風の備忘録~ ~ ~

風は林に色や形や音を運んできます
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私の好きなイギリスの詩人 クリスティナ ロセッティとつながる人々

・画家・詩人ダンテ・ガブリエル・ ロセッティは兄 ・西條八十 ・三井ふたばこ(西條嫩子) ・宮澤賢治  ・金子みすず

老犬(17歳と6ヶ月)死去

2005-06-15 | 林の詩・文
夜中の1時半ごろ 犬の声がかすかにしたので起きて様子を見に行く。
夕べ寝ていたところから外れて 寝ていた。


我家の飼い犬は1987年11月23日生れで、
17歳と6ヶ月は過ぎて人間で言えば86歳にあたるという。

鎖で若いころはつないでいたけど、鎖が重く動けなくなり、
紐にしたのが1年前だったか。
その後、紐も足に絡みつき動けなくなるので庭で放し飼いにしていた。

昨日は
アジサイの下に敷いたシートにうずくまってほとんど動かなかった。
水飲み場に自分から行かなかったので、水を与えたけれど飲まなかった。
「ポカリ」を入れた器を口までもっていったらぺろぺろとなめた。

固形の老犬向きの餌は朝から食べなかったので、
ポカリで浸して口までもって行ったら それは食べた。
11日の土曜日に上の娘が買ってきた缶詰も与えたら それも食べた。

その後も まったく その場を動くこともなく じっとしていた。

私は様子を見ながら ほとんど一日、庭にいて小梅を採ったり、
犬のための小道を歩きやすいように草をとったりしてすごした。

帰ってきた夫に「もう駄目かも知れないよ」と伝えた。
いつもなら 一日中 同じ場所にいることはなかったから。

寝る前に様子を見に行きさわると
ピクンと動いて白内障でにごった目で私を見た。

犬らしい吠え声は 1年前からしなくなっていた。
動けなくて困ったときなどは女の人が泣くような声を出していたけど、
夜中の声、いつもの人間が泣く声とも違っていた。
ゆうべ寝ていたところから外れてコンクリートに横たわっていたので
シートまで動かしてやった。ころっとウンチがあった。
動きにくくなってからウンチなどすると嫌がってかないていた。



今朝 5時前に起きてみたら動かなくなっていた。
ここ数ヶ月、朝はゆっくり ゆっくりとした胸の動きだったけど。
今朝はいつまでも動かなかった。