大好き!藁科川

静岡市の西部を流れる清流・藁科川の自然・文化の魅力やイベント等の情報をお届けっ♪

黄色のじゅうたん

2011年04月15日 | 自然&生き物
車を運転していると、鍵穴のカーブを曲がったところで目に飛び込んでくる黄色の絨毯。藁科川上流・清沢地区鍵穴のバス停「大瀬戸」あたりに、一面菜の花が植わっている畑があります。菜種油でも作っているのでしょうか、ピンクの山桜や若葉がパッチワーク状にはいった背景の山腹に映えます。

新間谷川土手沿いの花吹雪

2011年04月14日 | 自然&生き物
国道362号線で藁科川沿いをさかのぼり、トンネルを抜けた新間の交差点を右折して、100mも走れば、そこは「桜の世界」。川と空の青にサンドイッチされ、河道の砂州に咲いた菜の花の黄色と、背景の山&お茶畑の緑に、桜のピンクがいよいよ映えます。

それもそのはず、この新間谷川土手沿いのソメイヨシノは、平成19(2007)年に財団法人日本さくら会より表彰されたというお墨付きの桜並木。200本を超える桜の手入れは、地域の方々が協力して実施しているとか。この週末まで持つかな?お仕事や家事などで疲れている人は、3分でも降りてこの並木の下を歩けば、エネルギーが充填されること間違いなし!?桜吹雪も見事なことでしょうね。

栃沢の枝垂れ桜

2011年04月13日 | 自然&生き物
これまで樹木に力強さや崇高さなどを感じたことはありました。けれども、今回この枝垂れ桜の下にたって、びっくりしました。“色気”を感じたのです。
先日藁科川上流の大川地区にお客さんがあって、半日かけて地域をご案内しました。お天気も良く、最盛期は過ぎたけれどもまだ見頃ということで、先日は夕刻で見逃してしまったとの気持ちもどこかに残っていて、栃沢の枝垂れ桜を詣でに行きました。桜のもとでは、ビニールシートを広げてお花見をする人達もいて、米沢家のご頭首も庭先に出て、訪れた方とお話を交わしているなど、まさにお花見日和。樹齢400年のこの桜の真下まで足を運んで、木の根元に建つ八幡神社にお参りしたのは今回初めてでしたが、青空を背景に、春風に優しく枝垂れた桃色の枝をそよがせる様は、着物や髪の毛をなびかせる風にも見え、とても妖艶でした。桜の虜になるという気分は、こういった気持ちの延長なのでしょうか。それなら私にも少し分かる気がしました。

コロコロするだけ

2011年04月12日 | 料理・食べ物
玄関がガラガラと開いて、畑から直行していただいたのでしょう、農作業スタイルのご近所のご婦人が「どうぞ」と取れたて野菜をわけてくださいました。ワケギです。すぐさま坐りこんで薄皮を剥き始め「こうして一枚皮をむくでしょ。そしたら3センチぐらいの太さに切って、油をひいて、フライパンの上でころころするだけでおいしいのよ、何も味付けずたって。それじゃあね」と作り方まで一緒に残して、さっと立ち去って行きました。コロコロしました、夕ご飯。もちろんおいしかったことは言うまでもありません

ギリギリセーフ?アウト?

2011年04月11日 | 自然&生き物
先日スーパーで買い物をしていると、ばったり藁科川上流の栃沢の方にお会いして、よもやま話をしていたところ「枝垂れ桜、そろそろ盛りが過ぎて白くなってきたよ」と伺い、夕方慌てて寄ってみました。聖一国師が誕生した栃沢・米沢家お庭の枝垂れ桜は、樹齢が300年とも400年とも言われ風格が漂うそれは素晴らしい桜です。“日が暮れてきってしまうかな、どうかな”と心配しながら道を上がっていくと、ほんとぎりぎり梢辺りにまだ残照が残っていて車から飛び出しました。うっとりと眺める間もなく、なんとか撮影したのがこの写真。すぐに山里に、夜のトバリが下りてきました。

魅惑のスイーツスポット

2011年04月10日 | 料理・食べ物
藁科川沿いに、また一つ魅惑のスイーツスポットがオープンしました。藁科川下流の羽鳥地区の、藁科生涯学習センター前に開店したのは、以前からもイチゴの販売をしていた「なかじま園」さん。そこが改装リニューアルして、今まで通りの販売にプラス、なーんと取れたて“あきひめイチゴ”がその場でジュースやアイスクリームやワッフルとして味わえるカフェに変身しました!家族連れからカップル、お年寄りの方までお客さんもひっきりなしです。新聞記事を見つけた娘にねだられ、早速入店。お味はもちろん◎!石垣イチゴならぬ羽鳥イチゴもぜひご賞味ください。

