カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

日大アメフト問題

2018年05月20日 14時15分35秒 | スポーツ

日大アメフト監督内田正人が辞任を表明したようです。

これはワイドショーで数多く取りあげられているので、ご存じのかたが多いことでしょう。

ただしこれだけ話題になっているのに、2018/05/20 13:00現在Wikipediaでは事件に触れていません。

この騒動を見て私が感じたことは

人間が作り出した組織の根深い問題 

でした。 


日大の内田監督が辞意 「全責任は私に」:毎日新聞 2018年5月19日 


このコメントだけを見た人は「立派な人だ」と思ったことでしょう。しかし私の考えは、もしも報道が正しければ、という条件付きですが・・・・・・

  • 絶対に漏れないという自信があったのか(中国・露と同じ)、それとも大学側と監督の間に奇妙な関係が見られたためか。
  • 取材が自由な日本ですから(中国・露との違い)、監督の指示で不正タックルをした、という証言が出はじめた
  • 日大側が「監督と選手とのあいだで乖離があった」などとわけの分らない発言をしましたが、大学側で調査ができないことを示しており、進退は監督に任せていたようです。
  • ただし当初監督は「不正タックルをするよう指示はしていない」としていたのに、最終的には「全責任は私に」でコーチ陣には責任がなかった、と言いたいようです。不正な指示をする監督のいいなりになっていたコーチ陣には、結束の深さに比例した致命的な欠陥があったのでしょう。 

つまり

アメリカンフットボールの強豪校に育ててくれ、それが大学の運営に役だったことを暗示しています。

監督みずから、事大主義をやってのけ、不正行為を見つけることができなかったのみならず、監督みずから不正行為に荷担していたかも知れず、ロシアの薬物使用隠ぺい工が国家ぐるみだったのに似ていると感じました。

この事件も

監督の指示があったという内部告発や匿名の証言があり内田監督の辞任に至ったと思われ、ロシアや北朝鮮からすると、「稚拙な行動だった」「自分ならもっとうまくやる」とになりましょうか。 

それにしても「全責任は私に」の一言で一件落着にしておけば、間違いなく似たようなことが起ると思います。

絶対に外部には漏れない、という自信は相当古い感覚であり、淘汰される人たちなんでしょう。

さてさて、皆様はどう思われますか。


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