と憎悪で顔が歪んでしまいそうになるけど、
お前だって同じだろって突き付けられている気がして怖いのよ。。。

※ここからネタバレあります※

アルフレッドの結末は、自由に想像していいということだと思うけど
私はとりあえず今のところは「社会が彼を─」と曖昧に捉えてます。
アルフレッド自身は自分からはそれを選ばないと断言してるし。
デュレンマットの原作では心臓発作を起こす設定になっているそうで。

過去にアルフレッドが犯した罪はそれはもう酷いものだけど、それなら
ゲルハルトとマティアスにも責任はあるよねという話はなぜ出ないのか。
投票の場面の馬鹿馬鹿しいほど理不尽で、空虚で、心寒いあの感じ。
あれがうまく消化できなくて、何か苦いものが残るのかもしれない。

個人的には唯一、クラウスにかすかな希望を感じながら観ていたので
札束を見つめながら凄まじい形相でいる人々の片隅にレーナが来て
クラウスを慰めたあの歌を再び歌ってくれたら、全然違ったのにって。
どんなときにも勧善懲悪を求めてしまう私が甘いのかもしれないけど
最後に何か、救済や後悔の要素を見せてほしかったなと思ってしまう。

個人的には、クレアの「人殺し!」と、マチルデに向ける冷笑だけで
十分に満たされてしまうところがあるのも事実ですが (゜∀゜ )エヘ

クレアの立場から見れば、報われるものがあるのかもしれない。
でもあの復讐そのものが哀しすぎるんだよ・・・
夜の森でほんの一瞬、縺れた糸がほどけかけたのに。

物語がダークになればなるほど、森の場面がひたすら美しい。

楽曲は同じメロディーのリフレインが多いので耳に残りやすいです。
特に「愛は永遠に」は観終わってから繰り返し思い出す。
クレアとアルフレッドのデュエットが美しくて一番のお気に入り。
「愛の嵐」の四重唱も大好き。若い頃のふたりの歌声がまたよくて。

そしてなんといっても涼風様の「正義」「世界は私のもの」の迫力!!

特に「世界は私のもの」はその日のかなめさんのすべてが出る曲かなと。
この1曲を聴くだけでも、劇場に通う意味がある!!

金沢と大阪を経て、クリエに戻ってくる頃には別物になっている予感。
かなめさんは間違いなく濃くなってるだろうなぁ(笑)

あとプレビュー期間中に手直しがあるといいなーと思ったのは衣裳です。
クレアの衣裳はどれもこれも大好物ですが!!(大声)
でもアンサンブルの衣裳がなんかちょっと・・・微妙な・・・
最終的にみんな80年代テクノポップみたいになっちゃうし。←
クレアの衣裳はどれもこれも大好物なんですけどねー!!(大声)

それと、黒豹ね。
どう考えてもぬいぐるみは要らないでしょ。
あそこで最初から布がかけられてれば「どの“黒豹”なの?!」って
スリルがあって面白いと思うんだけどな-。
弔いの途中で彼が登場すれば「撃たれたのはあっちか」ってなるしさ。

この作品って観客の想像に委ねられてる部分が多いんですよね。
過去の出来事も微に入り細を穿った説明がされる訳ではないから
歌詞やセリフをもとに観てる側が脳内で補完しながら作っていける。
だから、あそこで「実物」を出されるとものすごい違和感が。。。

黒豹といえば、アルフレッドの呼び名としてどういう象徴なんだろう。
単に「美しい」というイメージなのか、冷徹さや獰猛さの暗喩なのか。
(祐様も寺元くんも黒豹というよりは血統書付きのワンコっぽいよね)

涼風様も春野さんも飯野さんも、女性陣がとても魅力的で嬉しい。
男性陣も盤石すぎて信頼しかない。

その中で、今回最も期待しているのは祐様の変化だったりします。
正直なところ初日と今日のアルフレッドはあまりにも薄すぎた。
手をパタつかせて「はうゎー」って走り回ってる姿しか覚えてない。

ソロが1曲しかないのは惜しいけど、でも私はもう切り替えましたよ。
この舞台ではアルフレッドだけはストプレの扱いなんだって。

クレアに対する心ない発言(子供はいるの?なんて絶対禁句だろ)も
怯える様子も疲れ果てた姿も、祐様特有のふんわりとした雰囲気とは
対極になると思うから、この作品でいつもとは違う造形を見たいの。
苦悩で頭を抱えても髪には触れない。クレアを抱いても腕は触れない。
そういう部分で祐様にはもっと人間になっていただきたい。 ※語弊

