平昌五輪開催の20日ほど前になってきました。
しかし、まだ決まらないのがアイスホッケーの選手枠です。
開催1ヶ月前になっていきなり開かれた南北会談に起因します。
流れは次のようになるでしょうか。
- 開催1ヶ月前に突然南北会談が開かれ、北朝鮮が五輪参加を表明
- 開会式に統一旗で入場し、なぜかアイスホッケーの南北合同チームが結成されることになり北朝鮮が12名の選手を予定しているとのこと・・・・・・開催国がその国の旗で入場できず五輪後にもとの木阿弥か。また表彰式の扱いも急に変更が難しく、アイスホッケーだけ別扱いか。
- 韓国のアイスホッケー選手が「同じ選手枠なら除外される韓国人選手が出て来るので、ぎりぎりになっての合同チーム結成には反対」と表明
- 韓国チームのコーチも(人数枠には関係なく)急にチーム編成を変更するのに反対した・・・・・・チームワークに問題があるか
- 韓国政府は、韓国人選手には影響が出ないよう(23名枠を35人枠へ増やす)ことを匂わすのですがIOCやIIHF(国際アイスホッケー連盟)の許可を得ていない・・・・・・韓国は開催地に過ぎず、競技ルールの変更権はない
- 韓国の初戦の対戦相手であるスイスが間際になっての定員枠増加に反対表明
- 韓国首相李洛淵(イ・ナギョン)が「南北女子アイスホッケーはメダル圏内にいない」と発言・・・・・・順位が20位以下というのは別問題でしょう
- 1月27日のエントリー締め切りまでに「合同チームで特別措置の定員増加」か「従来通り南北別々の参加」かを決めなければならない
今こういった段階にあると思われます。
近いとは言え遠くの国の出来事ですから、あやふやなものです。
すべての混乱は、開催1ヶ月前になって北朝鮮が参加を表明し、アイスホッケーの南北統一合同チームを作ろうと提案したことに、始まります。
私は、統一チームを作るのは性急すぎ、従来通り別々のチームで望むべき、と考えています。
北朝鮮がへそを曲げて、参加を取りやめるのではないかと恐れています。
北朝鮮にとっては、五輪参加は「金王朝存続のための道具にすぎない」のでしょう。
今回の問題
ルールなどあとからついてくるとばかり、開催1ヶ月前になって南北会談を開き規則を変えようとしております。
「約束」を守れとする人たちにとっては、この突然の変更は認められないでしょうね。
いかにも韓族らしい考え方でした。
約束でものごとを考える・・・・・・普通の民主国家
善悪でものごとを考える・・・・・・儒教国家の思考
北朝鮮にかき回されるオリンピック・パラリンピック、まるで
平昌(ピョンチャン)五輪ではなく平壌(ピョンヤン)五輪ですか。
さてさて、皆様はどう思われますか。