想像上の動物を表す文字と絶滅動物

　竜、麒麟や蜃などの想像上の動物と呼ばれるものについてオリジナルの漢字があるのだが前から気になっていたのは想像上の動物について類例で説明しないでオリジナルの漢字を作るというのは意味があるのではないかということだ。竜などはドラゴンと翻訳できるほど世界中に共通するコンセプトがある。
　新石器時代ぐらいの大昔には地球の気温は今より高く、人間は少なくてマンモスのような大型の動物が数多く闊歩していたわけだが漢字というのはそのぐらいに作られたわけでおそらくマンモスやナウマン象あたりから象という象形文字ができているように、竜のような何かがいたのではないかと思って少しだけ調べた。その結果、マチカネワニという大型のワニが候補に上がっていることが判明した。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　真偽は不明だが揚子江には現在もワニがいるためより温暖だった古代にはイリエワニが中国南部にいてもおかしくない。ワニに竜の姿や形が似ていて他の代わりが見当たらないので間違いなくワニが想像のモデルだと考える。実際にワニが川にいるにも関わらずその描写はあまり多くないのではないかと思うのだがどうかはよくわからない。淮南子にはあるとWikipediaには書いてあるが本当にそうなのかはもう確かめようがない。
　麒麟という空想上の動物がいるがユーラシア大陸にかなり遅くまで生き残っていてシュメール人によって似た銅像が残されているシバテリウムというキリンの仲間がいたようだ。おそらく麒麟のモデルなのではないかと思われる。勝手な想像だが、他に元になるような代わりがないのでかなり濃厚な線だと思っている。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　物理の問題集でいくつか変に思ったところというのを書いていた思い出があったのだが、さっき見たら再び変な感じになってしまった。こういう問題があったら飛ばすべきかも知れない。（１）の（ア）で玉の曲面を登る前のエネルギーから質量mの玉が高さhまで上がる時のエネルギーを引いたものが台と玉の運動エネルギーを合計したものに等しい（mv_0^2/2-mgh=mv^2/2+Mv^2/2）と思っていて解いて、解答が違っていたのでどうしてかその時気になっていたようだ。
　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

就職試験で線形代数について質問された

　あるソフトウェア会社の就職試験に行ってきたところ、面接において線形代数について質問された。ベクトル型コンピュータ関連の話で対角行列や逆行列、掃き出し法についての質問だったのだがそれは思い出しながらわかってもガウス・ジョルダンの方法あたりから何を言っているのかわからなくなった。大学で習ったかもしれないが忘れているのかもしれない。最終的に言いたいのはより高速な計算アルゴリズムというものについて言いたかったらしいのだが上手く答えていなかったので落ちたかもしれない。
　最近、超高速計算ができるベクトル型コンピュータである『京』の計算プログラムが計算法の変更により、より固有値が高速に計算できるようになったというニュースを（http://www.jst.go.jp/pr/announce/20131205/）見たのだが、ソフトウェア業界にとっては一番注目すべきニュースであったのかもしれない。京において用いられている行列計算用のライブラリはEigenというオープンソースの行列計算ライブラリから派生したEigenK(http://ccse.jaea.go.jp/ja/download/eigenk.html)やEigenExa(http://www.aics.riken.jp/labs/lpnctrt/EigenExa.html)という特別製のものなのだがそこに三重ループを二重ループで済ませて計算量を抑えたりするような改良が加えられているらしい。私も以前、コンパイルをしてみようと考えたのだが、CygwinにFortran99をインストールするのを面倒に思っていて、必要が今のところ考えつかないので今のところやっていない。
　スーパーコンピュータが必要な生物学といったら分子生物学の中でもタンパク質のフォールディングのシュミレーションに決まっているが海外の大学が作ったTinker(http://dasher.wustl.edu/ffe/)というツールプログラムを理解して書いてつくるどころか使用する方法を試すだけでもかなり難しく感じた経験があるので、もはや向上心を捨ててツールをうまく使う人間になろうと最近は考えるようになってしまっている。
　
　　　

