葉山町インサイダー

のどかでゆったりとした毎日が過ぎてゆく。All has gone. 葉山の人のぬくもりが感じられる今日この頃です。

草原の輝き!! 

2008年02月06日 | 葉山町▼実像

草原の輝き splendor in the grass

草原の輝き と葉山町

この映画のタイトルともなっている詩はワーズワースの「幼年時代を追想して不死を知る頌」という詩です。私が暗唱している唯一の詩です。
Though nothing can bring back the hour
of splendor in the grass,
of glory in the flower,
We will grieve not,rather find
the strength in what remains behind.
草原の輝き 花の栄光
再びそれは還(かえ)らずとも
なげくなかれ
奥に秘められたる力を見いだすべし
------ODE: Intimations of Immortality (高瀬鎮夫訳)

学校のシーンで、何度かこの詩を朗読するところがありますが、大恐慌がおとずれて、成功者が挫折するサマと、輝いている青春と思うようにならない現実、さすが!社会派エリア・カザン、時代背景の中で翻弄される青春像を見事に描いています。
印象的なのはやはりラストシーン。
結婚前に過去を整理するためにバッドに会いに行くディーニーの美しさが際だつ。
幸せな結婚生活を送っているが子供をかかえて汗だくの姿を夫の元恋人に見られる妻。

あの名作「エデンの東」を彷彿とさせる感じもあります、最後にバスに揺られながら去っていくシーンで、彼女がワーズワースの詩を口ずさむのです。



この映画ナタリーウッド、ウオーレンビュウテイの青春映画を見たのが安保が終わった61年の翌年12月。
今思えば「草原の輝き」は青春の輝きだったようだ。
昨年また見る機会があった。
今から48年前、60年安保(昭和35年)で高揚した心をすてて、各分野に散らばっていた学生たちが、2年後50周年を記念して東京で再会する。
かっての荒々しいが純粋な気持ちを、心の片隅に追いやり社会にはいって、それぞれの分野をリーデイングしてきた安保世代。
今は誰も安保世代とは言わない。
中核ではなく、周辺、外縁、あるいはノンポリに近い、自分を含めて多くは、一時の「青春の輝き」を享受し、同時代の雰囲気を体のどこかに漂わせ、散っていった。

 小生の知るだけでも今日、政界、実業界、司法とおおぜいいる。昭和35年から39年に巣立った連中だ。彼等が今の日本を動かしているともいえる。
官界になぜいないか、それは公安のせいにつきる。

青春の輝きを享受する森新町長とその仲間。
葉山町の今度の選挙で見れば、青春の輝きを全身で享受しているのが
森町長と環境団体グループだ。

 大方誰も予想しなかった安保世代が当選した。彼は神田のカルチェラタンを知っているはずだ。当時の熱狂を知っている。
彼の周辺は夜なよな、政策会議をおこなっている。
あの人があのポストがいい、とかなんとか。

今、彼は全身で喜びで震えている。だが、

葉山町役場の冷たさ、面従腹背、にどう対処するか。
議会の前町長支持議員たちは、てぐすねひいて待っている。
早くもその戦いが始まっている。

志だけでは現実は動かない。彼の周辺はあまりにも貧弱だ。
基本的な法律すら知らない人たちばかりだ。

政策を作る基本は、既存の法律をどの程度知っていて
それとの整合、調整をどうするかにつきる。

その意味では、役場の職員を早く味方につけるべきだが、彼は
遊歩道で都市計画部を、ごみ広域処理で生活環境部を敵にしてしまった。
孤軍奮闘している。

だが、やり方によっては、彼は強い町長に変身できる。

 落ちた横山すみ子はひそかに笑っているにちがない。
やがて自分の出番がくると・・

だが、計算どおりにはいかないのが人生だ。

 時が2年、3年と過ぎてゆくに従い、彼をサポートしてきた人たちは、生活のために、離れざるをえない現実が待っている。

かって、学生運動にはげんだ連中が、卒業を目の前にして、離れざるを得なかった現実を幾らでも知っている。
彼等は幾年月かの後、社会の牽引車となった。
森は若くはない。もうすぐ70だ。
輝くには、あと4、5年しかない。

草原の輝き、花の栄光はフエイドアウトしてゆき、やがて葉山町の歴史の中の存在となる。

そう遠くない日に・・

そして葉山町は混迷の時代を迎える。

このブログのコメント欄にもあったが


私にはその予感がするのだ。
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