MLBのオールスター戦が2015/07/15朝、BSで生中継されました。
知らない選手ばかりで、日本人の誰も出場していなかったので、興味が半減しましたが、9回に登板したチャップマン〔キューバから亡命〕には驚きました。
私はかつて、この投手をテレビで見たことがありますが、スピードのある投手に特有のコントロールの悪さが目立ち、自滅することが多かったという印象で、その後記憶から消えかかっておりました。
しかしMLBに所属するようになり、しかもオールスター戦に選出されただけあり、速度とコントロールの両方を満たしていました。
チャップマンの投球内容〔こちらなど〕
MLBの速度表示「103マイル」には疑惑があります。1マイル=1.609344kmですが、100マイル近辺になると、時速160km前後になり、せめて小数点以下1桁くらいは表示しなければなりません。
よってチャップマンのこの日最高の投球が103MPH(マイル/時)でしたが・・・・・・
新聞記事では一般に「時速166km」としていましたが、もとになっているのが「時速103マイル」。
103MPHが小数点以下を略しているので、厳密ではありませんが、四捨五入して「103」になったとすれば、実際は 102.5~103.4 なので、
時速103マイルとは
時速164.957km~166.406km
であり、これを
時速166km
としていたことが分ります。
7月17日(金曜)には
日本のオールスター戦で、大谷が先発するのでしょうが、大谷が自身の日本タイ記録162km/hを超えられるかどうか、楽しみです。