あの晩、どうしてマチルデに嘘をつき通さなかったんだろう・・・
アルフレッドの嘘が若いクレアの人生を破滅させたのと同じように、
アルフレッドが嘘をつけなかったことがマチルデを傷つけたんだよね。

クレアに対してもマチルデに対しても不誠実だったアルフレッドが
偽りで満ちた人生を自分で正すまでを描いている訳じゃないですか。
最後の「祈れよ」のひと言がずしんと響く、そういう祐様を見たい。
めったにない役柄、舞台の上で激しく生きてほしいなって思います。

誰に共感するかで見え方が全く異なる作品。

キャストが豪華すぎてカテコになると改めて驚いちゃう。

男前な指差しに惚れたり、森でのキスのシチュエーションに萌えたり
机に頬杖ついてるだけなのに何でそんなに美麗なんだよ(悶絶)とか。
涼風クレアを堪能するポイント満載です。
ちなみにクレアの衣裳は、第1幕5着+第2幕2着で合計7着ありました
すべてのスタイルを舞台写真入りパンフで見たい!!出してけろ!!

今ゲルハルトに「法の番人」と歌わせてみたり(出たなジャベール)、
禅クラウスが橋から飛び降りたらどうしようと思わせたり( 〃 )。
祐様はそうやって運ばれていくのWSSトニー以来じゃない?とかね。
何だか本編とは違うところでも楽しさいっぱい。

このカンパニーが好きだ。

9月まで私も本気出します。


【キャスト】
山口祐一郎;アルフレッド・イル
涼風真世:クレア・ツァハナシアン
春野寿美礼:マチルデ・イル
今井清隆:マティアス・リヒター
石川 禅:クラウス・ブラントシュテッター
今 拓哉:ゲルハルト・ラング
中山 昇:ヨハネス・ライテンベルグ

飯野めぐみ:若い頃のクレア 他
寺元健一郎:若い頃のアルフレッド 他

岩崎亜希子:市長夫人/ハンター 他
樺島麻美:アガーテ(市民)/招待客 他
河合篤子:レーナの母/招待客 他
三木麻衣子:エミリア/招待客 他
吉田理恵:ユリア・イル/ジャーナリスト 他
榎本成志:若い頃のマティアス/招待客 他
木内健人:ニクラス・イル/ジャーナリスト 他
さけもとあきら:ホフバウアー(肉屋)/招待客 他
武内 耕:ヘルメスベルガー(市民)/招待客 他
谷口浩久:ボディガード・トービー/ハンター 他
俵 和也:若い頃のゲルハルト/ハンター 他
港 幸樹:ボディガード・ロビー/ジャーナリスト 他
山名孝幸:裁判官/フランツ(市民) 他

日浦美菜子:レーナ ※ダブルキャスト

【スタッフ】
〔脚本〕クリスティアン・シュトルペック
〔歌詞〕ヴォルフガング・ホファー
〔音楽〕モーリッツ・シュナイダー/マイケル・リード
〔編曲〕マイケル・リード
〔原作〕フリードリヒ・デュレンマットの戯曲「老貴婦人の訪問」

〔演出〕山田和也
〔翻訳・訳詞〕竜 真知子
〔音楽監督〕八幡 茂
〔歌唱指導〕山口正義/やまぐちあきこ
〔振付〕桜木涼介
〔美術〕伊藤雅子
〔照明〕成瀬一裕
〔音響〕山本浩一
〔衣裳〕前田文子
〔ヘアメイク〕富岡克之
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貴婦人の訪問 7/27

2015-07-28 00:09:41 | だって私は涼風真世が好き
ミュージカル「貴婦人の訪問」プレビュー初日 atシアター1010


涼風クレアが素晴らしすぎた!!

