アメリカでは
トランプがコミーのことを「史上最低のFBI長官」と言い
トランプが「史上最低の米大統領」とされています
興味あることですが
史上最低同士の言い争いでして、どちらが「より正しいか」もう言わなくてもいいでしょう(笑)。
トランプはコミーFBI長官を1年前の2017/05/13に解任し
解任されたコミーは、半年以上をかけて回顧録を執筆し、ようやく2018/04/18の出版に至ったようです。どんな内容か、興味深いですね。
トランプ政権側は
回顧録の発売前ですが、コミーの発言1つ1つに反論するのではなく、人格を否定して発言全体の信用度を下げようとしています。
これは、よく見かける手法で、1つ1つに反論するのではなく、関係のないことで著者をおとしめ「人格を全否定」します。
その手法がバレた時に最悪の事態を迎えるものの、本人はもちろんバレたとは思っておりません。
トランプは
そのへんのおっさんのようにしゃべり、もう何人もの側近を解任し、自分が捜査されそうになったら好き勝手に捜査を妨害するなど、目もあてられません。
コミーはインタビューで
トランプが司法妨害している証拠がある
と明言しております。
- コミーは、大統領選挙前になって突然クリントン候補を捜査すると言って選挙に介入したので、民主党支持者から今でも恨まれているようです。
- また共和党支持者がコミーに賛成するはずもなく、解任されて当然だとしています。
つまりコミーは、どちらからも反感をもたれており、いわばどちらにも深く荷担していないため、元捜査責任者として暴露本を出版するのは「理想的」なのかも知れません。
ただしコミーが
大統領選挙直前に「クリントンを捜査する」と言わなければ、何もしないことで逆に選挙を意識したとされ民主党のクリントンが勝っていたとしても、クリントン大統領から解任されていたかも知れませんね(笑)。
まぁ「もしもクリントンが勝っていたら」などと言ってもほとんど意味のないことですが・・・・・・。
しかし大統領が「大統領を捜査する人を解任する」のでは
アメリカが、独裁国家(露・中国)になり果てた
と言えましょうか。しかし私は
三権分立を否定するトランプにさえ、幸あれ
と祈らずにはいられません。もちろん、その「祈り」は・・・・・・
ご想像通りですが(笑)。
さてさて、皆様はどう思われますか。