山の頂から

やさしい風

近くなった海

2009-01-16 22:46:06 | Weblog
  義兄が亡くなって10年。祥月命日の今日、墓参りに行った。
思えば不思議なことに、我が家の子等3人の20歳の時に、
それぞれ大切な人との別れがあった。義母、義兄、そして実父。
途中、父の遺骨がおいてある寺に参った。
「おじいちゃん、私の成人式までは元気でいてね」と、
義兄の葬式の時、10歳の次女が父にそう言った。
手を合わせながら、ふと思い出し涙が溢れた。

 5月、学校の遠足の生徒で賑った我が家だが、
教育制度が変わってから授業数の関係で、
学校遠足が極端に減った。これは我が家にとっては大きな痛手。
今後を考え近県からの観光客の誘致を検討。
北関東高速道路の開通は、営業のチャンスなのだ。

 という訳で、時間や距離等の下見に「ひたちなか」へ出向いた。
国営という≪海浜公園≫へ立ち寄り、その大規模な有様に感嘆した。
しかし、時期外れと平日の為に全く人気はない。
今日の不景気と広大な敷地の管理に費やす金額を思うと複雑。
確かに道路の開通で便利にはなったが、
この狭い国土、縦横無尽に貫くことが繁栄につながるのかと、
何となく疑念が起きた。

 どこも金太郎飴の様に変わり映えのしない街並み。
確かに海は近くなったが、通過した街は無表情だった。
観光国・にっぽんをとマスコミで云うが、
チェーン店ばかりが目につく、あの街この街に魅力はあるだろうか・・・
帰り道の夕焼けが印象的!!



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