大場谷地は今、コバイケイソウとレンゲツツジが見頃。
レンゲツツジはつぼみのものも多く、まだまだ楽しめそうです。
展望デッキ手前の木道沿いでは、ミズナラが雌花を咲かせています。
雄花は一足先に咲いてもうおしまい。なかなか近くで見られないお花です。
展望デッキのニッコウキスゲはまだつぼみ。
数週間後にはここが黄色く染まります。
ワタスゲの花穂はたくさんありました。今年も白と黄色のメルヘンな組み合わせが見られるでしょうか?
展望デッキを出て木道を進むと、ミツガシワの群落が。
小さいですが、よくみるとひとつひとつの花の存在感に驚かされます。
タテヤマリンドウもまだまだたくさん咲いています。
画像下部にエゾノリュウキンカが咲いています。
今年は春の花と初夏の花が一緒に見られる大変レアな年のようです。
林縁には、雪解けの遅かったところからようやく枝を起こしたタムシバが咲いていました。
赤と白の競演。
ツクバネソウ
サワハコベ
ヒロハユキザサ
ワタスゲ
焼山を望む
木道の中ほどにはすでにニッコウキスゲが咲いています。
数年に一度花の大群落を作るコバイケイソウ。
2年前の当たり年を経て、今年はお休みの年のはずですが
それでも昨年以上の数の花が確認できました。
この日は「ふれあい登山(2)大場谷地ハイキング~初夏の湿原の花を見に行こう」の開催日でした。
イベントの様子はまた後ほど掲載いたします。
大場谷地の木道は一部傾いたり段差になっていて歩きにくいところがあります。
中ほどから奥にかけてはコバイケイソウの葉などが木道にかぶさっているところもありますので
足元には十分お気を付け下さい。
この時期はたくさんの方が大場谷地に訪れますので、お互いに道を譲りあっていただき、
皆様が快適な散策ができますようご協力をお願いいたします。
(かさい)