カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

韓国の醜聞206 よくわかる外国

2017年03月11日 10時26分53秒 | アジア

日本から外国をみていると

そこに住んでいない」から見えてくるものがあります。

木を見て森を見ず」という諺(ことわざ)があります。「着眼大局・着手小局」も同様の意味でしょうか。いずれも視野狭窄症(しやきょうさくしょう)の人には縁がない言葉なのかも知れません。

実際に住んでみると「住んでいない人には分らない社会環境」がみえてくるものですが、それが「全体の理解につながる」とは言えません。

「全体は常にもやっている(もやがかかっている)」ので、そのもやを吹き飛ばして見渡そうとすると「取るに足らない経験に基づく独善」に陥る心配があります。

日本から韓国・中国をみていると、よく分ることがあります。

それは日本や世界と比較するからで、実際に韓国に住んでいる日本人や生粋の韓国人には分らないことでしょう。

その逆もあるので、ご心配なく。←何の心配

韓国生まれの韓国人なら、いま朝鮮半島がおかれている情勢に鋭く反応し「2色のどちらかに染まりがちな国民性」もあり、必然的に社会の圧力を感じているはずですが、その「圧力」の善悪に関して私には判断できません。

「韓国のことは韓国人が決める」のが基本ですが

外部の人間にも、何かをいう権利くらいならあるはずでしょう。

「がたがたと日本に干渉するのが正当・正統である」とする多くの韓国人たちが「日本のことは日本人が決める」という原則を著しく逸脱しているのはその未熟さを考えると当然ではありましょうが、私はそんな低レベル論争には巻き込まれたくないので「韓国のことは韓国人が決める」原則を守りたいと思います(笑)。


昨日(2017/03/10)韓国憲法裁判所が下した朴槿恵(パク・クネ)大統領罷免決定(弾劾は合憲)からも、いろいろなことが分ってきます。

これを報道する韓国メディア

▲有頂天になっているやにみえる左翼陣営

(前大統領)朴槿恵の悪行を列挙し、これだから罷免されて当然、という筆の調子です。しかしそういったものの見方が反発を生んでいると気づいていないらしい。

保守派の「瀬戸際外交」に対して極端な反発を見せ、どっぷり共産主義に迎合しているようにみえてしまうのですが、この人たちもまた「瀬戸際外交」に走っているのです。

日本でも妙に中国共産党へべったりの人がいて中国の不法行為に関しては固く口を閉ざすのが普通です。ヤクザや総会屋には触れないでいるといったかつての姿勢ですが、韓国のこの手の人たちもまた同様に北朝鮮のマレーシアでの犯罪や中国の横暴に関しては口を濁しています。

北朝鮮・中国などへの接近を懸念する右翼陣営

(前大統領)朴槿恵が限りなく中国に接近していた頃、昨年2016年に米製THAADミサイル韓国配備を決めたため、中国がしつこいくらいに韓国を制裁し始めました。いわば保守派の瀬戸際外交が中国の豹変を招いたと言えます。

あきらかに保守派に無理があったようですが、中国の「一方的な海外進出に対する周辺諸国の警戒を敵視するような姿勢」に益々疑惑が深まります。

「憲法裁判所は歴史の犯罪者になるべきではない」というプラカードを掲げた人がもし韓国憲法裁判所の最終的な「大統領罷免」の判断にさえ反抗するというのなら、もう韓国は法治国家からほど遠いと言わざるを得ません。

これらの人たちは「裁判所が善悪を判断しているのではない」ことを理解できていないとともに、韓国の裁判所が韓国の法律に依拠(いきょ)せずに、世論におもねているのも事実でしょうから、韓国憲法裁判所もその例から逃れられないのかも知れません。死者が出る程の大混乱の発端はその辺にありそうです。

右や左の人たちが自分たちだけの善悪観で「何かを死守しようとする姿勢」は、ここ沖縄にも見られます!

私たちの身の回りでもそうですが

ある議員候補の若い頃の発言や行動などが頭に残っているため、例えその人が成長してから大きく変わろうとも、またその子どもたちがどうであろうとも、昔の記憶をたよりに偏った見方をし続けるものです。

それしか情報がないから、とも言えますが、「私たちの総合的な判断力」がそんな程度であることを認識しておきたいものです。

これを伝える世界各地の報道機関

これまた、偏見にみちみちた報道をするものですが、場合によっては大きく事実だけを伝え、判断を読者に委ねる事があります。

同じ新聞社なのに、社説と記事とでは、別の主張をしている場合もみられます。

これは編集主幹と取材する記者とが異なるからであり、それを当然のように捕らえている地域もあります。よって安易に「どこどこの新聞社はなになに系だ」と勝手に決めつけないで、慎重に長い期間を通して判断するのがよさそうです。

署名入り記事はその参考になろうかと思います。ある新聞社はどうも好みではなくても、署名記事があるため特定の記者が好ましくなるかも知れません(笑)。

ただし概して言えることは、それぞれの報道機関が、「公平を装って伝えれば伝えるほど、自社ではなく自国の利益と照らし合わせた記事になることが多い」、という傾向にも留意が必要でしょうか。このことによって、その国の国益が浮かび上がることもあるのです。

お役に立つかどうか分かりませんが

自分で判断する

これしかないのでしょう。私が言っていることを含めて、信用しないことですね(笑)。

さてさて、皆様はどう思われますか。


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。