空気が震えるような迫力とガラスのような繊細さの両方を一度に味わえる。
かなめさん、また一つ“運命の役”に出会えたんだ。。。

こういうテーマの作品をミュージカルで観るのは面白いなと思いました。
悲劇的喜劇でしたっけ。スリリングな展開の中にちょっと笑いもあって。

観終わって背中にじわっとくるのはギュレン市民の怖さかな。
傍観してる自分もその一人になりうると気づく瞬間の怖さね。

最後にクレアが叫ぶ言葉がド直球だったなぁ。
観客が抱える気持ちの代弁でもあったと思う。

とにかく今日は、涼風クレアの美しさと迫力にやられました (//ω//)
衣装は何着あったんだろう・・・出てくる度に違ったよね。

涼風無双。

作品に対する評価は観る人によってさまざまでも、クレアという役は
涼風真世が最も合うということは多くが認めてくれるんじゃないかな。
そのことがとても嬉しい。

あ、初日だったのでカテコで挨拶がありました。

祐:外は37℃。お帰りの際は涼しいところでお水を飲んでくださいね。
  今日はこの素敵なミュージカルを作ってくださった
  作曲家のマイケル・リードさんが客席にいらっしゃいます。(拍手)
  司会の山口祐一郎でした。それでは、クレア役 涼風真世さんです。
涼:昔妖精、今妖怪 涼風真世です。
  お話をいただいたとき、そして稽古場と、大変な作品になることは分かっていました。
  この機会を与えてくださった方、そして見えないところで支えてくださるスタッフ、
  オーケストラの方々、共演者の皆様に感謝の気持ちで一杯です。
  (急に大きな声)2015年・夏!「貴婦人の訪問」! ツアー!
  このファミリーで!

祐:はい!
涼:9月13日まで!
祐:はい!
涼:夏バテせず!
祐:はい!
涼:がんばりますので皆様よろしくお願い致します!
  生まれ変わったらこの方になりたい。山口祐一郎様、締めてください。

祐:本日は-!誠にありがとうございましたー!

自由か(笑)

いろいろ書きたいことの多い作品だけど、明日の夜もう一度観るので
そのあとでもう少し踏み込んだ感想をまとめたいと思います。

とにかくね、舞台写真入りパンフとCDをくれ(あ)

ほんとそれだけはお願い。
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クレアっちにお花を贈ろう

2015-07-24 07:18:51 | だって私は涼風真世が好き
お花を贈りたくて贈りたくて震えていたところに朗報がっ (´艸`*)

カデンさんのブログで大阪花メンの募集が始まっております♪
(カデンさん、いつもありがとうございます)

BRAVAできる子。お花OKの劇場って私の中での株が上がるわ。

私も参加させていただこーっと。

貴婦人は今日から舞台稽古とのことで。

いよいよ!日本初演!始まる!
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ペール・ギュント 7/19

2015-07-23 21:38:12 | 舞台感想
「ペール・ギュント」 7/19(日) 昼の部 at KAAT神奈川芸術劇場


思いがけず濃厚な演劇体験をしてしまいました。

ペール・ギュントという男の人生。まとめてしまうとただこれだけなんだけど。
特別に誠実でもなく豊かでもなく、むしろ享楽主義的にも見える一人の男が
一人の女性を残して長い人生の旅に出て、その果てに「何者か」になれるのか。

白井さんの作る世界観を楽しみに観に行ったんだけど、ほんとびっくりした。

もともと谷さんの上演台本にも冒頭と最後に相当なアレンジが加えてあって、
さらに廃墟になろうとしている建物と爆撃音、熱量に満ちたバンドの生演奏、
袖をほぼ開放してこれでもかと広大にとった舞台スペース。
客席と舞台との境が消えた感じの、さあ体感しなよという空間が嬉しかった。

開演前は建ててる途中かなと思ったけど、逆だなと。壊れつつある方だなと。
鉄筋コンクリートの柱組が一部残っているだけの、どこかの大きな建物の中、
破れた窓の向こうから時折、戦闘機の飛ぶ音が聞こえて人々が怯えている。
運ばれてくる新生児。保育器に赤ん坊を入れて心配そうに見つめる看護師。

あれだけメインビジュアルにもなってるのに冒頭では全然気づかなかった・・・
ペールという男は、長い旅の終わりに愛したソールヴェイの元に戻ってくる。
彼女の膝に頭を乗せてそのまま長い眠りにつくペール。
常に舞台の片隅にいて物語を見つめていた看護師。新生児は息を引き取る。

この一瞬か!って。永遠のような一瞬なんだ!って。

架空の国の設定ではあるけれど、現在、おそらく世界のどこかにある場所。
居場所を追われて怯えて暮らす人々の間に生まれた命がひとつ消えてしまう。
でも生まれてから死ぬまでのほんの短い時間、それはペールの旅と同等で
人の一生はいつでも同じ価値で、誰でも旅をして、何者かになる権利がある。

哲学的で堅苦しい部分もあったけど、観終わったあとは清々しかった。

ペール、ソールヴェイ、オーセ以外は、基本的に一人三役・四役・五役etc.
騒いで踊って歌って、ビニールで表す波、ランプに砂に廃材のオブジェ。
全員が舞台上で走り回ってるのがまるで高校演劇のような雰囲気というか。
ベテランも若手も全身で芝居してる。それが何だか素敵でした。

