マレーシアでは高齢のマハティール(1925- 首相在任:2018/05/10- )が首相の座に返り咲きました。
その後、前首相ナジブが2018年7月3日に逮捕され、2018/09/19に再逮捕されました。汚職など無数の罪が指摘されています。
汚職を使って汚職を撲滅しようとする習近平の中国、超法規的殺人でもって麻薬を撲滅しようとするドゥテルテのフィリピン。いずれも危ないのですが、今回のマレーシアの件でも、あまりにも度の過ぎた中国寄りに警鐘を鳴らしたのでしょう。
中国では、等しく民に分け与えられるべき富を、ほんの一部の超富裕層に分配し、余ったお金を世界中にばらまき、中国が世界制覇を試みております。貧しい国に大量に金を与え借金漬けにし、返せなければ領土を奪い取ろうという魂胆(こんたん)ですね。
インド洋の小さな国モルディブの大統領選挙(2018/9/23実施予定)でも中国べったりの強硬な方針(反発する勢力を非常事態宣言で逮捕するなど)が話題になっており、選挙の開票でも問題があるかも知れません。
タイでも中国の影響が隠せないとしています。
アジアやアフリカでは、このように急激に中国が金をばらまいて、汚職で世界制覇を試みようとしています。
マレーシアのナジブ前首相、汚職疑惑で逮捕起訴 有罪なら禁固20年に鞭打ち刑も:newsweek 2018年7月4日
ナジブ前首相を逮捕 汚職疑惑でマレーシア当局:日本経済新聞 2018/7/3
マレーシア・ナジブ前首相起訴と「中国の金」の間にあるもの:2018/07/05
マレーシアのナジブ前首相、再逮捕 資金流用巡り:日本経済新聞 2018/9/19
巨額不正資金疑惑のマレーシア前首相再逮捕 職権乱用の疑い:NHK 2018年9月20日 7時13分
そう言えば、マレーシアで起った金正男暗殺事件(2017/2/13)もナジブ時代であり、北朝鮮の言うなりでしたが、中国べったりの汚職漬けのナジブにはどうしようもなかったのでしょう。ここにもまた中国・北朝鮮の黒い影が見られます。
さてさて、皆様はどう思われますか。