中国環球時報が読売新聞を大きく批判したようです。
これと志村けん死去との関係は?
中国が早くも見据える「コロナ後」の世界 志村けんさん死亡にもピリピリ 中国が恐れるものとは:fnn 2020年4月20日 月曜 午後12:50
私たちが、中国に対して一番気になるのは
-
- 中国が、中国内であまり知られていない志村けんの死をどう扱うか
- 中国環球時報(電子版)が読売新聞を強烈に批判したこと
- 習近平の訪日は延期されましたが、それでなくても対米交渉の行き詰まりから日本に接近しつつある中国
の動きでした。
記事では
-
- 中国の新型ウィルスが志村けんを殺したという風評を恐れた(事実そうなりつつあるらしい)ことで、中国内では何よりも「弾圧している」庶民の反応が心配らしく、海外の日本でもその「愚民策」が通用すると錯覚しているようです。
- 読売の北京駐在総局長が「中国は新型ウィルス初動対応が間違っていたことを認めようとしない」と記事にしました。これは概ね西側の意見に沿ったもの。
- それに対して中国環球時報は、欧米への反論には意味がないと考えたのか、読売の記事はアメリカの顔色をみて書いており、総局長の中国滞在は無駄だった、とします。
- とにかく突然の中国による読売たたきは例年にないほどひどいもので、北京駐在員も戸惑う人が多いようです。
隠ぺいゆえかどうか
中国が発表する感染者数~死者数が減りつつありますが(昔から中国の発表を信じている人は少ない)、発祥地が武漢だったことは間違いないようで、これが「志村けんが中国に殺された」となりやすいので、新型の守りから読売攻撃に転じたものと思われます。
それが
「人から人へ感染する」ということを知りながら隠していたので、これだけ世界中に広まった、とするならば、責任は中国にある
と言えそうで、悩み多き中国ですね。
責任を認めると、中国への賠償が増えるでしょうから、絶対に認められませんので、読売を先制攻撃して、争点を移動させたいのでしょう。
中国の攻撃は最大の防御は韓国の争点移動とも似ており、中国~韓国文化の底辺を流れる大きな川なんでしょう。
さてさて、皆様はどう思われますか。