ひとつ気になったのは、ペールの「老い」がうまく表現できてなかったこと。
老いるって難しいよね。腰曲げて膝を震わせればいいってもんじゃないし。
誰かの一生を描いた作品では大抵、役の年齢よりも年上の役者を充てるけど、
それは、若さを演じるより老いを表現することの方が技術が要るからかなと。
第2幕は年老いたペールの旅が中心になってくるので、ちょっと惜しかった。

ソールヴェイの藤井さんは声がいい。(ペール同様、老いの演技はもう一息)
オーセの美波里さんはさすがの存在感。大きな母の愛に胸がいっぱいでした。
堀部さんと三上さんは座組の大黒柱×2という感じ。あの安定感、落ち着く。
河内さんや桑原さん、瑛さんがおいしい役どころだったなという印象です。

故郷で奔放に過ごして、恨まれて出奔して、財を成して、騙されて欺いて、
逃げて、自分かわいさに他人を見殺しにしてでも旅をしてきたペールを、
人生の終わりに待っていたのは「銀のボタン」。

長い人生の旅の果てに、ボタンにされてしまうという空しさ。

ようやく再会したソールヴェイが、ひたすら彼を待ち続けたことを知って
初めて安心して身を委ねる場面が切なかった。
ペールがボタンになったかどうかは分からないけど、彼の旅は波瀾万丈で
そして最後には戻りたい場所に戻ってこられた、それで十分じゃないかな。

そして新生児の旅も終わって、それでも世界と人々は続いていく。

この世界観、飲み込まれます。

スガダイローさんの音楽も素晴らしかったー。

それにしてもKAAT、すっごい素敵な劇場でびっくりした。 ※初訪
きれいで見やすくてロビーも快適、おまけにお手洗いの設備が新しい(笑)
完璧だ・・・都内にもKAATをください!こういう劇場を造ってください!

公式サイト


【キャスト】
内博貴 :ペール・ギュント
藤井美菜 :ソールヴェイ
加藤和樹 :アスラク/ファン・エーベルコップフ/ベルグリッフェンフェルト 他
堀部圭亮 :ソールヴェイの父親/見知らぬ船客/牧師/痩せた男 他
橋本淳 :マッツ・モーエン/トロムペーターストーレ/フセイン/コック 他
三上市朗 :マッツの父親/ドブレ王

河内大和 :ジイイ/謎の声/ボタン作り 他
小山萌子 :ソールヴェイの母親/カーリ 他
桑原裕子 :マッツの母親/緑衣の女/精霊 他
辰巳智秋 :ムッシュウ・バロン/アラブ部族長/船長 他
瑛 蓮 :村の女/アニトラ 他
宮菜穂子 :イングリ/フゥフゥ 他
皆本麻帆 :ヘルガ/少年 他
荒木健太朗 :村の若者/指を切る男/盗賊 他
青山郁代 :村の女/ヴァールの娘/アラブ部族の女 他
益山寛司 :村の若者/緑衣の女の子供/盗賊 他
高木健 :村の男/マスター・コットン/アピス王/水夫長 他
チョウヨンホ :村の男/故買人/フェラー/舵手 他
間瀬奈都美 :村の女/ヴァールの娘/アラブ部族の女 他
大胡愛恵 :村の女/ヴァールの娘/アラブ部族の女 他
薬丸翔 :看護師 他
石森愛望 :看護師 他

前田美波里 :オーセ

【演奏】
スガダイロー(Composer,Piano)
東保光(Bass)
服部マサツグ(Drums)
Tyme./Tatsuya Yamada(dub mix,music effect)

【スタッフ】
作 :ヘンリック・イプセン
構成・演出 :白井晃
翻訳・上演台本 :谷賢一
音楽・演奏 :スガダイロー
振付 :小野寺修二
美術 :二村周作
衣裳デザイン :伊藤佐智子
ヘアメイク :稲垣亮弐
照明 :大石真一郎
音響 :徳久礼子
映像 :栗山聡之
アクション :渥美博
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トロイラスとクレシダ 7/18

2015-07-23 07:50:06 | 舞台感想
「トロイラスとクレシダ」 7/18(土) 昼の部 at世田谷パブリックシアター


これは、どう言えばいいんだ(苦笑)

いろいろ考えたけど、やっぱり行き着くのはこの2つ。
1. これだけ層の厚いキャストを集めたのならもっと面白い演目で観たかったよ
2. でもこんな戯曲をこれだけ見せてくれるんだからキャストと鵜山さんすごい
頭の中、1と2の堂々巡りですわ。

トロクレの関係も戦争も中途半端。視点を絞ってよシェイクスピア先輩!

