はなバルーンblog

藤子不二雄や、好きな漫画・アニメの話がメイン(ネタバレもあるので要注意)

2007年7月アニメ新番組チェック

2007-07-02 23:20:20 | マンガ・アニメ
 東海地区では、アニメ新番組は明日から順次スタートする。
 いつも通り、見逃し防止のためにチェック予定の作品をリストアップしておく。なお、最後に★が付いている作品は、東海地方が最速放送の予定。



 ・「CODE-E」7/3(火)26:43-(名古屋テレビ)★
 ・「ケンコー全裸系水泳部 ウミショー」7/3(火)26:58-(テレビ愛知)
 ・「ドージンワーク」7/3(火)28:28-(テレビ愛知)
 ・「School Days」7/4(水)27:28-(テレビ愛知)
 ・「ムシウタ」7/5(木)24:00-(WOWOWノンスク)
 ・「スカイガールズ」7/5(木)25:28-(テレビ愛知)★
 ・「ななついろ★ドロップス」7/5(木)27:40-(CBC)
 ・「ひぐらしのなく頃に解」7/5(木)27:50-(東海テレビ)★
 ・「さよなら絶望先生」7/9(月)26:28-(テレビ愛知)
 ・「ぽてまよ」7/11(水)27:11-(名古屋テレビ)
 ・「ゼロの使い魔 双月の騎士」7/12(木)25:58-(テレビ愛知)
 ・「もえたん」7/13(金)25:28-(テレビ愛知)
 ・「モノノ怪」7/19(木)26:05-(東海テレビ)
 ・「バッカーノ!」7/26(木)24:30-(WOWOWノンスク)



 こうして一通り見渡してみると、4月期に比べると小粒な感じは否めない。
 4月に始まった2クール以上放映予定の作品は続行中で、ほとんどが1クール作品の入れ替わりとなるから、仕方ないのかも知れないが。上に挙げた中で2クール予定は「ひぐらし」「スカイガールズ」くらいだ。


 そんな中で注目しているのは、どう見てもアニメ向きでない原作をどう料理するかが見ものの「さよなら絶望先生」、そもそも原作にストーリーが存在せず、そもそも何で今更アニメ化なのか非常に疑問な「もえたん」、Bパートが声優による実写で同人誌作りと言う非常に地雷臭のする構成の「ドージンワーク」あたり。ネタ的な期待が多いな。

 「ドージンワーク」は既にネットラジオも始まっているが、パーソナリティーが浅野真澄と斉藤桃子なので「ソルティレイディオ」パート2にしか聞こえない。番組中で思いっきり「久しぶりだったね」と言っており、当人達もそのつもりのようだ。ともかく、バカ姉妹(いい意味で)の健在ぶりは嬉しい。
 ソルティの時はアニメ本編を2ヶ月遅れのAT-Xで観ていたせいで、ネタバレが恐くてラジオをあまり聴けなかったが、今回は最速と同日放送だし、そもそもネタバレを気にする性質の作品ではなさそうなので、ラジオも心配なく聞く事が出来る。

 また、「もえたん」はテレビ愛知のみ7/6に事前特番の放送予定がある(「sola」最終回後の番宣で告知済み)。この手の特番はたまにあるが、なぜ今回はテレビ愛知だけなのだろう。むしろ、関東独立U局の方が枠を取りやすそうな気がする。実はテレビ愛知の製作で、番組中でメリ夫が出てきたりしたら笑えるのだが。


 そう言えば、テレビ情報誌の予定通り、「ひぐらし」2期は東海テレビが最速になってしまった。前作は1ヶ月遅れだったのだから、たいした出世だ。放送続行中の「ロミオ×ジュリエット」を含めて、7月以降の東海地区最速放送は4本。これで、中京テレビ以外の全ての在名局が最速放送の実績を持つことになる。
 今後も、最速とは行かなくても深夜アニメの遅れは全て3日以内には収めて欲しいものだ。

三重県古書店巡り(主に伊勢・松阪)

2007-07-01 23:54:50 | 日記・雑文
 気が付いたら、7月。あっと言う間に今年も後半に入ってしまった。
 私はまだ「光陰」の二人ほどの老人ではないが、歳をとると時間の流れが速くなると言うのは、本当の事らしい。


 さて、昨日は久しぶりに三重県で古本屋巡りをしてきた。
 メインは、伊勢(の近く)と松阪に店舗のある「万陽書房」。ここは昔から続いてきた古書店なのだが、1990年代からBOOK OFFのような新古書店型の売り方にも手を出しており、広い店内にはBOOK OFFではお目にかかれないような「古書」から、現在の人気漫画単行本まで置いてあり、実に混沌とした空間となっている。
 基本的に綺麗な本しか置かないBOOK OFFよりは、思わぬ掘り出し物に出会う可能性も高く、結構好きな店だ。

