カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

日本の金山

2020年04月23日 12時06分23秒 | 社会

鹿児島県「菱刈」の金山。


1981年に、鉱石1トン当たりの金の含有量が120gという金鉱山が、鹿児島菱刈で見つかった。しかも、これが平均含有量というのであるから驚く。というのは、世界一の金の生産国である南アフリカでも平均含有量が6gだからである。菱刈の埋蔵量が150トンという点でも日本ではおどろくべきことである。例えば、有名な佐渡金山は450年間に、約75トンの金を掘り出しているということとくらべてもその埋蔵量の大きさがわかる。 P.148 藤田至則「日本列島の成立」築地書館 


年6トン!鹿児島にある「奇跡の金山」の秘密 住友金属鉱山の収益を支える菱刈鉱山に潜入:東洋経済 2017/10/18 10:00

住友金属鉱山は、四国愛媛県にあった「別子銅山」で発展した会社であり、江戸時代に発見されています。今は新居浜市に所属している別子銅山の南西20kmには西日本最高峰の石鎚山があります。

2016年の金生産量の上位は中国・豪・露・米あたりで、規模は大きそうです。

鹿児島の菱刈の「金山」は、品質こそいいのですが、埋蔵量としてあと30年らしい。今もなお掘り出された鉱石は愛媛県の工場へ運ばれるとのことです。

金山といえば佐渡が有名で、古いところでは平安時代から操業しており、今ではそのすべてが閉山しておりますが、1900年代後半まで操業していたところもあるとのことです。 


さてさて、皆様はどう思われますか。


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