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はったーの『今週の一枚』《ダーク・ホルス・ドラゴン》

2012-10-11 17:58:59 | 今週の一枚
今週は、【カオス忍者2】で新たに投入された戦力を紹介!

《ダーク・ホルス・ドラゴン》
効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守1800
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手のメインフェイズ時に魔法カードを発動した場合、
自分の墓地のレベル4の闇属性モンスター1体を選択して特殊召喚できる。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。



PTDNで登場したダークモンスターの一角だが、自身を特殊召喚する効果を持たない、ダークとしては珍しい部類のモンスターである。
闇属性ドラゴン族とステータスには恵まれており、様々な特殊召喚サポートを受けることができるので最上級モンスターとしてはかなり出しやすい方である。

モチーフであるホルスの効果からインスパイアされたであろう、魔法カードの発動に関する効果を持つ。
相手メインフェイズに魔法カードが発動されるたびに、墓地から闇属性☆4のモンスターを特殊召喚することが可能だ。ダーク系デッキなら終末の騎士やダーク・グレファーの採用は基本なので、最低でもこれらのモンスターが墓地には落ちているはずだ。
この効果を発動するためには、発動された魔法カードの処理終了後にこのカードが表側でフィールドに存在している必要がある。マシンナーズ・フォートレスのように発動に対してチェーンする、ということはできないので注意しよう。同じような処理をするカードには魂を削る死霊が挙げられる。

また、効果の発動条件は「相手のメインフェイズ時に魔法カードを発動した場合」とある。相手のメインフェイズ中であれば、発動された魔法カードのコントローラーは問わない。つまり、自ら月の書のような速攻魔法を発動させることで能動的に特殊召喚効果を発動させることが可能となるのだ。使い勝手の良い禁じられたシリーズが登場した現在では特に覚えておきたいテクニックである。



はったーの【カオス忍者2】においては、超変化から登場する高打点アタッカーとして採用されている。HANZOで超変化をサーチし、そのHANZOを用いて超変化でダークホルスを出すことによって、墓地に闇☆4のHANZOを用意しながらの登場となるのだ。効果を発動できればHANZOを特殊召喚し、デッキから成金忍者をサーチすることができる。これにより、単なる高打点だけではなく、相手の選択肢に制限を加えるきわめて凶悪なカードとなる。反面、超変化で出すことを前提としているので手札に引いてしまうとまるで機能しないばかりか、デッキに不在になるので超変化のカードパワー自体までもが下落してしまう。一応、誘惑やレダメを採用し、「引いちゃった問題」をできるだけ解決できるようにと努めてはいるが、「仕方ない」と割り切ることも必要なカードだ。とはいえ、ダークホルス投入以後からデッキの攻撃力が非常に高くなり、今までと比べて、相手ライフを削り取る手段が豊富になったのは間違いない。より大きなダメージを与えられるようになったことで、その後相手のライフを0にできる手札の組み合わせも増え、結果として勝率も上昇している。どんなデッキでもいつかは手札事故を起こし、勝ち目のない『無理ゲー』が訪れることを考えた場合、安定感はある程度までは求めるにしても、それ以上にもつれた勝負をモノにできる突破力は欠かせない要素だと考えるようにもなった一枚だ。

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