2018年の11月場所では、全横綱3名が休場しております。
白鵬と鶴竜が共に全休。
稀勢の里は初日から4連敗となり、5敗目を不戦敗となり残りを休場しました。引退間近でしょうか。
いま大関3人(豪栄道・高安・栃ノ心)ですが
豪栄道も13日目から休場して2人だけが15日間取り組みました。
そこで下位の力士にチャンスが訪れます。
昨日(2018/11/25)は千秋楽(15日目)で
- 先に小結の貴景勝(たかけいしょう)が錦木(にしきぎ)を破って13勝2敗を保ちます。
- 結びの1番で大関高安(たかやす:12勝2敗)と関脇御嶽海(みたけうみ:6勝8敗)があたりました。もし高安が勝てば13勝2敗となり貴景勝と同じ勝星となって「貴景勝-高安」の優勝決定戦となります。本割りでは高安が勝っているので、貴景勝としては厳しい相手でした。なお御嶽海は7月場所で初優勝しておりますが、今回は振るわない結果でした。
- 結びの1番の結果として御嶽海が勝ち7勝8敗に、高安が負けて12勝3敗となり、自動的に貴景勝の優勝が決まりました。
勝負とまったく関係がありませんが
高安と御嶽海の両方とも「父親が日本人/母親がフィリピン人」であり、この意味でも興味深い取り組みでした。
相撲界の本場所は、奇数月の6場所で、2018年度の優勝者は
- 1月場所:栃ノ心
- 3月場所:鶴竜
- 5月場所:鶴竜
- 7月場所:御嶽海
- 9月場所:白鵬
- 11月場所:貴景勝
鶴竜が2回、その他で、別々の力士が優勝しております。
これは将棋界での8大タイトル戦で2018年度には
- 王将:久保利明
- 棋王:渡辺明
- 叡王:高見泰地
- 名人:佐藤天彦
- 棋聖:豊島将之
- 王位:豊島将之
- 王座:斎藤慎太郎
- 竜王:羽生善治
と豊島が2つのタイトル戦で優勝したのを連想させます。
なお最後の羽生が保持しているのは「竜王位」であり、7番勝負のうち昨日2018/11/25第5戦で挑戦者広瀨が勝ち、あと3番勝負となり、12月中に決まる予定です。どちらが勝っても2018年度の8大タイトルのうち2つが豊島で、それ以外6つが別々の人に分けられることとなります。
なお囲碁では(2018/11/19現在)
- 棋聖 :井山裕太
- 十段 :井山裕太
- 本因坊:井山裕太
- 碁聖 :許家元
- 名人 :張栩
- 王座 :井山裕太
- 天元 :井山裕太
と井山裕太が7タイトルのうち、5つをとっていて、台湾出身の人が碁聖と名人を保持しています。
なお一時期、井山裕太が7冠を独占して話題となりましたね。
日本でも今
将棋界では、高校生の藤井聡太7段がプロで大活躍し、卓球やバドミントンなどでも世界でトップを占める人が出てきました。
不思議なもので、画面の緻密さも増しましたが、撮影技術も向上してますます興味をかき立てています。
しかし誰かが「無責任にも」つぶやいておりました。
うちにも、あんな息子(娘)が欲しい・・・・・・
しかし
そこまでに投じた費用がどれだけ多かったかを知る人は少ないのです。
ほとんど(99%ほど)の若い芽が、①ケガ、②才能、③親の経済力、などが原因で脱落し、まれに細々と趣味でやっている程度の人が見られます。
さてさて、皆様はどう思われますか。