活動の日々

自閉症スペクトラム関連を中心とした、対外的な活動を綴っていきます。

4月18日の講座について(NPO法人すくすくにて)

2013-04-08 | 日記
当ブログをご覧頂きありがとうございます。尾串光康です。

4月18日(木)10:00から開催する講座の調整、打ち合わせが最終段階になりました。
後は、細かい見直しなどのチェックのみとなりました。

講座のタイトルは、すでにご存知の方も多いかと思いますが、「自立とは」です。

自立とは何か、何をやるべきなのか、はっきりと分かりやすくお話します。

こういった講座の内容は、あまり他で開催していることは記憶にありません。
しかし、私は最も大切な内容だと考えています。

「○○の教え方について」「□□のやめさせる方法」のほうが興味を持ちやすいでしょう。しかし、方法だけを知っていても、その方法をより個人と成育暦にあわせ、的確なアプローチを提案するためには、充分な問診が必要です。
なぜなら、各家庭によって育児方法が、同じようで異なることが多いのです。
充分な問診無くして、子どもの行動を改善できるのであれば、書籍で充分でしょう。それが困難だからこそ、相談があり、臨床があります。

講座の意味は、この分野の人間が伝えたい、大切なことを知って欲しいという目的が大切です。

何を伝えたいのか、そして、様々な発達領域や年齢のお子さんの保護者の方に何をどう伝えるか(内容によっては年齢などを限定する場合もありますが)が講座で最も大切なことです。

今回、私が講座を通して望むこと、その一番は、「一人ひとりの保護者の方が、講座が終了した後、自身のお子さんへの関わり方の方針をどう考えて行けば良いか」です。
そして、その結果、今の関わり方をどのように変化していけば良いのかをご理解いただくことがねらいです。

そして、もう1つは、「ゴール」(到達点)をご理解いただきたいということです。
ゴールについては、臨床家たるもの知っていて当然ですが(答えは1つしかないからです)、どこでも聞かないと、教え子の保護者の方から伺います。
確かに、臨床中には、子どもへの指導とアセスメント(評価)、保護者の方からの質問に答えるだけで、時間的に精一杯だったりします。
その意味でも、今回の講座は大切に考えています。

だからこそ、様々な年齢層の保護者の方に聞いてもらっても大丈夫な内容と言えます。

小さいお子さんの保護者の方にはもちろん、大きいお子さんの保護者の方にも是非聞いてもらいたい、そんな内容になっています。


NPO法人すくすく

なお本講座は無料です。上にNPO法人すくすくのリンクを貼っておきますので、興味があればチラッとご覧ください。

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