はなバルーンblog

藤子不二雄や、好きな漫画・アニメの話がメイン(ネタバレもあるので要注意)

藤子ネタを色々と

2005-11-27 17:28:38 | 藤子不二雄
 タイミングとしては少し遅くなってしまったが、最近の藤子ニュースを自分なりに取り上げておく。


「ミス・ドラキュラ」復刊決定

 前々から決まりそうな雰囲気があったので期待していたのだが、ようやく発表されて、一安心だ。
 私自身、「ミス・ドラキュラ」は奇想天外社版の単行本は持っておらず、「Neo Utopia」会誌に再録された分しか読んだ事がないので、来春の復刊が非常に楽しみだ。ぜひ、未収録分を含めた全話収録完全版として出版していただきたい。奇想天外社版収録分に、今回の復刊で漏れるエピソードが出ないことを祈りたい。

 また、せっかくだから「変身三部作」残り2作、「オヤジ坊太郎」「無名くん」も、いつかは復刊して欲しいものだ。「無名くん」が絶版であるのは言うまでもないし、「オヤジ坊太郎」は一応、藤子不二雄Aランドで読むことが出来るが、全2巻しかないので全体のごく一部のエピソードしか収録されていない。

 さらに欲を出すと、絶版作品の復刊だけでなく、Aランドで出版されている作品の未収録エピソードを収録した「補遺編」を出して欲しい。元本の「藤子不二雄ランド」同様に、Aランドで出された作品には、一部の話が未収録となったタイトルが多いのだ。この問題で特に有名なのは「魔太郎がくる!!」だろうか。「魔太郎」は内容的に外されたエピソードの復活は難しいだろうが、他の作品では収録可能な物もあるはずだ。Aランドをきちんとした全集にするために、ぜひ出して欲しい。

 …このように、希望を言いはじめるときりがない。「ミス・ドラキュラ」だけでも長い道のりだったのだから、復刊を素直に喜んで発売を待つとしよう。



今年も「ドラえもん」大晦日3時間スペシャル放映

 アニメリニューアル一年目の本年も、従来通り12月31日18時からの3時間スペシャル放映が決定した。
 個人的には、話のストックも少ない一年目は無理して放送しなくてもいいと思っていたが、放送されるのであれば、それはそれで嬉しい。
 月刊テレビ雑誌各誌を確認したところ、内容は、


 ○「竜宮城の八日間」(新作)
 ○「雪山のロマンス」(新作)
 ○「ラジコン大海戦」(新作)
 ○「どくさいスイッチ」(再放送)
 ○「のび太の恐竜2006」情報


と、なるようだ。
 ほぼ再放送のみだったこれまでの大晦日特番と違い、新作が三本もある非常に豪華な内容だ。原作の長さから考えると、「竜宮城の八日間」「ラジコン大海戦」の2本は、レギュラー放送より長尺となるのは間違いないだろう。「雪山のロマンス」は、特にアレンジしなければ11分でおさまると思う。いずれにしても、今頃アニメドラのスタッフが大忙しなのは間違いない。
 しかし、アニメが上記の4本だけならば、せいぜい2時間くらいだろう。残り1時間が映画情報となると長すぎるので、番組表に載っていないだけで短編アニメの再放送も1,2本あるのかもしれない。いずれにせよ、大晦日が楽しみだ。



・「ドラえもん プラス」第4巻収録作品判明

 25日発売のMy First BIG版「ドラえもん」の表紙裏広告に収録作品一覧が載っていた。このコンビニ本は買っていないので、ここで収録作品を紹介することは出来ないが、個人的にはこれと言って注目出来る作品が無く、ちょっと残念だった。3巻の「ばくはつこしょう」に続いて、「はなバルーン」を収録して欲しかったのだが。
 4巻にも「45年後…」は入らないので、この作品は「ぼく、ドラえもん」付録再録時と同様に、5巻の最後あたりに入りそうな気がする。他にも、完全な単行本未収録作品の中にまだまだ面白い話が残っているので、それらが5巻に収録されるのかどうか、気になっている。
 ともかく、「ドラえもん プラス」4巻、「もっと!ドラえもん」4号、「ウメ星デンカ」1巻は、12月1日発売。藤本先生の誕生日に、これだけ新刊が出るとは、嬉しい限りだ。