活動の日々

自閉症スペクトラム関連を中心とした、対外的な活動を綴っていきます。

滝乃川学園児童入所施設部ケース会議座長続投決定

2016-03-16 | 日記
当ブログをご覧いただきありがとうございます。尾串光康です。

早速ですが、今回は上記表題通りのお知らせで、滝乃川学園児童入所施設部ケース会議座長を続投させていただくことになりました。


来年度4月から3年目になりますね。長いようであっという間でした。

ケース会議のための座長を外部から呼ぶことは、この「部」では初めてのことらしいです。
きっかけは、呼ばれた学習会でした。それがきっかけで、ABAにより興味を持っていただき、「それなら講座とか学習会とかを繰り返すよりかは、実際のお子さんを基に学んで行かれたほうがよろしいかと思います」とお伝えしたところ、では、と言うことでケース会議を行うことになったのでした。


そして、3人のお子さんを対象としてスタート。実際に色々な困難を抱えているお子さんの行動を変容させることが目標。はじめは、職員の方々も戸惑ったのではなかろうかと思います。子どもへの指導方法が、今までの考えと逆である場合があることや、厳しいと思われる介入。本当に大丈夫なのだろうか、自分にできるのかと思われたことと思います。

しかし、ここの職員の方々は弱音を、少なくとも私に見せることはありませんでしたがね。一人一人の方が様々なことを思われたろうと思いますが、それでも決定されたことをこなしていただいていたことで、既に子どもは改善していく傾向を見せていましたよ。


しかし、今や7人のお子さんを担当させていただいています。そして、来年度のケース会議等に関する会議があったらしいのですが、私と連絡を取っている職員の方が「辞める理由がないですよ。結果が出ているのだから。続投希望は満場一致です。」

と言って頂きました。

確かにその通りで、流石私だと切に実感しております。私がいなければ今の児童部は…すみませんどさくさに紛れて書いてみました(笑)。


私はいわばプログラマーです。プログラマーが間違ったことを言っている可能性があるということがそもそもこの分野限定。

「電化製品のプログラムが間違っているかもしれないけれど販売します。」←これおかしいでしょ?

この分野では、当然個人差がありますし、成長の速度も異なります。しかし、目標は必ず達成させなければならないのです。それができないのは子どもの成長が…とか言っている専門家には私はついていきたくないと、若いころから思っていたものです。
上記を例にするならば、「プログラムにバグがあっても修正し、その他のサポートをします。」こうでなければね。



話は戻りますが、だからこそ、子どもが成長するのは、プログラムあってこそではなく、それを実行に移してくれる方々あってこそなのです。


それが、この施設ではできていたから、子どもは成長したのです。だから、次のお子さん、またその次のお子さん…と言う風に、増えて行ったのです。


会議が増えるし、やることも増えるし、一見大変でしょ?しかし、それをこなしたいと言ってくれるのだから、本当に会議が楽しいと、こう思います。でないと続けませんよお互いに。


良い実践者に恵まれたと思います。ここでの職員の方々の成長を、私も参考にして、4月から私が正式に理事長になるてんとうむしでも活用せねば。
まぁ、全く問題ないですけどね(爆)。


この仕事の楽しさの一つ。それは出会いです。良き実践者に会い、よき理解者に会い、親に会い、子に会う…。それがこの仕事で一番の楽しみでしょうか。


と、まあこんな感じで、今週はこの辺で(笑)。


それでは、また来週に。

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