このどうにもならない感じの戯曲を、何とか3時間飽きずに観ていられたのは
ひとえに実力ある出演者と演出のおかげかなと。
ひとくくりにはできないけど、文学座ブランドはやっぱり頼りになるなーって。
特に、今井さんと横田さん(笑←)の存在感が好き。

アキリーズの衣裳と髪型は、まあ、ああするしかなかったのかなという感じで。
現代的で奇抜な見た目にして楽しませようというよりは、奇抜にするよりほか
できることがありませんでした、というふうにも取れたけど。

トロイラスとクレシダの物語と、ヘクターvsアキリーズの戦いに分けてみても
いまいち落としどころが見えてこないのがしんどいよね。
女を取り合って戦争してること自体、貴様らそんな理由か(´-ω-)なんだけど
そこにトロクレを絡めて、男と女なんて所詮は脆いよねという皮肉たっぷりの
描写にしてくれればそれなりに楽しめる展開だったかも。

例えば、クレシダがギリシャ陣営に連れてこられる場面のキスの嵐とか。
ああいうのを見ると、女が戦場で生き残ろうと思ったら貞操を守ろうなんて
無理な話だなと思えてくるし、もうトロイ側に戻れないかもしれないときに
ダイアミディーズに惹かれるのも分からないでもないっていうか・・・
そういう女の弱さ(=強かさ)にトロイラスが裏切りを感じて──それで──
そのあとがないんだよ!見たいのはそこからなんだよ!(笑)

ピア先輩、これ書いたとき具合悪かったのかな。

でもね、浦井ラスとソニシダ、ふたりともよかったんです。
吉田ヘクターも渋かったし、サーサイティーズやエージャックスも楽しい。
ただ、どれだけキャスト陣が奮闘しても話の筋が散漫だから【1.に戻る】

美術がなかなか面白かったです。片側に城壁、中央は布で場面転換。
両袖に配置された打楽器が後押ししてくれて、殺陣も迫力あったし。

不思議なことに不満はないんですよね。

つまらなかったわけではないので。

なんていうの? 観劇仲間がこれを観たら感想を語り合いたい、そんな感じ。
これを観て何を思うのかいろんな人に聞いてみたいっていう舞台でした。


【スタッフ】
作:ウィリアム・シェイクスピア
翻訳:小田島雄志
演出:鵜山仁
美術:島次郎
照明:服部基
音響:秦大介
音楽:芳垣安洋/高良久美子
衣裳:原まさみ
ヘアメイク:鎌田直樹
ファイティング:渥美博
演出助手:稲葉賀恵
舞台監督:北条孝

【出演】
トロイラス:浦井健治
クレシダ:ソニン
ダイアミディーズ:岡本健一
パンダラス:渡辺徹
ユリシーズ:今井朋彦
アキリーズ:横田栄司
ヘクター:吉田栄作
プライアム:江守徹

鵜澤秀行/斎藤志郎/高橋克明/櫻井章喜/石橋徹郎
鍛治直人/松岡依都美/荘田由紀/吉野実紗
廣田高志/若松泰弘/木津誠之/神野崇/植田真介
内藤裕志/宮澤和之/浅野雅博/小林勝也

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麗人SE 前夜祭

2015-07-22 00:01:32 | だって私は涼風真世が好き
※タイトル詐欺です。 注:カテゴリ参照

タイトルで検索されてこちらのページに辿り着いた方、申し訳ありません。
お探しの感想はここにはございませんので早急に検索ページへお戻りを。

というわけで、まさか行ったの?ってね。

ええ、行きましたよ。

だってさー、CD買ったらシリアルついててさ、そしたら申し込むじゃん?
でも当たる訳ないわーと思うじゃん?普通当たらないでしょ、こういうの。
それが当たっちゃったんだよねー信じられないよねーどういうことかね。
まあでも、出演者のファンの方にお嫁入りさせようかなと思いましてね。
探してみたはいいものの、そもそも落選したっていう話を聞かなくてね。
もはや全プレかと。りぼんの付録かと。申し込んだ全員が当たった疑惑。

だから婚活は諦めて自分で行ってきました。

結論からいうと、結構楽しかったです (・∀・)

ニューハード・スペシャル・ビッグバンドの演奏が素晴らしかった!
歌のうまい人も、ハラハラさせられる人も、まとめて包み込む迫力。
こんな贅沢な演奏で歌えるってなかなかないことだと思います。はい。

