帰ってきた淡々と昼飯日記

17年にわたる昼食の記録を一度はストップしたものの2024年から再び紹介します‼️

やくぜんカレー

2005年10月07日 20時31分24秒 | 洋食系

正午前にとあるカフェで

カボチャのプリン

バナナケーキ

を各1個食べ

コーヒー

を2杯飲んだので、昼ご飯はパス。

いつになったら腹が減るのかなとと思っていたら、午後3時半ごろ、空腹感に襲われた(笑

そこで、2日前に開店したばかりの「木の香り さくら店」というカレーの店へ行ってみた。
本店は鳥取市にあり、米子に進出してきたそうだ。
鳥取は最近「カレーの街」として、新たな町おこしの動きがあり、鳥取カレー倶楽部なる組織も立ち上がっている。その加盟店だそうで、かなり期待した。

店名の通り、店内は真新しい木で統一。木のテーブル、ベンチ、イス、壁面にも木のカウンターが設けてある。臭いも、ヒノキの臭いだろうか、芳しい香りが漂う。
店員さんもどことなくぎこちない接客で、初々しさが残る。

 壁面のカウンター席に座り、持ってこられたメニューの中から最もベーシックな

やくぜんカレー

(650円)を頼んだ。

メニューに能書きがあり「何種類ものスパイスを使い、8時間かけてじっくり煮込んで仕上げたカレー」だそうだ。しかも、側聞するところによると、使用する水は白山命水だったり、米は鳥取県産のコシヒカリで、材料の9割は地元産とか。徹底して地産地消にこだわっているらしい。

 頼んで間もなく、カレーが来た。四角い皿の中央に、黄色いサフランライス、その周りにカレーがかけてある。カレーには何の具材も入ってない。スープカレーのように、さらっとはしてはいなくて、適度な粘性がある。そうそう、スプーンは木製(竹かも)だった。

一口食べてみた。カレーらしいスパイシーさはなく、マイルドな味わい。甘味さえ感じる。「辛くないのかな」と思いつつ、食べ進めていくと、ジワリジワリと頭の中から汗が出る。やはり辛いのだ。何度もスプーンを口に運ぶのだが、とにかく「すごく辛い」とはいえない。不思議だ。

 サフランライスはやや水分が多いのか、かなり柔らかく炊き上がっている。カレーをライスにかけながら、じっくり味わった。中盤を過ぎた辺りから、口中から鼻にターメリックやカルダモン、クミンの香りが抜けていく。既に汗はほほを伝い流れ、いつもの状態だ(笑

途中に、店の人がサービスを持って来てくれた。それは「カレーアイスクリーム」だそうだ。ターメリックで黄色に色づけされ、少しだけスパイスが香るソフトクリーム。生クリームがアクセントで乗っかっている。

カレーは全体的に量は少ないが、カレーとライスのバランスはまずまずで、ちょうど食べ切った。そして、「皿物ライス料理」の課題である、「最後の一口」なのだが、この四角の皿は縁が立った状態であり、最後のライスをその縁に当てて、スプーンですくい取り集めることができるので、きれいに最後の一粒まで食べられる。コレは良い。

肝心なカレーの総括だが、マイルドかつジワリと後からくる辛味がほど良く、味は及第点。ボリュームは男性には物足りないかも。メニューにはカツカレー、から揚げカレー、ハンバーグカレーなどがあった。カレーに肉やジャガイモ、ニンジンが入っていない分、これらトッピングで量をカバーするのだろうな。

本日の中海圏の天気は

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