はなバルーンblog

藤子不二雄や、好きな漫画・アニメの話がメイン(ネタバレもあるので要注意)

アニメ10&11月新番組感想

2005-11-09 23:45:28 | マンガ・アニメ
 色々と、このブログのために用意しているネタはあるのだが、記事を書くためにはそれなりに時間がかかるものが多くて、なかなか公開できない。ブログだけでなくサイト本体も同様で、取り上げたいネタは色々と思いつくのだが、それを形にする時間が絶対的に足りない状態だ。
 しかし、更新が止まるのもどうかと思うので、放置していたアニメ秋新番組感想の続きを書いておく。ただし、第1話をチェックした全ての作品を取り上げると長くなるし、視聴停止した番組は正直なところコメントに困るので、観続けている作品に限る事にする。



「舞-乙HiME」(テレビ愛知、10/10~)

 世界観はまるで異なるが、スタッフ・キャストは、ほぼ「舞-HiME」と同じなので、作品のノリは共通している。シズルが変わらず京都弁を喋っているのには笑った。「舞-HiME」のラストがあんな事になってしまったので、シリアス展開には期待しない事にしているが、バカ話は「舞-HiME」同様に楽しめそうだ。
 一応、独立した作品として作られているが、次回予告のネタは完全に「舞-HiME」視聴済みの人間向け。特に、6話予告のトキハダケと、唐突に喋ったミコトなどは「舞-HiME」を知らないと何のことかさっぱり分からないだろう。私は、思いっきり笑わせてもらったが。


「灼眼のシャナ」(テレビ愛知、10/10~)

 原作未読なので、作品固有の用語になれるまでちょっと時間がかかったが、物語の中心となるキャラが既に死んでいる「トーチ」であると言う設定は面白い。平井さんが消えた第2話は、まわりの人間から存在を忘れられていくトーチの寂しさが心に残った。「スターシップオペレーターズ」の前科がある渡部高志監督とJ.C.STAFFなので心配だったが、今度は楽しめそうだ。釘宮理恵のシャナも、いい味を出している。


「IGPX -Immortal Grand Prix-」(名古屋テレビ、10/12~)

 監督が本郷みつるなので、期待して観ているのだが、いまいち期待ほどには面白くなってこない。かと言って、全くつまらないと言うわけでもない、どうも、肝心のIGPXのルールが分かりづらくて、観ていてあまりレースとバトルにはまり込めないのが問題のようだ。このあたり、テレビ版の「サイバーフォーミュラ」は上手かった。
 ともかく、もうちょっと観続けてみたい。


「銀盤カレイドスコープ」(AT-X、10/19~)

 この作品については、こちらで書いたので、今回は割愛する。なお、本日放送された第4話はネタ抜きで普通に面白かったので、かえって物足りない感じだった。後半の作画が崩れているあたりは、やっぱりと思ったが。


「蟲師」(東海テレビ、10/26~)

 原作未読だったが、gmさんが放映前から大プッシュしていたので気になっていた。観てみると、私の好みにも合う作品のようだ。落ち着いた雰囲気の演出・作画と、意外なほどに鮮やかに描かれた「蟲」の画が好対照で、印象的だ。原作も、読んでみたくなった。


「ラムネ」(東海テレビ、10/27~)

 主人公の健次と、ちょっと頭悪そうなメインヒロインの七海が、第1話で既に完全にベタベタ状態。これこそ観ている方が恥ずかしくなる作品だが、その恥ずかしさがくせになってきた。第2話で、試しにお互いを名字で呼ぶ場面など、観て(聞いて)いて、ムズムズしてくる。このまま観続けると頭がとろけそうだが、妙にはまってしまったので、抜け出すことは出来ないだろう。


「かりん」(WOWOW、11/3~)

 原作ファンなので、期待と不安とが半々の状態。開始前に一番の不安要素だった、かりん役の新人・矢作紗友里の演技は特に問題はなかったが、1話でいきなり鼻血ブーまで描いたために、ストーリー構成が原作と変わっており、重要な場面を飛ばしてしまっているので、今後どうなるか気になるところだ。また、キャラクターデザインも原作絵とはかなり異なるので心配だったが、実際に動いてみると、思ったより違和感はなかった。
 木村真一郎監督作品なので、またしても予告では次回の絵は見られず。ただ「まほらば」は予告のネタが毎回楽しめたが、本作の予告は短いし、止め絵ばかりなので面白味には欠ける。ともかく、まだ1話を観たのみなので、今後に期待したい。


「ローゼンメイデン トロイメント」(CBC、11/4~)

 CBCでは、いきなり本作「トロイメント」から放送しているが、内容的には完全に1作目の続き。私はCSで観ていたからいいが、未見の人は完全に置いてけぼりだろう。異常に人気が出ている水銀燈にしても、あのような登場の仕方では、どんなキャラなのか全くわからないだろう。
 しかし、前作の続きの第13話として評価するならば、待望の続編だったこともあり、普通に楽しめた。相変わらずALI PROJECTの主題歌及びOPアニメーションもいい感じだ。本編では、提供ににも使われた場面で、くんくん探偵のDVDが置いてあったのには笑った。
 CBCでの放送は年末年始に休止を挟むだろうから、終了は来年2月頃か。全12話にしては時間がかかる。まあ、12月スタートのMBSに比べたら、CBCは今のところ15日遅れなので、ましな方だが。とは言え、MBSはちゃんと1作目も放送しているし、一概にどちらがいいとは言いにくい。


・関連記事:アニメ10月新番組感想(1)