感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

口コミで広がるお客様の輪に感謝

2013-04-29 17:31:14 | 住宅リフォーム工事物語
昭和の日という事で月曜日ですが今日は祝日。

そんな中、今日も当社の大工さんたちは朝から岡山市中区の住宅新築現場で大工工事。

先週末には屋根の下地も終わり屋根屋さんがルーフィングと呼ばれる防水紙を敷き込む作業まで済んでいる現場で、今日は外壁の下地つくりが主な作業。

上棟時に立てた管柱の間に間柱と呼ばれる部材を取付たり図面に記された位置に筋交と呼ばれる垂直方向への傾きを防ぐ為の部材を取付て金具で固定。

他にも窓の部分にアルミサッシが取り付けれる様に開口下地など作られている様子に順調に工事が進んでいるようです。

そんな中、私は倉敷市中庄で住宅リフォームの計画のお話をいただいたお客さんの所へ見積書の提出へ向かいます。

今回のお客さんは全く面識もない人からの見積依頼だった為、最初に調査した時から薄々気が付いていたのですが、お客様は当社とは別に何処かで相見積もりを取られている事は解っていました。

本来なら少しでもコストを抑える商品と工事方法を選択して一般に言う所の「安い見積書」をお届けするのが商売人ではありますが、私は商売人ではなく大工職人。

今回は今後のお客様の先30年の「幸せな暮らし」に拘って商品の選定や工事の方法を検討し、そのコストを見積書に表記させていただきました。

その為に提出した瞬間にお客様の表情から私の見積は他社の見積より高いのだと判断できましたが、見積の項目説明をひと通りさせてもらい最後にお礼をしてこちらのお宅を後にします。

それから数十分、私が会社に戻り次の作業に向けての準備をしていた時に、再び先ほどのお客さんより電話があって「腹を割って話がしたい」との事でもう一度、お客さんの所へ・・・

思惑通り、他社より当社の方が見積が高かったようです。

しかし、色々とお話した結果ご主人の口から出た言葉は「家内がどうしてもお宅へ頼みたいと言うから」と本当にありがたい言葉に、私たち「林建設」に今回のリフォームを任せていただける事に成りました。

最後に「どうしてですか?」と理由を聞いた所、以前当社でリフォームさせていただいたお客さんから「林建設は良い」と聞いていたとの事。

早々に会社に戻り、口添えしてくれたお客さんに電話で連絡してお礼の言葉を・・・そして何より今回のリフォーム工事を最高の家づくり物語にする事が口添えしてくれたお客さんへのお礼だと誠心誠意、全力で今回の工事に取り組まなければと改めて気を引き締めます。

さて、明日は倉敷市街で木造施設の上棟が予定されていてる為に早起きが必須。

昨日の日曜日も出勤したので、今日は自分への褒美だと早い時間ですが帰宅しようかと・・・

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

にほんブログ村 住まいブログ 大工・職人へにほんブログ村