萌えアニメ考

　近年、萌えアニメと呼ばれるジャンルのアニメがかなり増えている。どのようなアニメかといえばどちらかといえば頭のシャープさを際立たせたり、人間の血湧き肉躍るバトルをメインにして絵柄に骨太な感じやリアリテイーを持たせるより、可愛らしさに焦点が当たった感性重視で人間関係がおおむね良好である様子を描写したもので性的描写が多くキャラクターも女性が多数派で活躍の中心を占めている。
　私が考えるに前者と後者のどちらが有害かといえば前者である。なぜならば、前者の行動を真似すると事件に直結するからである。後者は実現困難と考えられるし、もし、ハーレム形成をいつの間にか目指して周囲の多くの女性に性的な意味でも配慮して良くしてくれるような青年になるならば一人ぐらいは伴侶を手に入れる人物になる場合も多くあるし、もし余りとされる人物となっても一応は場を破壊しない空気の読める物体になると期待できると思っている。
　企業の第一線で活躍している人物というのはどちらかといえば前者のようなシチュエーションを好むタイプが男らしかったりたくましいと感じられ女性にも好かれるはずだと思っていることが多いが、そのリアリティーや思い切り、自信が災いして気を引いたり帰宅するのをしなくなったりで別れるのも頻繁であり、周囲に合わせなくなったり、独身の方が良いとか考え始めること数多である。そして、血管肥厚が進行しているものが多く、おおむね高血圧気味である。きっと早く死ぬ。
　対して、萌えアニメを好む青年というのは概して筋肉美や人を屈服させる破壊力を好まないが、どちらかというと性的な描写が好きであり、変態かもしれないが、絵だけでなくストーリーがないとその感情がわかないということに私は好感が持て、しかも、写真でなく脳の想像力を要求するデフォルメされた絵をイメージに用いることによって実際の女性を煩わせたりしていないことも彼の無意識の配慮かもと思ってしまう。買うときに写真のものより嫌悪感や罪悪感がないと思って買っているからとも言え批判も出来るが、そのことにいつの間にか体が気がついてしまった人だというのが話しているうちになんとなく気がつく感じであって、おそらく女性の感情もいつの間にか把握してくれそうな気配がする。写真がメインでストーリーがついていないものを購入する人間よりコミュニケーション能力が高い感じである。太っている人もいるかもしれないがおおむね血管壁の肥厚の進行度合いは遅い感じで、血圧は普通か低めという感じである。おそらく統計的には長生きするはずである。
　どちらが良いかは人によるが後者のほうが人間関係の要点に近く問題が発生しないだけ関係が長続きするだろうという感じはある。
　実際にコミュニケーションができて代替物に頼らないのが最も良いと言えるわけだが、人間はコミュニケーションの情報を手に入れて試行錯誤をしない省エネをしたいわけで、その際に真偽にかかわらず人に好まれる代替物の特長というものを覚えて共有するのは有用なことになる可能性があるわけで私はジョジョを薦めずに萌えアニメを自分で読まなくても人に薦めようと思う。萌えアニメには自分とは異なる状況にあって考えが異なる人物の良好な人間関係が描写されていることが多いので、みだりに攻撃したり嫌悪したりしているうちに理解を拒否する癖がつき、人間関係が悪化する呪いがあることも付け加えておく。
　　

派遣社員が派遣先社員からの攻撃を回避するには

　派遣労働という労働形態が近年形成されている。派遣社員の大多数は長期的に雇用する義務のない短期契約社員である。日本の企業の体質というのは長期的に自分の意図が発言がなくても明文化されていなくても伝わる人材を求めて長期的に終身雇用することになっているので海外で頻繁に用いられるような雇用も解雇も頻繁な雇用形態を信用しておらず、派遣された人間というのは『言わなくてもわかるはず。なんで仕事もコミュニケーションもできないんだ』という攻撃を高い頻度で受ける。この攻撃を退ける方法はないのであろうか。
　自分の意図が発言も明文化もなしに通じる条件というのは大昔から条件が変化していない条件下では最も自然で親近感がわくものかもしれないが、周囲の環境が劇的に変化する条件では変化していない条件での動きを続けると明らかに間違いを生じる訳で何がなくても通じるようにするにも慌ただしく意見交換をして試行錯誤を繰り返さねばならない。しかし、就業したり成人したりする条件というのはその意見交換や試行錯誤を抜け出た段階であるという前提条件が特にその傾向が強い日本のみならず世界全体に数多く存在し、人間の先祖はそれが機能する条件に生きていたようなのでどこでも変わらないと考えたほうが良いと考える。
　そこで私が考える解決法は諦めて都合の良い表面上と考えている実際を分ける曲芸をすることと自分を意識していない時の相手の行動や言動を真似ることである。孤独を一層深くするかもしれないが環境適応力を身につけていると言って良いと思う。ただ、周囲の人が実際の物理法則にかなった考えを表面上の印象と一致させている特殊な場所ではそういった事をすべきではないかもしれない。　
　

宇治金時といなり寿司が食いたい

　最近、去年から録っていた番組が終わってその後の予約に『いなり、こんこん、恋いろは。』という猥褻な感じがしないでもないタイトルの番組が入っているのに気がついた。試しにネットで正しい方法を用いずに見てみたが宇迦之御魂が美人で巨乳で何よりだという感じだった。私は大年神の気持ちがわかる人間なのでタカラカップを鰹節をかけた豆腐を肴にして飲みながら、お母さんになった宇迦様を想像して見入っていた。
　それを見終わった頃、なぜか、宇治金時といなり寿司が食べたいと思った。ゴールデンタイム＝金時で『いなり、こんこん、恋いろは。』というタイトルにいなりという文字が入っていてそこから連想しているのだとなんとなくと思うが、これは無意識ではなく意識的に行っている事である。
　人に聞かれないで口にも出さずに行動している人は潜在意識で動いているように見えるがその行動が実は確かに明確に考えていることに依っているなどということは結構ある気がしている。案外に多くの人が保健体育や倫理の教科書に載っているフロイトの学説を信じて無意識が大きいと思っているが確かに脳には人間の意識として認知しない動きがあるのは否定しないが表面化していない明確な意識までそこに飲み込まれていくのが私には少し許せない遠思っている。
　今から近くにあるコンビニに行けば数分で準備が出来るが、せっかく食うからには何らかの特別な特長のあるものを買ってきて思い出にしたいと考えている。
　　
　ちなみにオープニングで伏見いなりが手で行っている印契は真言密教では三面大黒天のものだと手元の資料には載っているがどういう意図で入っているのかわからないのでコメントは保留しておく。