はなバルーンblog

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「ヤッターマン」サントラついに発売

2005-10-27 23:27:41 | タイムボカンシリーズ
 タイムボカンシリーズのサントラ第2弾「タイムボカンシリーズ ヤッターマン オリジナル・サウンドトラック」が、昨日ようやく発売された。当然、昨日購入したのだが、寝るまでずっと聴きっぱなしだったので、ここで取り上げるのが今日になってしまった。

 ともかく、とうとう「ヤッターマン」のBGMがCD化された。既に何度も繰り返し聴いているが、ほとんどの曲は耳にすっかり馴染んでしまっていて、頭の部分を聴いただけで、その後のメロディーが頭に浮かんで、さらに対応する場面やセリフに、すぐに結びついてしまう。改めて「ヤッターマン」において、音楽がいかに大きな割合を占めていたかを、認識されられた。

 全部で99トラックもあるので、とても全ての曲について語る事は出来ないが、とくに馴染みの深い曲、印象的な曲を取り上げてみる。



トラック1 テレビサイズ初代OP。実際の放送版とは違い、冒頭でヤッターワンの吠える声は入っていないが、フルサイズと比べると、確実にテレビサイズの方が多く聴いているので、CDで聴けるようになって本当に嬉しい。

トラック3 本編冒頭、ドロンボーのインチキ商売でいつも流れる曲。ボヤッキーとトンズラーの声が、どこからか聞こえてくるようだ。

トラック5 こちらも本編冒頭によく流れたが、トラック3とは違ってガンちゃん・アイちゃんの登場時に使われる事が多かった。いずれにしても、導入部には欠かせない曲。

トラック9 「ドーレ、ひかえるダベェ~」と、ドクロベエ登場シーンの曲。

トラック13・14 事件発生→正悪のドタバタという流れでよくかかっていた。

トラック16 ヤッターマン登場シーンの曲。当然、1号・2号の笑い声は欠かせない。その後、「ヤッターマンがいるかぎり、この世に悪は栄えない!」と、続く。

トラック18・19 ドロンジョのお色気シーン定番曲。ちょっと大人のムード。

トラック20 場面転換でお馴染みの曲。「ヤッターマン・ロック」のアレンジだと知ったのは「タイムボカン名曲大全」を聴いてから。

トラック24 神秘的なムードの曲。なぞめいた事件発生などの場面でよく使われていた。

トラック33 正悪の直接戦闘でよく流れていた。40秒弱と短い間に戦いの決着が付いてしまうのがすごい。

トラック34 これも「ヤッターマン・ロック」のアレンジ。どちらかというとメカ戦向けの曲だっただろうか。

トラック35 これも場面転換でお馴染み。三悪が怪しげな行動を取った時によく使われていた。

トラック39・40 ヤッターマンピンチの場面で、よく流れていた。トラック40の方ではピンチから逆転する流れも。

トラック43 これもピンチの場面、特にAパートラストでBパートへの「引き」に多用された。

トラック47 戦い終わってめでたしめでたし、ゲストキャラのエピソードに落ちが付いた場面で使われていた。

トラック55 これも、どちらかというと正義側のピンチでよく聴いた。トラック43同様、Aパートラストに使われた事も多かった。

トラック78 メカ戦が緊迫した状態で流れていた。この曲から、ビックリドッキリメカの登場につながる。

トラック90 ゾロメカ行進曲と言えば、分かる人には分かるだろう。この曲を聴かなかった回は、一度としてないはずだ。

トラック91 メカ戦大詰め、ドロンボーピンチの展開。この曲が流れると、もうそろそろ戦いも終わりだなと、思ったものだ。

トラック93 「運命」。つまり、「オシオキダベェ~」の曲。「ミュージック!」も忘れずに。

トラック94 ドロンボーが負けて、エッホエッホと自転車で逃げるシーンでお馴染みの曲。「ドクロベエさまに捧げる歌」のアレンジ。

トラック97 ラストシーン定番曲。富山敬のナレーションも懐かしい。シリーズ途中から、この曲に歌詞を付けてナレーターが歌うという驚きの展開があった。「今日も行く行く、夕陽の中を~」から始まるこの曲、今でもきっちり覚えている。このメロディーに逢わせて歌える日が来ようとは。

トラック99 初代EDのテレビサイズ。こちらも、テレビ版の方が耳に馴染んでいる。テレビではフェードアウトしてしまった部分も聴けるので、ちょっとお得。

 以上、簡単に済ませるつもりが、結構長くなってしまった。これら以外も、みな懐かしい曲ばかりだが、他のシリーズでよく聴いた記憶のある曲もあったので、特に「ヤッターマン」劇伴としての印象が強い曲を取り上げた。


 これだけ一気にBGMを聴いてしまうと、久しぶりに本編も観たくなってくる。全話録画したビデオはあるが、かなり古くなって視聴に耐えない物がほとんどだ。やっぱり、DVD-BOXを買うべきか。「タイムボカンシリーズ」他作品も含めて、全部揃えたいものだ。

 さて、このサントラCDは素晴らしいのだが、残念なところもある。まず、2代目OP・EDのテレビサイズが収録されていない。解説書には「諸般の事情」で入れられなかったとあるが、後続のCDでフォロー可能ならば、何とかして欲しい。
 また、今回は全185曲中、特に劇中使用例が多い106曲が優先的に収録されたので、かなり収録漏れがある。しかし、こちらについては解説書に、後続CDでフォロー予定としっかり書かれているので、まあ問題はない。

 現在は「ヤッターマン」だけでお腹いっぱいの状態だが、第3弾「ゼンダマン」サントラは、早くも12月21日発売予定。このまま、2ヶ月に1枚ずつリリースされるとしたら、夢のような状況だ。「逆転イッパツマン」まで6作分出揃うのは、来年6月になる。揃ったら、全部ぶっ続けで聴きっぱなしになりそうだ。