ピットブルのハヤコ

ハヤコとかあさん

人間

2013-07-28 | かあさん

とうとう、口に、言葉に出してしまった。

「ハヤコが人間だったらいいのに。」

 

これを意味することを、たぶん、だれか、わかってくれる方が、いるのではないか。

 

我が家には、人間の子供がいない。

ハヤコを、度に、車で待たす。買い物、食事、連れまわす割に、待たせる。

人間世界では、仕方のないことだ、それくらいは分っている、だって、スーパーや百貨店に、盲導犬でもない犬が、入れる訳がない。

 

度に、ハヤコに言い聞かす、「お買いものだ、はちゃん、くるまでお留守番だ、お願いね、頼むよ。」

 

ハヤコは、我慢の慣れっ子だ。

たぶん、ハヤコは、我が家の誰より、「我慢」をたくさん、しているのではないかと、思う。

 

私は、空想的で予測的な、「だったら」の世界、あまり、好きでない、現実的でないからだ。

 

でも、ハヤコのことになると、心が弱く緩む。

「ハヤコが人間だったら、一緒にご飯が食べられるのに。」

「ハヤコが人間だったら、一緒に、買い物に行けるのに。」

 

終いには、お願いをしそうになる、ハヤコが、人間で一緒に、どこでも行けたら、いいのに、と。

Dsc_0697

 

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする