大日本サムライガールと大日本新政会

　以前、大日本サムライガールというライトノベルを読んでいたのだが、あの手の凱旋を行う右翼団体は少人数でも目立つ上に、『大日本～』というものがつく右翼は大凡は住吉会系でないか考えていることをここのブログで書いていたが、最近、大日本新政会という住吉会系の右翼団体の会長が暴力団であることを隠してマンションに住んでいた罪で逮捕された事件があって調べたところ、バーニングプロダクションにこの会長がいたことが有り、バーニングプロダクションの前で街宣活動を行って恐喝していたらしく、少しでも合致する人間というのはこの世界にこの人しかいないと言えるようになった。

　物体というのは各々特徴があって、デフォルメしていても特徴がいくつか一致するだけで特定のもの以外ありえなくなってしまう場合が結構あると感じている。特に人間というのは多様性が激しく、ほかの人と違うことを行うことに労働の本質があるわけで大抵の場合、ある場所で時期にある特定のことを行って特定のことをしている人というのはほんのわずかである。そのため、特徴のいくつかでも一致すれば確実にその人だと言えるぐらいになってしまう。

　おそらく、そのことを理由に裁判を起こして勝つことはかなり難しく、対話が成立せずに周囲にとって都合が悪くなれば精神病と言えなくもないわけだが、そういう暴力を行いたい人もいるかも知れない。そのようにしてある組織・個人・地域を婉曲的に嫌悪したり非難したりする様子や態度をとることもできなくもない。ただ、この世界には膨大な量のコンテンツがあるわけでランダムに動くときにはおそらく本人が見つける可能性は多くのメディアを見る人以外はかなり低いだろうと考えられる。