行雲流水

ボランティア活動を中心に記録する

半夏生(はんげしょう)

2014-07-02 10:17:51 | 日記
 24節気72候の1つ。夏の節気は立夏・小満・芒種・夏至・小署・大暑と続くが、夏至から小署に至る15日間を3候に分け、夏至の第3候を半夏生とした。夏至から11日目、太陽暦の7月2~3日ごろである。このころ半夏(烏柄杓-からすびしゃく)という毒草が生ずるとしたのが語源。「チュウ(夏至)ははずせ、ハンゲ(半夏生)は待つな」ということわざがあるように、夏至が済んでから半夏生に入るまでに田植えをする。
 タコを食べる風習は、●稲の根がタコの足のように四方八方に根付きますように、●稲穂がタコの足(吸盤)のように立派に実るように
 また、タコには「タウリン」という栄養素が多く含まれ、疲労回復、肝機能の強化、高血圧の改善、血液浄化作用(悪玉コレステロールの除去)、心機能の強化、視力改善などさまざまな効果がある。さらにタコには、味覚障害の予防や血行促進作用のある「亜鉛」も多く含まれて、田植えの後の栄養補給に最善なのかもしれない。