プロモーターが音楽イベントに慣れてるせいか音響も完璧だったし。
各種ミューコンもこのぐらい音環境が整ってるといいのにね。

司会を務めた蘭寿さん壮さんの同期コンビが爽やかで。
杜さんから「並ぶと男(壮)と女(蘭寿)だね!」と爆弾を投下されたり
サイン入りポスター抽選会で半券の席番が読めない老*の面々を助けたり。

*眼1「お願い」
壮蘭「はい!字が小さいんですよねー」
*眼2「見えない」
壮蘭「はい!光の加減で反射しますよね-」
*眼3「これ 8? 3?」
壮蘭「8ですね!分かりづらいですよねー」

気遣いの82期。

あ、本来の目的ね。そうでしたそうでした。

涼風真世様のメッセージVTRは後半で流れました。
(諸事情によりメモがとれなかったので途中はニュアンスになります)

「麗人CD発売記念コンサート前夜祭にお越しの皆さま、こんにちは。
 昔妖精、今妖怪 涼風真世です。
 私は坂本九さんの『見上げてごらん夜の星を』を歌わせていただきました。
 みーあーげてーごらんー♪ よるのーほーしをー♪
 いつも心にこの歌があって口ずさんでいます。
 渋谷公会堂には残念ながら行けませんごめんなさい!(ぺこり)
 いま(急に低音)ミュージカル貴婦人の訪問のお稽古中なんです。
 かりんちょさーん!皆さーん!がんばってくださいね!
 最後までどうぞお楽しみください。涼風真世でした」
=客席(笑)ポイント

一瞬だけどアカペラが素敵だった!

髪はブロンドのまま前髪を斜めに流して、サイドはふわんふわん。
薄く模様の入った七分袖の白いチュニックを着てました。

かわゆい。何だかもうかわゆい。

19日にビクターで収録したみたいだけど、お元気そうな笑顔でひと安心。
貴婦人のお稽古も佳境に入ってきて毎日ハードなんだろうなあ・・・
VTRという形で協力するだけでも結構大変なことだったと思いますよ。

あと、パンフレット(コンサート用のやつ)にも1ページだけ載ってました。
写真は個別ジャケットのバストショット版。とってもきれいに撮れてる。

【Q.】収録曲の感想やレコーディングのエピソードは?
【A.】いつでも何処でも口ずさめる優しくて温かなメロディー。そして、心に染み渡る言葉。
  いつかは歌いたい!と密かに念じていました・・・願いが叶い幸せ感120%です。
  レコーディングはとてもリラックスした気持ちで歌うことができました。
  スタッフの皆様、オーケストラの皆様に感謝の気持ちで一杯です。
【Q.】お好きな曲や、最近よく聴く曲は?
【A.】イル・ディーヴォさん、玉置浩二さん

コメントはこんな↑感じ。(パンフは“玉木”になってるけど誤植だよね

プロデューサーの方のページには、
「涼風さんにこの企画への参加を打診したところ、すぐにこの『見上げてごらん~』の
 ご希望をいただいた。宝塚の同期生を坂本九氏と同じ航空機事故で亡くされていること。
 被災地の皆さんへの励ましの思い。そしてこの歌のもつ普遍性。
 涼風さんの歌は気高く、人懐かしこく、ほんの少しの憂いと明日への希望に満ちている。
 昭和というひとつの時代への懐旧はもちろんだけれども、明日を生きる私たちへの
 ひとつの応援歌でもあるのだ」とあります。

えっと、これでレポ完了です。

コンサートは明日が本番らしいですよ。←
今夜はCD収録曲のみ歌ったけど、明日はメドレーやデュエットも追加されるっぽい。

セトリを見たらラストが「見上げてごらん夜の星を (全員)」となっていて。。。
まあ、トリを飾るのに相応しい名曲ですからね。そっか、みんなで歌うのか。。。

うん、でも、明日も盛り上がるといいですね。客席みんな楽しそうだったもん。
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エリザベート 7/14

2015-07-20 18:00:38 | 舞台感想
ミュージカル「エリザベート」 7/14(火) 夜の部




ようやく今期初エリザです。
待ち遠しくて待ち遠しくて途中ちょっと忘れたりしながらついにこの日。

新しいキャスト、新しいスタッフでどんな世界が帝劇に広がってるのか
自分の目で確かめたかったので、そういう意味では十分満たされました。

最初に吐き出しておきますが、今回観ていて一番気になったのが美術。

帝劇を使っていながら「隙間」が一切ないあの感じに疲れたー。

大きな棺が舞台上に置かれて、空いてるスペースで狭苦しく演じる人々。
おまけに細かい動きの振付までついてると全員が小者に見えてくるし。

舞台上に何もない空間があるってすごく大事なことだと思うんですよね。
棺と人が犇めいて、さらに背景には双頭の鷲のオブジェが浮かんでて。
宮廷の場面で双頭の鷲が七色に光るとかほんとご勘弁(がっかり
キャストの力量と存在感を信じられなかったのかなと勘繰りたくなるわ。
壁にぶつかって苦悩するシシィの歌に本当に壁を持ち出さなくても。。。
広い空間にぽつんといる絵が必要だよ。特にシシィは。

