いま韓国は・・・・
演習したら北が挑発、しなければ「統制権は白紙」…文在寅政権が自ら招いたジレンマ:朝鮮日報日本語版 livedoor 2021年1月29日 9時31分
板挟みとは次のようなことです。
北朝鮮が要求する軍事演習を
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- 中止すれば、戦時統帥権の移行は白紙に
- 無視すれば、韓国を北朝鮮が挑発し放題
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北朝鮮は、今アメリカにこそ敵愾心を向けていませんが、日本や韓国には戦時体制のままです。
従って韓国も戦時体制にあると言えます。
今の文在寅の韓国は
戦時体制にありながら従北であり、こんな時に、予定通り2015年に「戦時統帥権」を国連司令部から韓国へ移行させると、何が起こるか分からないのでこの交渉は延期されました。
そもそも対北朝鮮策では
韓国と米国が、著しく異なっております。
それを覆い隠すためか、韓国は「安保は米国、経済は中国」という姿勢を示していますが、その「経済を中国に委ねる」ことができないままで、THAADミサイル配備で中国の韓国制裁がつづいているのです。
この「中国による韓国制裁を解消させよう」として「従北」した結果、中国は朝鮮半島のことなど微塵も考えていないことが分かりました。これが分かっただけでも「文在寅の無批判に北朝鮮への接近」の効果があったというべきです。
中国は、朝鮮半島の南北を対立させ、日韓関係を分断させ、結果的に朝鮮半島を支配しようとしました。
これが
「文在寅の役割は終わったので、一刻も早く大統領職を辞するべき」
という当ブログの結論でした。
もし
韓国が「何でも統一」を目指して北朝鮮の言うことを聞き続けたとしたら(北朝鮮ビラ禁止法や脱北者の北朝鮮への強制送還その他の実例があります)、戦時の統帥権移行の交渉が白紙に戻るでしょう。
かと言って「文在寅の韓国が従北をやめられるはずがない」のです。
韓国の戦時統帥権移行が実現するのは
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- 北朝鮮が「敵対策を取らない」ようになるまで
- 韓国が、従北姿勢をなくし、自らの防衛を考えるようになるまで
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しかし、いずれも朝鮮半島ではあり得ないでしょう。
つまり文在寅ではダメなんであり、文在寅が一刻もはやく辞任することが、韓国のためになると思い、当ブログではそう主張してきました。
こういう時に世界を見ると、参考になることがあります。
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- 米国ではトランプが大統領をやめましたが、熱狂的な支持者が2021/01/06議場乱入に続き・・・・。
- 韓国で文在寅が大統領を辞しても、方向こそ違え熱狂的な支持者が暴動を起こす心配があります。
さてさて、皆様はどう思われますか。