今週も一日遅れの感想。こうなるのは事前に分かっていたのだが、OPが変わる重要な回に感想が遅れるのはちょっと悔しいので、あえて伏せていた。まずは、その新OPの感想から。
新OPテーマ「ハグしちゃお」(歌/夏川りみ、作詞/阿木燿子、作曲/宇崎竜童、編曲/京田誠一)
アニメのOP主題歌としては、なかなかいい。子供向けを意識した歌詞に、歌いやすいメロディーで、タイアップ臭も強くはない。しかし「ドラえもん」のOPとして考えると、歌詞に直接「ドラえもん」と関連のある単語が「ポッケに夢が一杯」くらいしかないので、「「ドラえもん」の主題歌」としては今一歩。
そして、OPアニメには圧倒された。まだ、ざっと観ただけだが、それでも非常にマニアックな原作キャラが多数見られる。まさか、ゴキブリカバーやハルカ星のハルバル、パンドラのお化け、イイナリキャップのライオン達がハグするとは思ってもみなかった。いずれ、コマ送りでじっくり登場キャラを確認したい。
「あやうし!ライオン仮面」(脚本/与口奈津江、絵コンテ・演出/安藤敏彦、作画監督/富永貞義)
先週の予告の段階で、ライオン仮面の顔が原作と異なる事が分かっていたので少し不安だったのだが、この点以外は、セリフも含めてほぼ原作に忠実な内容で、個人的にライオン仮面ネタで盛り上がっていたせいもあって、非常に楽しめた。
特に、オシシ仮面の「グエーッ」のコマが、全く原作通りだった点は、高く評価したい。今回の放送で、一番楽しみだったところだ。他にも、フニャコ先生の「なんというむせきにんなわしだ」も、ちゃんと登場。
漫画「ライオン仮面」の見せ方は、1995年版「あやうし!タイガー仮面」同様に、そのまま漫画として画面に出して、セリフもドラやのび太が読み上げたので、残念ながらライオン仮面やくらやみ団が独自の声で喋ることはなかったが、フニャコ先生役の緒方賢一が「ワハハハ、オシシ仮面!」のセリフを悪人声で読み上げたので、よしとしよう。
また、アニメオリジナルのネタとしては、困ったフニャコ先生の編集者に対するセリフ「このまま死んじゃだめかね」や、フニャコ先生の部屋に置かれていたオシシ仮面やくらやみ団のフィギュアなどが笑えた。
「あやうし!ライオン仮面」のアニメ版としては、なかなかの出来だったと思う。
・関連記事「知られざるアニメ版「ライオン仮面」?」
・関連リンク「オシシ仮面とくらやみ団のガイドライン 3グエー目」
「のび太のなが~い家出」(脚本/高橋ナツコ、絵コンテ・演出/三家本泰美、作画監督/富永貞義)
全体的に、演出過剰気味に感じた。原作では、家出に至る過程も、のび太やママの心情も、割とサラリと描かれており、それがオチの笑いを引きたてていたが、今回は、特にママの心情描写がやり過ぎな感じだった。しかも、ラストシーンでは、ドラえもんまでが涙を流してしまっている。泣いてのび太に抱きつくママと、その横で冷静なドラえもんの対比が面白かったのに、ぶちこわしだ。
これは、テンポのよい原作に、中途半端に余計な描写を加えて、失敗してしまった例だろう。ともかく、今回は「あやうし!ライオン仮面」の印象が強烈すぎて、どうしてもこちらの方は評価が辛くなってしまう。
「謎のたまご」
今回から始まった新コーナー。以前は「ミニシアター」だった枠で放送。内容的には、明らかに映画「のび太の恐竜2006」の宣伝で、今のところ特に語るべき部分は見あたらない。強いて挙げるならば、ミニドラが初登場した点くらいだろうか。ミニドラの声は「あかいとまと」と言う人だが、よく知らない。「バジリスク 甲賀忍法帖」に出ていたのか。
新OPテーマ「ハグしちゃお」(歌/夏川りみ、作詞/阿木燿子、作曲/宇崎竜童、編曲/京田誠一)
アニメのOP主題歌としては、なかなかいい。子供向けを意識した歌詞に、歌いやすいメロディーで、タイアップ臭も強くはない。しかし「ドラえもん」のOPとして考えると、歌詞に直接「ドラえもん」と関連のある単語が「ポッケに夢が一杯」くらいしかないので、「「ドラえもん」の主題歌」としては今一歩。
そして、OPアニメには圧倒された。まだ、ざっと観ただけだが、それでも非常にマニアックな原作キャラが多数見られる。まさか、ゴキブリカバーやハルカ星のハルバル、パンドラのお化け、イイナリキャップのライオン達がハグするとは思ってもみなかった。いずれ、コマ送りでじっくり登場キャラを確認したい。
「あやうし!ライオン仮面」(脚本/与口奈津江、絵コンテ・演出/安藤敏彦、作画監督/富永貞義)
先週の予告の段階で、ライオン仮面の顔が原作と異なる事が分かっていたので少し不安だったのだが、この点以外は、セリフも含めてほぼ原作に忠実な内容で、個人的にライオン仮面ネタで盛り上がっていたせいもあって、非常に楽しめた。
特に、オシシ仮面の「グエーッ」のコマが、全く原作通りだった点は、高く評価したい。今回の放送で、一番楽しみだったところだ。他にも、フニャコ先生の「なんというむせきにんなわしだ」も、ちゃんと登場。
漫画「ライオン仮面」の見せ方は、1995年版「あやうし!タイガー仮面」同様に、そのまま漫画として画面に出して、セリフもドラやのび太が読み上げたので、残念ながらライオン仮面やくらやみ団が独自の声で喋ることはなかったが、フニャコ先生役の緒方賢一が「ワハハハ、オシシ仮面!」のセリフを悪人声で読み上げたので、よしとしよう。
また、アニメオリジナルのネタとしては、困ったフニャコ先生の編集者に対するセリフ「このまま死んじゃだめかね」や、フニャコ先生の部屋に置かれていたオシシ仮面やくらやみ団のフィギュアなどが笑えた。
「あやうし!ライオン仮面」のアニメ版としては、なかなかの出来だったと思う。
・関連記事「知られざるアニメ版「ライオン仮面」?」
・関連リンク「オシシ仮面とくらやみ団のガイドライン 3グエー目」
「のび太のなが~い家出」(脚本/高橋ナツコ、絵コンテ・演出/三家本泰美、作画監督/富永貞義)
全体的に、演出過剰気味に感じた。原作では、家出に至る過程も、のび太やママの心情も、割とサラリと描かれており、それがオチの笑いを引きたてていたが、今回は、特にママの心情描写がやり過ぎな感じだった。しかも、ラストシーンでは、ドラえもんまでが涙を流してしまっている。泣いてのび太に抱きつくママと、その横で冷静なドラえもんの対比が面白かったのに、ぶちこわしだ。
これは、テンポのよい原作に、中途半端に余計な描写を加えて、失敗してしまった例だろう。ともかく、今回は「あやうし!ライオン仮面」の印象が強烈すぎて、どうしてもこちらの方は評価が辛くなってしまう。
「謎のたまご」
今回から始まった新コーナー。以前は「ミニシアター」だった枠で放送。内容的には、明らかに映画「のび太の恐竜2006」の宣伝で、今のところ特に語るべき部分は見あたらない。強いて挙げるならば、ミニドラが初登場した点くらいだろうか。ミニドラの声は「あかいとまと」と言う人だが、よく知らない。「バジリスク 甲賀忍法帖」に出ていたのか。