中国とアメリカの貿易摩擦は中国が起こしたことではないが、基本的に話し合いを通じて打開の道を探ることが大事だ。
日本の立場から考えても、中国もアメリカもいずれも大変ウエイトの大きい相手であり、自由貿易の規則を守りながら話し合いを通じて問題を解決して、世界がともに発展繁栄できる努力を中国もするし、日本もしてほしい。:程永華(在日の中国大使)NHKBS1 2019年1月30日
もちろん
「中国が起こしたことではない」は、言わされたらしい確信犯的な勘違いです。
貿易摩擦に限らず、対米問題に限らず、ほとんど「中国が起こしたこと」なんです。
うぬぼれが、事実を隠蔽、勘違いを増長しています。
大使が
流ちょうなその国の言葉でしゃべるということ自体を、ヨイショと思わないようにしましょう。
中国大使の場合も、日本語でしゃべるかしゃべらないかは、ヨイショとは何の関係もないでしょう。もしも大使が日本語でしゃべると「翻訳の間違いだろう」という疑いがなくなってしまい、かえって悪い方向に作用するかもしれません。
中国語の場合
同じ表現だけれども意味が全く違うことがあり、注意しなければなりません。
かつて「雲の上の人」という表現が日中で問題になったことがありました。
雲の上の人(日本):手が届かないほどの人
雲の上の人(中国):ボケ老人と同音異義か
中国語・韓国語などでは、日本語と似ている言葉があるため、思わぬ誤解を生むことがあります。似ているがために起こる勘違いなので、中国語と韓国語にご注意を。
「雲の上の人」に関しては、かつて鄧小平が激怒したらしいのですが、「翻訳間違いでは」とは思わなかったらしいことから「そんな程度の人だった」こともよく分かりました。
さてさて、皆様はどう思われますか。