 だが、三重県はお隣の県とは言え万陽書房のメイン店舗は伊勢と松阪で、しかも鉄道の駅からは遠く離れた完全な郊外型店舗のため、なかなか気軽には行けない。
 以前は、伊勢まで電車で行ってからバスで折り返す形で店まで行ったのだが、バスの本数が非常に少なく、またバス停から店までも徒歩で結構かかって疲れてしまった。

 そこで、今回は松阪でレンタカーを借りて、車で伊勢→松阪と回ってきた。
 これだと、直接店舗に行ける上に、どれだけ本を買い込んでも持って歩く必要がなかったので、電車&バスよりも遙かに楽だ。
 ただし、精神的には今回の方が疲れた。車を運転するのは半年ぶりだったし、慣れないレンタカーだったので相当神経を使った。たまにぶつかる渋滞も、かなりイライラさせられる。普段は自転車ばかりなので「渋滞」というものの存在自体を忘れていた。
 でも、たまには運転をしておかないと、本当に忘れてしまいそうだ。免許証が単なる身分証明書では勿体ないので、普段からまともに車を動かせるようにしておきたいと、改めて思った。


 伊勢・松阪の「万陽書房」2軒を回った後は、北上して途中にあるBOOK OFF4軒に立ち寄った。
 これも、当初からの予定通りの行動だ。BOOK OFFのポイントカード切り替えのため、サービス券発行が6月30日で中止となるため、なるべくそれまでに買いたい物は買っておこうと思っていたのだ。
 BOOK OFFでは、DVDやゲームソフトも重点的にチェックした。旧世代機のゲームソフトは探しようによってかなりお得な値段で見つかるし、最近はある程度古いDVDソフトがかなり安くなっているので、いくつかのタイトルを集めている。BOOK OFFでの「掘り出し物」は、本よりこちらの方が期待できる。


 そんな感じで車を北に走らせていたらあっと言う間に時間は過ぎて、22時に四日市で車を乗り捨て、近鉄で帰宅。
 万陽書房でかなり時間を使ったので、夕方まで松阪市内におり、思ったよりはるかに四日市到着が遅くなってしまった。
 調子に乗って色々と買ったので、帰りの電車は荷物が多くて大変だった。基本的に、プレミアの付かない安価な古本は「見つけたら迷わず買う」スタンスなので、一日かけて古書店を回ると、いつも最後は荷物でカバンがパンパンになってしまう。

 今回の収穫のメインは文庫本だった。「万陽書房」では、BOOK OFFなら100円コーナーに置かれるかどうかも怪しいような古い文庫も割と置いてあるので、いつも色々と買ってしまう。
 具体的な収穫物はこんな感じ(↓)で、SFとミステリばっかり。







 ちなみに、藤子不二雄関係の収穫物は、この2つ(↓)。






 「藤子不二雄まんがスクール」(内容は主に「チャンピオンマンガ科」)は、なんとなく手に入れそびれていた本だったので、プレミア抜きの価格で買えたのは嬉しい。FFランド「まんが道」巻末の再録は中途半端に終わっていたが、ようやく最後まで読める。
 隣の「ドラえもんメモリーズ のび太の想い出大冒険」は、「ドラえもん30周年」の時に発売されたGBカラー専用ソフト。これも何となく買い逃していたが、原作の「名場面」を集めるという趣向は面白いので、探していたゲームだ。今となってはGBカラーもすっかり旧世代で、時代の流れの速さを感じる。
 今回は、特に藤子関連を期待してはいなかったので、この2つがあっただけで儲け物だ。


 なお、古書店とは何の関係もないが、松阪から伊勢に向かう途中でショッキングな光景を見てしまった。
 昔から存在だけはよく知っていた「国際秘宝館」(詳細はリンク先からたどって下さい)が閉鎖され、取り壊し作業に入っていたのだ。
 ここに行った事はなかったが、三重テレビ土曜の深夜番組で「ウマのマル秘ショー」なる怪しげなCMを流していて、マスコットキャラ(?)の「秘宝オジサン」ともども、非常にインパクトの強い存在だった。三重や名古屋では「その名も~こくさい~ひほうかん~」と言うCMソングを覚えておられる方も多いと思う。
 実物は、家族で鳥羽まで車で行った時に横を通った程度だったが、いつか行ってみたいと思っていた場所なので、閉鎖は非常に残念だ。
 今のところ、建物本体は原型をとどめているが、完全に取り壊されるのも時間の問題だろう。




「国際秘宝館」の現在



 まあ、それは余談として、いろいろと収穫があって楽しい一日だった。やっぱり私は古本屋巡りが好きなのだと、よくわかった。
 しかし、ただでさえ本棚に余裕がなくて本を積み上げている状態なのに、ますますひどくなってしまう。設置場所はあまり残っていないが、本棚を追加するしかないか。そろそろ、床が抜ける心配をし始めた方がいいかも知れない。