日本でも見られますが、中国に多すぎる「爆発」。
報道規制のある国ですから、中国共産党に関係があれば
たちまちにして解決し、第三者による報道はないでしょう。
一方、中国共産党に関係がなければ
一定程度の報道があるでしょうが、途中で関係があることが分かれば急きょ報道は中止になるので、「関係があったかどうか」がこれである程度分かります。
工場爆発で2人死亡、12人不明=中国河南省:時事 2019年07月20日01時19分
化学工場の爆発らしい。
中国でまた工場爆発、5人死亡 ガス漏れが原因:afp 2019年3月30日
「また」から分かるように、ついこの間も爆発事故がありました。
中国・江蘇省の化学工場爆発、死者47人に 90人重傷:afp 2019年3月22日
習氏、爆発事故で世論誘導を指示 80人近く死亡でも「美談」:共同通信 2019/3/25 ←リンクがいつ外れるか分かりません
中国で21日に起きた化学工場爆発事故、死者78人に:産経新聞 2019.3.28
かなり前(1年ほど)にはこんな爆発もありました。
中国四川省の化学工場で爆発 19人死亡:bbc 2018年07月13日
北京のアメリカ大使館前で爆発 詳細は不明:日テレNEWS24 2018/7/26
こうなれば事件を区別するのに
- 起こった年月日
- 起こった場所
- 伝えられる死亡者数
などを考えておかねばならないようです。
中国では「爆発」事故が多いようですが
なかには、秘密としたい工場での事故も含まれるでしょう。
その辺りは報道規制という手段があるので心配不要です(笑)。
最後に「中国での爆発」に関係した次のようなお話も・・・・・・
1054年に中国で記録された超新星爆発は、おそらくカニ星雲:ジョン・ボスロウ「ビッグバン危うし」青木薫訳 講談社
これは「超新星爆発」と予想されることです。
こういったように、当時そんな言葉すらなかったようなことが、各地の目撃を寄せ集めると分かってくることがあります。
研究者も、古代言語を理解する必要があるのでしょうか。
藤原定家が書いていた日記「明月記」に関する記述です。
1229年(寛喜元年)定家68才、夜天に「客星(カクセイ)」があらわれた。これは新星または超新星の爆発。:堀田善衛「定家明月記私抄」新潮社
レストランは、中国で最も礼儀の盛んなところである。その証拠に、宴会がある、礼儀をめぐって、かならず二度戦争をする。
第一戦は、「避位の戦い」である。床の間を背負う資格のある人は、主賓である。ほとんどが地位の高い金持ちだ。しかし、そんな人はいくら勧められても、その席に座らない。みんなで口々にそこに座るように勧め、主賓を押したり引いたりして、なんとか主賓を座らせるのが大変だ。主賓が座った後、次席、3席、4席、十数分、あるいは数十分も、大騒ぎしてやっとみんなが席に落ち着く。宴席の間、酒を勧めたり、料理を勧めたり、一陣の混乱があり、まことに人を疲労困憊させる。
それから宴席が終わると、第二戦が爆発する。すなわち、「避門の戦い」である。帰る時は、偉い人から退席することになっている。みんなアヒルのように出口に詰め掛けるが、まるで門の外側に深くて計り知れない落とし穴でもあるかのように、外へ出ようとはしない。主賓も今度こそは、と決意を固めて、たとえかつぎ出されても出ようとはしない。:柏楊(ポーヤン)著「醜い中国人」光文社
ほほえましい、しかしくだらない「爆発」ですが、最後にはふさわしいでしょうか(笑)。
さてさて、皆様はどう思われますか。