Broken Flowers …はうはう河馬の脂肪遊戯

いらっしゃいませ。お独りさまで?どうぞお好きな席に。戯れ言、繰り言、かあるくかるく。

④20/「ヘアースプレイ」

2007年10月20日 | 2007

映画「ヘアースプレイ」を観た。
俺は100点.。
連れ、迷った挙句の100点。
ミュージカルが好きな人にはお奨め。
とってもスタンダードな作りなんで安心して楽しめる。
トラボルタの怪演、光ってるって。(最後まで化け物としか思えなかったが。)

人種差別について考えさせられる映画だとは思わなかったんでびっくり。

日本の社会にも数々の根深い差別が今だ現存するのに
こういう映画は製作されない。
圧力団体からの攻撃を避けて…とか
商業的に成功しないと判断されている…とか
製作されないのは、いろいろな要因があるのだろう。

(…アメリカって国が大好きってわけだもないのだが…)
こういう作品を作る国の懐の深さを感じてしまう。

俺の住んでるこの国は、「恥」って言葉をやたら押し付ける国なのに。。




でもまぁ、
よそ様のところにはよそ様の事情があっていろんな禁忌があるのだろうなぁ。




映画を見た後で
外見で人を判断しちゃいけない…ってこの前再認識したんだけど
垣間見えた内面だけでも、人を判断しちゃ更に危ういってことを再認識。

そもそも人間性って何で計ればいいんでしょう。
そもそも計るなんてこと自体が不遜なことで
そもそも随分とオコガマシイことなのかもしれません。

ああ、でも、でも。
他人を計らなければならないときもあるわけで。

うん。
絶対の基準点なんてない。
するってーと。
するってーと?

エッシャーの絵のようにグルグル廻る思考。



くだらねぇこと考えないでさっさと寝よっと。


あ。
人を計るということは、俺も人に計られているということで。


でもやだな。計られるなんてのは。

俺は俺であって、何か別のものじゃない。
置き換えられるものなんて、この世にあるわけないと思ってるし。
俺は俺だいね。

…ってことは、人間、見たまんま、感じたまんまってことか
これに帰結。
きっと掛け値なしってことだ。

20食事

2007年10月20日 | 2007