真っ白なツリー

2011年04月09日 | 自然&生き物
といっても、クリスマスツリーではございません。藁科川上流の坂ノ上地区の県道60号線から、宇山という地域にちょっと入ったところ、息をのむような、花をいっぱいいっぱいに咲かせた真っ白なモクレンの木が目に飛び込んできます。丁度通りかかった地元の方にお話を伺うと、これでも今年は霜にあたった影響からか、今一つ白さが鮮やかではないのだそうです。どんな純白さなんでしょうね、見てみたいです。すでに盛りを過ぎ、今朝の春雨に白いスプーンのような花弁を地面いっぱいに落としていました。

はじめての役員会開催

2011年04月08日 | 行事レポート
先月再発足した藁科川上流の大川地域振興協議会の第1回目の役員会が、大川地区センターで開催されました。今月行われる第1回目の全体会の内容や、今後どのように協議会を進めていくか、また地域で行われている活動についての情報交換などを行いました。第1回目ということで、まずは夢を語って頂く自己紹介からはじめたはどうか、など遅くまで活発な意見交換が行われました。

被災地支援報告会の開催

2011年04月07日 | お知らせ
藁科川上流・大川地区と同じ学校名を持つ宮城県の「石巻市立大川小学校」は、ご存知のように3/11に発生した東日本大震災の地震と津波の影響で、言葉では言い表せないようなとても大きな被害にあいました。
そこで、奥藁科Webの会では、甚大な被害のあった被災地に3/26~4/1の一週間メンバー2人を派遣して、大川小学校一帯での遺留品探しや仕分け作業、また石巻市災害ボランティアセンターでの復旧支援活動などを行いました。
今回、支援へのお礼を兼ね、現地での活動に関わった2名から、石巻市立大川小学校一帯の被災状況や、津波に見舞われた市街地の様子、避難されている方の暮らしぶりなどを聞く「被災地支援活動報告会」が開催されますのでお知らせします。


■日 時:2011年4月17日(日)19:30~21:00 ※受付開始19:10
■会 場:大川地区センター(静岡市葵区日向10/℡054-291-2002)
■主 催:奥藁科Webの会
■対 象:どなたでも(※話す内容は高校生以上対象) 50名程度
■内 容:被災地での復旧作業の報告と質疑応答、今後の支援策などについて意
見交換など
■問合せ・連絡先:奥藁科Webの会・被災地支援係
   ℡080-3628-4523 Fax054-291-2655 E-Mail daisuki_ookawa@hotmail.co.jp

カーブの黄色信号

2011年04月06日 | 自然&生き物
藁科川上流の県道60号線、清沢地区・小島の天満宮さんのところのカーブにはお気を付けください。黄金色に光るレンギョウの美しさに目を奪われていると、カーブが曲がりきれません^_^;生垣やお庭でも目を楽しませてくれるレンギョウの黄色は、いたずら好きの春の使者のようです。

足元ではタンポポが

2011年04月05日 | 自然&生き物
桜の開花に合わせるかのように足元ではタンポポの花が、昨日はひとつ、今日はみっつ、明日はいくつ?という具合に開き始めています。昨晩はフクロウの声を聞いたような、今日はカエルの声をきいたような・・・ここにきて一気に加速度をましてきた春さがしです。

理想の郷

2011年04月04日 | 自然&生き物
藁科川上流には、戦後拓かれて人が入植した開拓地がいくつかあります。私が親しくさせて頂いている友人のご実家が、今もそこで農林業を営んでいる馬込を昨日訪問させて頂きました。大川方面から車では直接アクセスできないため、国道362号線を回って一旦川根方面へ峠を超えてから、冨士代経由でたどり着きました。ついてその大きさと整然とした園内にびっくり!そこは茶畑を中心に、田んぼから畑、林地がひろがり、他の耕地から隔てられいることやある程度の高度があって虫がつきにくいという立地条件を生かして、すべて有機栽培で作物が育てられているそうです。「豚も飼ってみたい」とまだまだ意欲的なご主人自らに挙げていただいふきのとうや椎茸、鮎のから揚げは腹づつみを打ちながら、理想的な郷での贅沢な時間を存分に楽しませて頂きました。

ミツマタ

2011年04月03日 | 自然&生き物
藁科川支流の黒俣川沿いの362号線を超えた川根の智者山公園にミツマタの花が咲き誇っていました。かつてこの辺りではミツマタを原料とした紙漉きが盛んに行われていたとのこと。山の中にも気品ある淡い黄色のミツマタの花をよく見かけます。

ついに発見!

2011年04月02日 | 自然&生き物
気になっていたカエルの卵を見つけました。ニュルニュルと帯状につながったアズマヒキガエルの卵塊です。場所は、藁科川上流の畑色にある小さな沼地、池の段。かつて大蛇や龍が住んでいたという言われのある池で、昔は大きな湿地帯で、しめ縄の張られた立派なご神木があったとか。今は水たまり程度の大きさになってしまいましたが、生き物の気配が濃い水辺です。