カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

中国の汚点

2015年02月02日 17時49分51秒 | アジア

私は、決して「中国」に対して反感をもっているわけではありませんが

  • あまりにもひどすぎるその偽り体制・捏造体質には、大いなる疑問をもっております。
  • 客観性(ゃっかんせい)の「」さえありませんね(笑)。
  • 1%でも理があれば、もう同等の立場であるとする図々しさ、もう10%の理があればもう勝ち誇ったかのように振る舞う姿勢には、あきれてしまいます。この国には、「道徳」とか「まともな常識」がないのだろうか、と。

ただそれだけです(笑)。

こんな意見もあります。御覧いただければ幸いです。

 

まだまだある。中国は2011年の統計によると、25の指数で世界のワースト1になっている。「世界経理人」の総合的統計指数サイトがあるが、このサイトは相当信頼性が高いとされる。そのうちのいくつかを紹介しよう。

①貧困家庭の子供が大学に合格しても、学費を出せないことを悲嘆して、親が自殺し、家庭が崩壊するというケースが世界一多い。

②農民9億人に、ほとんど何の医療保障もない

③炭鉱崩壊などの事故発生数と犠牲者数が世界一。

④中国で最近10年間、貧官汚吏(たんかんおり:不正な役人)が不正に手に入れた公的財産が5000億人民元。それらが海外へ流出、しかもほとんど永久に返却できない。

⑤中国政府が毎年公金として飲食、買春などに濫用する金銭的損失が3000億人民元に達する。

⑥中国政府が使う毎年の公務用車代が2000億人民元(約3兆円)

⑦農村部では多数の失学(勉学機会を失った)児童と、すぐにでも倒壊しそうな危ない校舎が溢れている。それにもかかわらず、中央テレビ局の庁舎を新築するなど、このような格差対応でも世界一だ。

⑧中国では毛沢東時代に売春、風俗業を根絶したのだが、現在売春婦や「逼良為娼:ひつりょういしょう」(生活のため普通の女性や人妻が売春業や風俗業を余儀なくされる)事例が世界一多い。

⑨中国の都市部の発達レベルは欧米並みであるが、人口が絶対多数を占める農村部はアフリカ最貧国の農村と同レベルである。その都市と農村の格差の大きさで世界一。

⑩都市住人としての待遇を受けることなく、建設業やサービス業で働く農工民の数が世界一。

⑪中国は、義務教育を標榜しながら初・中等教育で高額の学費を徴収する、世界でも唯一の国である。

⑫中国は国連安保理常任理事国であり、アジアの大国でありながら、唯一先端武器を輸入している。

⑬中国政府が公表する官民比率は現在1対28(国民の28人に1人が役人)で、この多さも世界一。

これらの世界ベスト1とワースト1は、「中国の偽進歩の実相」を雄弁に立証している。

中国は、強国にはなったものの、経済、文化、人力資源、外交および政治などソフト・パワーのすべてにおいて、世界の「先進国」に入っていない。

これに対し、2008年アメリカのシカゴグローバル事務委員会と、韓国の東アジア研究院が共同で「米中日韓国家のソフト・パワー比較」調査を実施し、その報告の中で次のように指摘している。

「全体的なソフト・パワーではアメリカが第一位で、中国は日本と韓国よりも下位に留まっている。中国はすべての領域で後進だ。中国は経済や軍事力で強大化したものの、いまだに所在国家地域や全世界に直接、および間接的に影響する協力的ソフト・パワーに転換していない」

:P.37-39 金文学「進化できない中国人」祥伝社 平成26年3月20日初版第1刷発行

 

これらは、中国の武力拡大する領土に関係しています。

  • あり得ないほどの国内経済格差を維持できるからこそ飛躍的な経済発展が達成されたのですが、一人あたりの所得に関しては、あまりにも惨めなほどの低レベル。これをどう見ますか?
  • 領土が広く、よって低賃金でこき使える国民が多いからこそ、全体的なGDPが増えて世界第二位になっていますが、一人あたりの所得はみじめなほどの個人生活でした。

私は決して中国をおとしめる意図をもっている人間ではありません。しかし上にも述べたとおり、あまりにも欺瞞が多すぎることに対しては、徹底的に反論しなければならない、と思うだけです(笑)。

一般的な日本人は、いくら相手が捏造と欺瞞にあふれていようと、なにも発言しないので、私が言わなければならないと思うからです(大笑)。

念のため申し添えるならば、著者の金文学は、日本国籍を得ていますが、中国で朝鮮族として生まれた3国語をあやつる人特有の運命か、微妙なバランス感覚を保っておりますので、そのあたりを忖度〔そんたく〕いただければ幸いでごぜーますだ(笑)。