「ゲゲゲの鬼太郎」(第3作)のDVD-BOX化が、ついに発表された。東映アニメーションの過去の作品が次々とDVD化されて行く中、東映アニメの看板作品の一つと言える鬼太郎がこれまで手つかずだったのが不思議なくらいだが、ようやく来たかという感じだ。
第1作からではなく、いきなり第3作の発売となるのは、視聴者によく浸透しているシリーズを選んだと言うことか。そう言えば、タイムボカンシリーズのDVDも第6作目の「逆転イッパツマン」からリリースされた。LD時代は、タイムボカンシリーズのBOXは第3作「ゼンダマン」で止まっていたので、人気が高く全話ソフト化の希望が多かったイッパツマンを選んだのだろう。
「鬼太郎」も事情は似ており、第2作と第4作は全話ビデオ化されているが、第3作は地獄編を合わせると全115話で最も長いシリーズだったせいか、ビデオは第10巻・第40話までで止まっていた。それに、第3作の高い知名度も考えると、DVD化第1弾に選ばれた事は理解できる。第1作もビデオ収録漏れ作品があるし、そもそもレンタルビデオ自体、現在ではなかなかお目にかかれないのだが、営業戦略的には第3作と言う事か。
ただ、個人的にはアニメ「鬼太郎」で一番好きなシリーズは、1971年~72年放映の第2作だ。第3作放送開始以前の幼稚園~小学校低学年の時期に何度も再放送されており、第2作の怖さが心に刻み込まれてしまっている。今でもたまにビデオを見返すのだが、やはり何度観ても面白い。
私にとってのアニメ「鬼太郎」は、この第2作の鬱&怪奇路線だったので、1985年に第3作が始まった時は、いきなり吉幾三の歌が流れて、ずいぶん面食らったものだ。今思えば、吉幾三版OPは東京プリン版「ドラえもんのうた」といい勝負の、大胆なアレンジだった。
本編も、第2作と比べて明るい路線になっており、なかなか馴染めなかったが、作品としては悪くないアニメだと思う。近年のフジテレビ721の再放送で改めて観直してみたが、原作の秀逸なアレンジもあるし、シリーズ後半は鬼太郎以外の原作を使ったり、アニメオリジナルもあったりとバラエティ豊かで、ユニークな話も多い。
肝心のDVD-BOXの内容だが、上のリンク先によると全話収録で税込78,750円と1話あたりの単価も安いし、「全話」なので、現在再放送で飛ばされる「韓国妖怪ぬっぺらぼう」も入るのだろう。それに、この第3作BOXが売れれば、第2作もDVD-BOX化されるかも知れない。ちょっときついお値段だが、購入を検討してみたい。
第1作からではなく、いきなり第3作の発売となるのは、視聴者によく浸透しているシリーズを選んだと言うことか。そう言えば、タイムボカンシリーズのDVDも第6作目の「逆転イッパツマン」からリリースされた。LD時代は、タイムボカンシリーズのBOXは第3作「ゼンダマン」で止まっていたので、人気が高く全話ソフト化の希望が多かったイッパツマンを選んだのだろう。
「鬼太郎」も事情は似ており、第2作と第4作は全話ビデオ化されているが、第3作は地獄編を合わせると全115話で最も長いシリーズだったせいか、ビデオは第10巻・第40話までで止まっていた。それに、第3作の高い知名度も考えると、DVD化第1弾に選ばれた事は理解できる。第1作もビデオ収録漏れ作品があるし、そもそもレンタルビデオ自体、現在ではなかなかお目にかかれないのだが、営業戦略的には第3作と言う事か。
ただ、個人的にはアニメ「鬼太郎」で一番好きなシリーズは、1971年~72年放映の第2作だ。第3作放送開始以前の幼稚園~小学校低学年の時期に何度も再放送されており、第2作の怖さが心に刻み込まれてしまっている。今でもたまにビデオを見返すのだが、やはり何度観ても面白い。
私にとってのアニメ「鬼太郎」は、この第2作の鬱&怪奇路線だったので、1985年に第3作が始まった時は、いきなり吉幾三の歌が流れて、ずいぶん面食らったものだ。今思えば、吉幾三版OPは東京プリン版「ドラえもんのうた」といい勝負の、大胆なアレンジだった。
本編も、第2作と比べて明るい路線になっており、なかなか馴染めなかったが、作品としては悪くないアニメだと思う。近年のフジテレビ721の再放送で改めて観直してみたが、原作の秀逸なアレンジもあるし、シリーズ後半は鬼太郎以外の原作を使ったり、アニメオリジナルもあったりとバラエティ豊かで、ユニークな話も多い。
肝心のDVD-BOXの内容だが、上のリンク先によると全話収録で税込78,750円と1話あたりの単価も安いし、「全話」なので、現在再放送で飛ばされる「韓国妖怪ぬっぺらぼう」も入るのだろう。それに、この第3作BOXが売れれば、第2作もDVD-BOX化されるかも知れない。ちょっときついお値段だが、購入を検討してみたい。