LolaPeetさんhttp://cutelilcody.blog.fc2.com/にお誘いいただいて、庄原にあるドックカフェ「パーチェム」で開かれた「わんこの譲渡会」にハヤコと出かけた。
志ある方々、里親ボランティアの方々、NPOピースワンコジャパンの方々。
ある意味、ヒジョーに地味だ、それぞれに動物に対する想いや信念を深く持っている。そして、憤りも。
深く、大きく持っている想いは、現実的に、なかなか簡単に、昇天できない。
地道に、地道に、一頭から幸せになるようと、活動されている。
何もしていない私からすると、その地味さ加減が、どういうことかを考えることに繋がる。
柵のなかで、世界に怯えながら、時が過ぎる、「嬉しい」とか、光の感情を、たぶん知らない。
そんな暗闇にうん万といるであろう犬達の中から、わずか、光を得た犬達もいる。
会場には、そういう、幸運な犬と、明るい飼主さんが多くいらした。
とてもでないが、元保護犬だと、言われないと気付かない。犬に、悲壮感がないのだ。
犬って、飼主の鏡でないかな、そんな気がした。
犬を見れば、飼主の正体が分かる、犬のしつけができるできないというレベルでなく、犬を扱うにどうやっても適していない人間という、そういう適正の問題。
気のせいだろうか。
そうこう考えながらも、会場にはたくさんの犬がいる、私とハヤコは、ふれあわせていただいて、実はとても楽しんだ。
会場に、保護されたというピットブルの「ちびちゃん」が現われた。
私はハヤコに「ハヤ、おまえの仲間がいるぞ!行ってみようよ。」、ハヤコと近づいた。
ちびちゃんを連れたパパが言う、ちびちゃんが保護された経緯、私の頭の中で繋がった。
ハヤコに声かててくださるshireiさんhttp://blog.goo.ne.jp/shirei0904/e/15630639d1877c9bb691011e33af4405の記事と。
「強面の犬を数頭飼っていた人間が破産、夜逃げで犬捨て置いた」、私の頭の中の短縮版の訳解。
*誤解がないよう断っておきます、ちびちゃんパパやshireiさんが言った言葉ではなく、彼ら彼女らはもっとやさしい言葉で状況を説明してくれています。*
ハヤコは、ちびちゃんに遊ぼう遊ぼうとしつこく迫る。
ちびちゃんは、ハヤコの要求に答えてくれもするが、ハヤコがしつこ過ぎて、終盤意識から外していた。
ちびちゃんは、遺棄されて保護されて、今はパパさんいるけど、まだ、「旅の途中」。
ちびちゃん、ハヤコと同じく、力強くて、やさしかったよ。
そうこう遊んでもらっているうちに、時間はあっという間に過ぎていて。
譲渡会も終り、ハヤコに帰ろうと促す。
ハヤコは、「かえりたくない」主張をする。
よほど、楽しかったのだ。
ハヤコは、楽しかった会場が名残惜しくて。車に乗るまで、時間がかかったよ。
LolaPeetさんはじめ、声をかけくださった方々に、ハヤコ共々感謝いたします。
そして、暗闇の中の犬に、光を。