山の頂から

やさしい風

つきもの

2009-10-27 15:27:22 | Weblog
 
 日頃の不摂生がたたってか、日曜の夜から月曜日いっぱい、
吐き気と腹痛下痢で七転八倒の苦しみを味わった。
一日で3キロ体重が減り、スッキリとした自分を鏡に見て、
なんだか美人になったと夫に言ったら、勘違いと錯覚だと言われた。
それより、【怖いつきもの】が落ちて欲しい!だって。 ナニサ!

 【つきもの】といえば、平野貞夫元参院議員の鳩山首相論が面白い。

鳩山由紀夫という人の性格は、ブレるとかブレないとか、
あるいは頑固か柔軟かとか、通常の人の性格分析ではとらえきれない。
ここにこそ、鳩山政権の特徴があるのだ。良く言えば彼の守護霊、
悪く言えば背後霊、つまり彼を操っているエトヴァス(或るもの)が、
悪戯をしていると考えたらどうか。本来ならば、彼は普通の科学者なのだが、
そのときの守護霊によってその行動は変化する。
一見ブレたように見えることをブレたと考えては、
彼の行動はとらえられない。彼は、いわば意識的「夢遊者」といってもいい。
                        (阿比留瑠比氏ブログより)

 うわぉ~、守護霊、背後霊、日本の首相は「夢遊者」!?
しかし、これはあくまで平野貞夫元参院議員の首相論だ。
やっとこさ開かれた臨時国会での鳩山首相・初の所信表明演説、
<友愛>などと、こそばゆい言葉に歯の浮く思いがした。
実弟である自民党の鳩山邦夫元総務相は、
兄の鳩山由紀夫首相の所信表明演説を、
「若い女性向けの少女マンガのシーンみたいな話ばっかりだ」と酷評した。
                              (産経新聞)

 さすがに、知る人ぞ知るマンガお宅の鳩山由紀夫首相。
少女マンガねぇ・・・ ふと、【23人のビリー・ミリガン】を思い出した。
いやいや、多重人格者などと言うつもりはないのだが・・・

 それにしても、人間、食べたいものが食べられないことは本当に辛い。
昨日の大降りの雨の中、
用事で東京へ出かけた夫が、好物の<あんみつ>を買ってきてくれた。
勿論、残念ながら食べられなかったが、
差し出された紙袋は、すっぽりとビニールがかけられていた。雨の日の配慮らしい。
日本人の細やかな心配りの、この店のサービス精神に脱帽!!

 米・シンクタンク「ピーターソン国際経済研究所」のフレッド・バーグステン所長は、
朝日新聞のインタビューで、
「日本の経済的地位が一段と下がらないよう、
やるべきことは、まず生産性の低い農業とかサービス業のテコ入れ。
特にサービス業の立ち後れがひどい」だって!
さらに、人口減少を補う生産性の向上の為に、移民受け入れの本格的検討をとも。

 冗談じゃない!! 日本のサービス業は世界一。
アジア人をひと括りで見ている。日本人を解っていない。
彼は又、
「今後二十年から三十年の間に、
国際的にユーロとドルの二極通貨体制が誕生するだろう。
そして、四十年から五十年後には中国の人民元が第三の通貨として台頭し、
三極通貨システムが出来る。
アジアには人民元ブロックが成立し、日本はその一員となる」と展望している。
ああぁ、その道筋を現政権はつけているのだろうか。
首相の背後霊よ、由紀夫氏が目を覚ますよう、その背中をピシャッとしてや~~