場面が変わるときに「何も起きない時間」が長かったのも意外。
例えばルキーニがただそこにいる、とか。ただ暗くなる、とか。
棺がそこにあるという以外の意味がないっていうね。
プロセニアムの装飾は素敵だったけど、新しいセットに期待しすぎたかも。

オケは何だかまったりと。妙にテンポが遅く感じたけどあんなだっけ?

とまあ、新演出版との初めての出会いは文句から始まってますけども。
新しいキャストに関しては(事前の覚悟を差し引けば)概ね満足です。

芳雄トートは、トートというよりはトート風味の井上芳雄だったけど←
念願の役を演じられてよかったねと心から思いました。
どんなに願ったところで、実力と運の両方がなければ叶わないんだし。
ちょうどシシィが娘役出身者に変わるタイミングでトートをやれるのは
彼の持ち味を考えたら、とても幸運なことだったんじゃないかなと。

普段は毒舌キャラなのに黄泉の帝王になると途端に純朴さが滲むあたり
卑怯というか(笑)死を司る力がありながらまさかの初恋かっていう(笑)
愛しているからこそ手に入れられない葛藤、閣下の純愛みたいな路線で
人外の雰囲気はないけど、これはこれで面白いトートだなと思いました。

蘭乃さんは、歌については分かってたので、別にそこは怒りませんが、
音を外すことを心配してなのか、いつもそうなのか知らないけど、
あまりにも恐る恐る歌うので、「自由に憧れる奔放な少女」の部分が
一幕の序盤であまり感じられなかったのがもったいなかった。
慎重にやろうと思い切ってやろうと、どっちみち声は裏返るんだから
彼女が思うシシィ像というのをもっと全開で見せてほしかったなと。
結婚して宮廷に入ってからの「弱さ」が自然に出てていいなと思うのと
逆に、二幕での年を重ねる表現がいまひとつかなという感じなので、
総じて二幕がよかった歴代シシィと比べて一長一短という印象でした。

--以下本音--
過去にも歌唱力が行方不明なシシィはいたし(それも一人ではなく)
蘭乃さんも宝塚のキーなら多少は何とかなったのかもしれないけど、
今回の帝劇タイトルロールは、本人にも観客にも酷だったと思う。。。
オーディションを勧めた演出家でもキャスティングした制作でもなく
今回みたいな歌を披露してしまった代償は彼女自身が払う訳だから。


佐藤フランツは序盤こそ棒立ち+無表情でどうなることかと思ったけど
二幕は何だかとってもよかったのです。何がよかったんだろう(謎)
歌えるということがこの作品でどれだけ武器になるかを証明してる人。

古川ルドルフを見てると、苦悩する美男子=最強!って思いますね。
死の場面はトートに自らキスするあたりから釘付けすぎて記憶ない。←

剣ゾフィーは、宮廷で唯一の男というほどの威厳は感じなかったけど
芝居巧者なんだなあと。歌自体に強さがあれば完璧だったと思う。

山崎ルキーニは歌も聴きやすいし、空気の動かし方も慣れてる。
あと何回か観る機会があればもっとちゃんと追いたかったなあ。
思い通りに飛んでくれない小鳥のおもちゃのせいで一瞬白けるけど
あれは彼のせいではないよね。大丈夫わかってる。

トートダンサーは皆さん素晴らしいダンサーばかりなんだけど、
如何せんあの焦げた手羽先みたいな衣装がかわいそうでした。
2012年公演もそうだったけど、割と彼らって衣装受難だよね。

アンサンブルもだいぶ入れ替わったんですね。
プリンシパルを追うのに精一杯でほとんど見れてない。すみません。
強いて挙げれば男性陣はメイクの技術をちゃんと学んだ方がいいかも。

あと、未来さんと原さんの落ちぶれ方が凄まじかった。※語弊
ルドヴィカ/ヘレネ →ミルクが欲しい平民 →マダム・ヴォルフ/娼婦
前方席で観ていたのでふたりが出てくる度に生活が堕ちてて困る(笑)
シシィのお母さんとお姉さん、最終的に娼婦なんですけど!っていう。
やっぱりルドヴィカとマダム・ヴォルフの二役ってどうかと思うよね。

あ、革命家グループがなかなか素敵でした。特にシュテファン。
広瀬さんって初めて観る方だったけど歌も存在感も目を引く感じ。
大谷さんはマックスよりツェップス役の方が似合ってると思う。

そういえば、コレクションのマデレーネの場面がひどく悪趣味なことに
なってて驚いたけど(貞操帯というそうな)あれは演出家の趣味なの?

