葉山町インサイダー

のどかでゆったりとした毎日が過ぎてゆく。All has gone. 葉山の人のぬくもりが感じられる今日この頃です。

2200年前 秦の始皇帝 「兵馬俑」 10月に展示  古代遺跡巡り・中国

2015年09月22日 | 古代遺跡巡り 中国

 

 

 

 

戦ですべて失い 国土だけ残った日本人の心理に刻まれた詩。



 


私たちが高校で習った「世界史」あるいは「漢文」に出てくる象徴的な言葉に「国破れて山河あり」という漢詩があります。

これは紀元前200年に秦始皇帝が天下を統一して都と定めた長安<今の西安>が安禄山の乱で757年に破壊されてしまい、長く続いた「長安」という都が滅びて終う時 詩人杜甫が詠った「春望」という漢詩です。


この春望という漢詩と 兵馬俑と 長安がどうしてつながるのか、このブログを読んでゆくうちにわかってくるおもいます。

 

「この国破れて山河あり、というイメージは第2次大戦で日本が敗戦し、焼け野原になった年、

その翌年には長崎にも 広島にも早くも草木が生えてきました。

そのつらく 寒かった冬を耐えて、春を望む日本人の心理に見事にフイットしたのです。

「国破れ山河あり、城春にして草木深し」の句が当時の日本人の共感を呼び、

 以降 漢詩といえば必ずこの「春望」が引き合いに出されてきた」

と漢文学者村上哲見氏「漢詩の名句」<講談社現代新書>に書いています。

 

国とは長安のことです。

長安 今の西安に私が行ったのが1997年4月2日から9日までです。

そのとき未だ兵馬俑のことはまだ周知されていませんでした。

中国青年旅行社という旅行代理店のガイドさんがつきっきりで案内してくれました。

北京の万里の長城 西安の兵馬俑 碑林博物館 上海の紫禁城 故宮博物館内

と行く先ごとにガイドさんが配置されていました。

そのとき頂いたガイド本「永恒の戦士」に兵馬俑の発掘中の写真がたくさんあります。

解説文もあります。

それらを順次貼り付けます。もう20年前の本ですし、中国陝西省文物局という官庁の刊行物です。




秦の始皇帝が作った長安にちなむ代表的な漢詩です。




 

 



コメント   この記事についてブログを書く
« 葉山町の山梨町長 母校関東... | トップ | 兵馬俑の西安はシルクロード... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

古代遺跡巡り 中国」カテゴリの最新記事