副作用の機序とそれに伴う食事療法について
(1)接種直後、IgEが大量に産生された場合
このIgEが、皮膚や粘膜組織にあるマスト細胞に結合して、マスト細胞が活性化される
食べ物からのヒスタミンの摂取、皮膚への刺激、精神的なストレスなどで
マスト細胞が脱顆粒して、ヒスタミンなどを放出し、アレルギー反応を起こす。
対処法、ヒスタミンの含有量の少ない食品を食べる、ストレスのない生活、
(2)接種時に、ワクチンに含まれる微量成分に対するIgGまたはIgEが産生された場合
サーバリックスの微量成分の可能性は牛乳 対処法: 乳製品はすべて除去
ガーダシルの微量成分の可能性は酵母 対処法: イーストを使用したものすべて除去
ガーダシルの成分のポリソルベート80 対処法:ポリソルベート80を含むもの除去、食品、化粧品など
同時期に接種した他のワクチンの成分
(3)接種後のサイトカインストームや活性化された免疫細胞(好酸球など)で、リーキーガットが生じた場合
当時食べていた食品が、腸で十分消化されずに、その食品に対してIgG、IgA, IgEが産生されている可能性がある
対処法: 自分が好きでよく食べていた食品の中で、消化の悪いものを除去する 特にタンパク質
(4)リーキーガットで、必要な酵素が産生できなくなっている場合
油脂等の消化にも注意
(5)副反応発症から時間がたって、身体の中が常時炎症している場合
炎症性の食品を控える
(6)食事療法と同時に必要なこと
必要なビタミン、微量金属、栄養素などを補給する
腸を整える
血液のpHを弱アルカリ性にすること (これは、スイスのクリニックの考えで、赤み肉の除去)
痛みの管理