カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

中国に関する醜聞 282 汚職その後

2017年10月24日 12時14分18秒 | アジア

ここでは「中国の醜聞」を集め、必要に応じて出典やリンクも用意しましたが、そんなに頻繁にリンクを確認できませんので、もしも「既にリンク切れ」となっていたらご容赦ください。


沢民時代(第二期)の国務院総理だった朱鎔基は、腐敗問題に厳しく、江沢民とその息子の腐敗を堂々と指摘してきた。江沢民の息子のことを「中国第一汚職王」と呼んだほどだ。江沢民は、このような反腐敗運動をする可能性のある者を排斥することに躍起になったのである。その結果、中国は手が付けられないほどの「腐敗大国」になっていった。:ロイター 2017年7月26日


江沢民が最初というわけでもなさそうなほど根深い中国の汚職ですが

  • 江沢民は汚職まみれ。
  • 朱鎔基が、江沢民のまわりの汚職を指摘。
  • 江沢民は、「反汚職を排除しようとした」。

そして今や中国は、汚職天国となっています。

今の

習近平の「汚職撲滅」に対して「反・汚職撲滅」運動が展開されているに違いなく、「汚職を使った汚職撲滅」運動も、その「反・汚職撲滅」をつぶす狙いがあるのでしょう。

私としては、どちらが正しいかを判断する資料がなく、汚職を放置したままだと「両方とも間違っている」としか言えません。二者択一ではないのですね(笑)。

とにかく鉄のカーテンで閉ざされているため、邪推するしかありませんが、「単純に汚職撲滅運動」を喜ぶだけでは、だましだまされの中国社会を理解できないままに終わることでしょう。  


インターネットの言論統制も厳しさを増している。9月上旬には中国の無料通信アプリ「微信」などで「環球実報」と名付けたグループを運営し、国外の報道や情報などを発信する場にしていた北京市の男性が当局に拘束された。米国に亡命した富豪、郭文貴氏が発信している王岐山・党中央規律検査委員会書記に関する汚職疑惑をあつかったことが問題視されたとみられる。:産経新聞 2017.10.18


中国共産党の幹部の汚職を扱う人たちは

たちまち拘束されるでしょう。なぜならば「中国共産党幹部の汚職は、国家機密」だからですね。そんな報道を許していたら中国共産党が崩壊してしまうので、徹底的に取り締まらねばなりません。

こういった幹部の汚職をあつかう人が拘束されるなんてことは、日本の中国びいきの人の口からは、決して聞かれないでしょう。不都合なことは聞かないことにしているので、全部「反中国派のでっちあげだ」とする事にしています。

一体どっちがフェイク・ニュースなんでしょうね(笑)。 


中国外相、カナダに汚職捜査の協力呼び掛け:ロイター 2017/8/10  


どうなんでしょうか。

  • 日常的には、世界中が中国共産党の支配下にあるとうぬぼれていて、外国や法律など、まったく無視しています。
  • しかし中国共産党にとって都合がいい場合には「汚職捜査に協力して欲しい」とします。「ならば普段から外国のことを無視する姿勢を改めよ」と言いたくなりますが、それはムダでしょうね。中国共産党はそんな程度の党なんです。  

さてさて、皆様はどう思われますか。


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。