トートのビジュアルもあって前よりも雰囲気が宝塚っぽくなったかな・・・
個人的にはあまりそっち寄りに行ってほしくないんだけど。
美術や衣装のデザインは違っても結局は演出家の趣向が反映されるので
本当にこの作品が生まれ変わるのは演出家が変わったときだと思うよね。
エリザはエリザ。“新生”は言い過ぎかな、というのが初見の感想です。

次はこの日とは真逆の組み合わせで観ます。

二回目だと感じ方が変わるかもしれない。楽しみ。
少なくともカテコで主役への拍手を躊躇うことがないといいな。


【キャスト】
エリザベート:蘭乃はな
トート:井上芳雄
フランツ・ヨーゼフ:佐藤隆紀
ルドルフ:古川雄大
ルドヴィカ/マダム・ヴォルフ:未来優希
ゾフィー:剣幸
ルイジ・ルキーニ:山崎育三郎

マックス:大谷美智浩
エルマー:角川裕明
シュテファン:広瀬友祐
リヒテンシュタイン:秋園美緒
少年ルドルフ:松井月杜

アンサンブル:
朝隈濯朗/安部誠司/安倍康律/石川剛/奥山寛/上垣内平/川口大地
後藤晋彦/白山博基/高橋卓士/田中秀哉/福永悠二/横沢健司
石原絵理/折井理子/可知寛子/七瀬りりこ/原宏美/福田えり/真記子
松田未莉亜/真瀬はるか/百千糸/安岡千夏/山田裕美子

トートダンサー:
五十嵐耕司/乾直樹/岡崎大樹/小南竜平/鈴木明倫/田極翼/楢木和也/宮原由紀夫

【スタッフ】
脚本/歌詞:ミヒャエル・クンツェ
音楽/編曲:シルヴェスター・リーヴァイ
演出/訳詞:小池修一郎

音楽監督:甲斐正人
音楽監督補:太田健
美術:二村周作
照明:笠原俊幸
衣裳:生澤美子
振付:小尻健太(尸に丸)/桜木涼介
歌唱指導:山口正義/ちあきしん
音響:渡邉邦男
映像:奥秀太郎
ヘアメイク:富岡克之
指揮:上垣聡
Comments (2)

帝劇2.5

2015-07-16 23:35:04 | 日々事
帝劇のラインナップがどんどどん。

■「1789 バスティーユの恋人たち」 4月9日~5月15日
■「天使にラブ・ソングを シスターアクト」5月~6月
■「王家の紋章」8月

8月をどう受け止めていいのかが分からない(笑)

浦井氏および和樹氏、帝劇初主演おめでとう!来たるべくして来た!

まずはお祝いを述べたあとで、私の脳内人事案を書いていいですか。

【1789】
  ロナン: 浦井健治
  アントワネット: 新妻聖子
  オランプ: ラフルアー宮澤エマ

【天使】
  デロリス: 濱田めぐみ(トリプル)

【王家】
  メンフィス: 加藤和樹
  キャロル: 花總まり
  イズミル: 小池徹平

この配役でも観てみたかった。シャッフルしても楽しそうよ。

これまで「王家の紋章」に全く触れずに生きてきてしまった私としては
最新巻が60巻だという事実に呆然としつつ、そこはやはり人気作な訳で。
各方面から4ないし5巻まで読んでおけば大抵のことは掴めるとの助言が。
なんでもナイルの流れのごとき悠然とした時間軸だそうで。←どんなだ

ところで、イムホテップがどんなビジュアルなのか気になって検索したら
「ハムナプトラ」の頭髪ない人が出てきちゃって鼻から何か出たよね(笑)
正しくは長髪+髭のおじいさんでした。

いやはや、帝劇で漫画が原作の舞台がかかる日が来るとは。
オギーとリーヴァイさんがこの世界観をどう創り出すのか興味あるなあ。

え? 禅さんがカーティスなの!? ※時差

行くわ!!
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