一般の人々の医療理解がいっそう深まる中、医療機関が自発的に情報を発信することは、もちろん社会から歓迎されることですが、それらの情報が受信者にとって有益な内容であり、理解可能な表現で説明されていることが必要です。
広告のように、一方的に伝えるだけの情報であったり、発信者の利益にだけに連動している内容では、医療の利用者の感性には届きません。情報を創るまえに、「広報とは何か」という基本的理解を、とりわけ病院広報の特異性に関わる理解を進めたいものです。
しかしそれが、広報担当者や広報委員だけのものでは意味がありません。トップや経営企画はもちろん、利用者と接する専門職こそ基本的理解が重要です。これに成功すれば成員すべての行動の中に、広報のセンスと眼差しが芽生え、適切なコミュニケーションが育まれるはずです。
その全国の病院での最新取り組み実例が11月29日・30日、倉敷で披露されます。詳しくはhttp://his.popmc.jp/でどうぞ。
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